03/03/05 13:51 7uN2D4hJ
吉行淳之介の短編小説に、紛瘤がヒントとおぼしき描写があったんだけど。
女性が紛瘤を内股にこさえて、主人公である男性が
夜な夜ないい腫れ具合を見計らって絞る話。
やがてある日、自分が紛瘤になる白昼夢を経験することになる。
いたるところに紛瘤が出来て、病院に行くと医者が
「それでは手術しましょう」と大きなペンチを取り出す。
身体のなかで一番大きな紛瘤をペンチで挟んでゆっくりと引っ張ると、
身体中の紛瘤が木の根のような筋状に連なりながら次々と抜けていく…
という幻想的な小説です。
紛瘤が赤く腫れて痛むときによくこの小説のように引っこ抜けたら
どんなに気持ちよかろう
と、いつも妄想してしまいます。関係ない話でごめんなさい。