03/07/06 20:35
当日、研修開始前の会場で、以前から存じ上げている、ある総代さんと少し話す時間がありました。教団の将来
を一心に考えて下さるお姿に会い「やはり混乱をきたしてはいけない」とふんぎりがつきました。全国門徒総代会
会長の長野氏とは面識がありませんでしたので、和冶部長に引きあわせていただきました。この点、被告側第4準
備書面・別紙1にて、和冶部長が証言している「研修室4にて長野武一会長と大畠氏が会話しているところを見か
ける」は事実と食い違います。私は長野会長とは面識がありませんので、和冶部長から紹介していただいたという
のが事実であります。
長野氏と和冶部長に「書面にかかれている諸般の事情という不明確な理由による出講取り消しには同意できませ
ん。しかし、研修会を混乱させることは本意ではありません。ですから、どうすべきかを考え昨夜もほとんど眠れ
ませんでした。寝不足で体調に自信がありません。この状態で研修会に出させていただいても、十分なお話が出来
ないかもしれませんので、体調不良ということで、出講を控えさせていただきたいのですがよろしいでしょうか」
と申し上げました。お二人は「わかりました」と同意されました。この点も被告側準備書面の、和冶部長が「体調
不調のための辞退としてはどうか」と提案したという内容は事実に反します。
裁判官にご理解いただきたいのは、私は納得のできない出講取り消しの決定に合意したのではありません。後に申
し上げますが私にとって何より大切であり私の名誉は基幹運動に取り組むことです。権威主義や権力支配を克服し
、僧侶・門徒が互いを信頼しあえる教団を実現していくのが基幹運動のひとつの願いです。研修会を混乱させ信頼
を損なう事を避けたかったから私のほうから辞退したのです。それに、合意したしない以前に、明確にできない理
由で出講依頼を取り消した事が既に問題であると思います。