11/12/26 01:36:02.35
(>>227続き)
于禁「戦場で散るでなく、毒如きで苦しんで命を落とすとは、情けなし!!」
----「袁紹軍よ、私を釣り上げて砦外に誘き寄せようと考えておようが、」
----「上質な餌がないと喰い付いてやらんぞ!!(>>210)」
高覧「馬鹿息子はまともな進退も出来ぬし(>>215)、第四路の郭図は何をしているのか…」
張郃「畜生、畜生ッ!!」
----「于禁の野郎、実に見事だ!!」
----「河北の愚将共にもお前の爪の垢を煎じて飲ましてやりたいぜッ!!」
─さて、後方では。
沮授「さて、儁乂が仕掛けている頃だろうか」
----「鵠、鵠ッ!!」
沮鵠「父上、物見の準備はできておりますよ?」
沮授「そうか…」
----「ふむ、むむッ?」
(沮授は目を疑った)
(攻城兵器まで渡らせた第一路の張郃と高覧の隊が、敵を前にして退いていくからである)
沮鵠「臆病風に吹かれたか、愚将めがッ!!」
沮授「馬鹿者ッ、凡愚なのは袁煕殿と郭図の阿呆ぞッ!!」
----「あの馬鹿ども、何故に白馬に向かっておるかッ!?」
----「ムムムムムッ、儁乂と高覧に本陣に引き返し、遊軍として備えよと…」
沮鵠「…?」
伝令「張郃様より伝令でございますッ!!」
----「騎兵が敵方の策に嵌り行動出来ぬ故、一旦戻って態勢を立て直すとの由ッ!!」
沮授「張郃ほどの男が敵の策に嵌るとは…」
----「だからこそ、油断してはならぬと申しておるのにッ!!」