11/12/28 01:39:58.24
>>262
【河北軍本陣】
沮授「卿の価値は攻撃ではなく守備に在る」
----「その粘り強さ、用兵の巧みさは特筆に値するが卿には疾風のような疾さが無い」
(沮授は冷ややかに笑う)
(その冷やかさの中に、強烈な自負心と憤怒が渦巻いている事を沮鵠は知っていた)
(まずい、これはまずい事になってきたぞ…)
沮鵠「ちょ、ちょっと…」
沮授「卿は疾さを軽んじておるようだが、」
----「それならば卿には卿なりの成算があって、そのような不遜な言を吐くと見ゆる」
----「宜しい、それでは卿の必勝の策を聞いてみようではないか」
----「まさか、まさか兵力だけを恃んで力で押しまくる、などとは申すまいな?」
----「河北にその人在りと言われる名将の『必殺の奇策』、古の神術にも比肩するものであろうな…」
沮授「では卿の神術、拝聴致そう」
----「もし、愚策しか浮かばぬならば黙っていてもらおうかッ!!」