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【 多重嗜癖・クロス・アディクション】URLリンク(www2.wind.ne.jp)
アルコールや薬物の乱用が続いている患者に深層心理を扱うような精神療法はなじみません。嗜癖治療を優先するのが原則です。
わざわざこんなことを言うのは、個人精神療法を主体とした治療が、嗜癖患者との歪んだ身動きの取れない治療関係の中で行き詰まり、
治療関係によって傷ついた患者(と治療スタッフ)を見ることが多いからです。
嗜癖治療には自助グループの利用が欠かせませんが、群馬県には、アルコール依存症のAA、断酒会のほか、薬物乱用者のNA、摂食障害者のNABA、
OA、嗜癖問題全般のAKK、機能不全家庭出身者のためのAC、家族のための自助グループなど多数があります。赤城高原ホスピタル院内でも
自助グループ活動は活発で、女性被虐待者のミーティング、女性アルコール症患者のミーティングなどもあります。また上記のグループからの
メッセージ(院外の回復者が司会をする院内ミーティング)もあります。入院患者はこれらの院内ミーティングに出るだけではなく、
入院中から院外のセミナーやミーティングなどの自助グループ活動に参加します。
多重嗜癖の若年女性の場合、病気の根が深いので、治療は年単位の長期にわたり、行きつ戻りつの困難なものになりますが、
治療予後は必ずしも悪くないように思われます。