03/11/11 02:11 L3S6Y2SL
安部公房の、「箱男」に挿入されたこの詩>>23を読むと、
胸がいっぱいになる。
読書の秋(もう冬か)、暇な方は「箱男」、是非読んでみてください。
はっきり言って、読みづらい話です。
誰が本当の「ぼく」なのか、「ぼく」というのが本当に
このノートの記述者なのか、
(この小説は、
「これは箱男についての記録である。
ぼくは今、この記録を箱の中で書きはじめている。頭からかぶると、すっぽり、
ちょうど腰の辺まで届く段ボールの箱の中だ。
つまり、今のところ、箱男はこのぼく自身だということでもある。
箱男が、箱の中で、箱男の記録をつけているというわけだ。」
から始まる)、
それとも被記述者なのか、
すべて麻薬中毒患者の頭の中の話なのか、錯綜して・・・
・・・もうだめ。思い出すだけで胸苦しくなってくる。
ブックオフあたりでも時々見かけます。
100円で売られてるあわれな箱男を見かけたら
ぜひ買ってやって下さい。