03/09/01 15:58 DwetqbaT
831 :優しい名無しさん :03/09/01 02:49 ID:+tUNw5H6
そううつ病の危険因子解明 働き低下で危険性4・6倍
100人に1人がかかるとされるそううつ病の発症に、
XBP1と呼ばれる遺伝子の働きが深くかかわっていることを、
理化学研究所の加藤忠史博士らのチームが突き止め、
31日付の米科学誌ネイチャー・ジェネティクス電子版に発表した。
この遺伝子の働きが低下していると、発症の危険性が約4・6倍高まることが分かったという。
チームによると、そううつ病の危険因子が明らかになったのは初めてで「治療法の開発に向け大きな成果」としている。
チームは、遺伝子がほぼ全く同じと考えられる一卵性双生児で、
片方だけがそううつ病になった2組計4人のリンパ球の遺伝子を比較した。
この結果、2組とも発症者だけが、XBP1の働きが低下。
この遺伝子を活性化させるプロモーターと呼ばれる部分の塩基配列の違いなどで、
XBP1の働きに違いが生じることが分かった。(共同通信)
[9月1日2時8分更新]
URLリンク(headlines.yahoo.co.jp)
833 :優しい名無しさん :03/09/01 09:32 ID:bv/5zm9B
↑の記事について、ちょこっと補足。
>現在、そううつ病の治療薬は3種類あるが、
>そのうち1種類にこの遺伝子の働きを改善できる効果があるという。
このことについて、中日新聞の記事では、次のように書かれていました。
「この遺伝子の働きを回復させるには、三種類ある気分安定薬のうち、
バルプロ酸が有効なことも判明。」
バルプロ酸ナトリウム(製品名デパケン、バレリン)のことと思われ。