03/07/26 07:29 HLurh9Tw
(ドロップアウトしたあとの)就職ネタをば。
人文・社会系は修士に行ってしまったら博士に進んでアカポス狙うのが
一番「無難」な生き方かと思います(旧帝などに限られるかもしれないが)。
研究に行き詰まりを感じ始めたら、研究と並行して早めに公務員試験などに
ついて調べること。まず年齢制限が大きな壁になるので、いつまで研究生活
から脱出できるのか知っておくこと。また、研究の妨げになるかもしれないけど
公務員試験の出題範囲が専門外であるならば、勉強を並行しておくこと。
・研究が好きで好きでたまらないし、順調で、先生にも気に入られている
・研究に失敗しても親の資産などでのんびり暮らせる、あるいは継ぐべき家業がある
・結婚して扶養家族にしてもらえる可能性がある
などでない限り、人文・社会系の院に進んだ時点で「簡単に生きていく」という
選択肢を捨てたことになります。
※ただ文系のいいところは、上にも書いてあったけど博士号取得が困難なため、
中退でも業績があればアカポスにつける。高校時代の友人が退学で、旧帝の助手に
なった。
理系の場合、特に実学系の場合は、研究に息詰まったら直ちに就職活動を
始めればなんとかなります。私自身、まだどこも内定をもらっていませんが、
人材バンクに相談したところ、「今まで大学院に在学していたのであれば、企業
側も半分新卒扱いで、経験年数や求めるスキルに欠ける点があっても採用
してくれますよ」とこのこと。どこまで信じてよいか分かりませんが、向こうも
商売なので人によっては門前払いもあるそうです。それを相談に乗ってもらえる
だけでもありがたい話だと思います。公務員も地方上級の年齢制限が
今年までだったので、準備もせずに受けましたが、幸い試験区分に自分の専門
があったので全く勉強せずに1次は受かりました。
「民間でもいいや」と開き直ることさえ出来ればあとは行動力次第で
なんとかなると思います。もっとも、今まで目指してきた「博士号」「アカポス」を
諦めるまでには少々時間がかかると思いますが。
ちなみに私は自己洗脳が完了して、「民間で働きたい!」という心境になっています。