11/12/29 15:32:57.33
>>276の続き
そして一晩が明けた。
郭図「煕将軍ッ!将軍ッ!」
袁煕「どうした・・・。今日は予の死ぬにになるやもしれんというのに・・・。」
郭図「焦触ッ!張南ッ!逃亡した模様ッ!」
「そして兵も半分になっています・・・。おそらく逃亡したのでは・・・。」
袁煕はしばらく絶望の表情だった。
しかし・・・
袁煕「はははっははっ!!!」
郭図「どうなされた将軍!」
袁煕「しかたあるまい・・・!この数でも白馬へ突っ込むことに変わりはないッ!」
「郭図ッ!そなたは河北軍本陣に戻るがよい。死ぬのは予だけで十分だ。」
郭図「しかしッ・・・!」
袁煕「行くのだ。これは主命なのだ。」
郭図「ははっ!」
そして郭図は本陣へ去って行った。
袁煕は残った兵を集めた。
袁煕「諸君!残った君たちは勇者だッ!予のせいでそなたらを戦場へ導いてしまうこと、許してほしい・・・。」
「そして予と生死を共にしてほしいッ!」
袁煕兵「オオーッ!!!」
兵らはもう死ぬしかないことを悟っていた。
それならば戦ってやるという猛者らが残ったのだ。
袁煕「我らが力見せてやろうぞッ!!!!
い ざ 出 陣 ッ ! ! ! 」
○袁煕率いる第四軍は白馬へ突撃しました。