11/12/18 23:48:30.78
>>163
【河北軍本営】
沮授「我が君より、総指揮は某が承ると決した」
----「これから某の口より出る言は、軍法そのものッ!! 」
----「某の指揮に従わぬ者は斬に処す故、必ず、必ずや守るのじゃッ!!」
----「して我が君、第一路の将は某では務まらぬと存じまする」
----「儁乂、儁乂殿ッ!!」
張郃「オウッ!!」
(雄々しく立ったこの男、姓は張、名を郃、字は儁乂という)
(公孫伯珪との戦いで嚇々たる武勲を残した事で、若年ながら一軍を預かる事になった)
(河北軍ではいわば新顔の武将である)
沮授「延津の攻撃は、疾さと勢いが何よりも必要」
----「老いさらばえた某ではなく、果断で武略に長じた者こそ必要かと存じる」
----「第一軍は張郃、副将を高覧とし、この二将で延津を粉砕すべしッ!!」
高覧「オウッ!!」
沮授「そして第二路は顔良殿ッ!!」
----「卿が指揮を執られよッ!!」
----「貴殿は軽兵を率い、白馬を牽制しつつ、時を見て攻略に移るべしッ!!」
----「決して敵を侮らず、餌に喰いついた『フリ』をするだけで良い」
----「伏兵に出くわしたときは、迷わず退くべしッ!!」
沮授「そして第三路および第四路は先鋒の背後を固め、怪しい動きあれば」
----「直ちに先鋒の救援に向かうべしッ!!」
沮授「下知は以上」
----「質問は手短に行い、必要なくば直ちに出立致すべしッ!!」