【宿命の対決】官渡の戦い【袁曹両陣営の思惑】at WARHIS
【宿命の対決】官渡の戦い【袁曹両陣営の思惑】 - 暇つぶし2ch136:無名武将@お腹せっぷく
11/12/17 14:58:19.66
674 名前:無名武将@お腹せっぷく :2011/12/16(金) 00:50:02.37
関羽か張遼か曹植で参加を考えてる
誰がいいかな


675 名前:みじんこ ◆A5eK1PRE8BT6 :2011/12/16(金) 00:55:00.54
自分でなんとなーくイメージして一番やりやすいっつーか気に入ったのがいいと思うよ
誰誰をやれってのは俺には決められない


676 名前:クマッタ ◆.pDAHD/fcA :2011/12/17(土) 14:09:03.54
年末忙しくて書けなくてスマン><

ってか逢紀に期待大w
郭図やろうか考えてたが譲るぞ^^

137:袁紹 ◆8I3CU5OPwE
11/12/17 16:41:40.46
>>135   ・ ・
まあ待て、沮君
取り敢えずは気を静め給え。わしは何も急いで決断を下すことはすまい
そこの老いぼれの命のことについてもな…

(袁紹は息子のお披露目ができるので上機嫌で寛大さを演出している)

沮君よ、何故そのような場所に控えておるのだ
さし許す、もっと近う寄るのだ。此方へな…

(鷹揚に笑みを作り手招きし、沮授の背中を叩いてみせた)

そら、杯を受くることを許すぞ。さあ飲み干せい
そして諸君、謹聴せよ。これより河北の監軍が叡智を示すのだからな!

(袁紹が「寛大にも」沮授が延津攻略の利を説明することを「許す」と、沮授が発言を始めた)
(「曹賊は、兵力で劣っておりまする」…)
(丁度この時>>133美しい物腰の男が戻って来たので、袁紹は意味ありげに男と目配せを交わした)
(……………沮授が語り終わるのを待って)

聴いたか、諸君。沮君はさすがに見識が高いな
居ながらにして孟徳の心を鏡のように映しおる。「我々のような凡人には」計り知れぬ深謀ではないか!
ハッハッハッハ…
そして「我々のような凡才は」彼の鬼謀に敬意を払うしかなく、口答えなどできぬから
発言したくともできぬ者もいよう
ゆえにこの袁紹が忌憚の無い意見を述べ、皆が発言しやすい場を設けたい

のう沮授よ
わしは正直、目標が白馬になろうが延津になろうが大差ないと考えておる
わしにとっての重大な関心事は、そちの言葉にちらちらと孟徳賛美とわしを侮る心が覗いておることよ
「白馬攻撃が蹉跌の第一歩となる」か! 「何故に愚策をお取りにならんとするか」か!
要するにそちは河北軍が孟徳如きに敗れる弱軍だと思い込んでおり、
わしが愚策を採択する暗愚だと思い込んでおるのだ!
表面上は敬意を表せても、根っこはそこの老いぼれと同じだのう、沮授
言い方を変えればお前達の策とて受け入れることを考えようものをな…

だが、この袁紹は愚か者ではないから、「賢明なる」沮君の策を無碍に打ち捨てはせぬぞ?
そうよな、我が軍中に輝くもう一個の智星に意見を求めてみるか
逢紀! 逢紀、今の沮君の話を聞いたな
それについて君の意見を求めたい…

138:無名武将@お腹せっぷく
11/12/17 18:20:30.72
140 :クマッタ蛆虫@煮糸覇王 ◆.pDAHD/fcA :2011/12/17(土) 16:04:15.32
いやぁ
折角だから蛆虫って名乗ってみるか

俺様は蛆虫の中の蛆虫だ、文句あるか!!


141 :無名武将@お腹せっぷく:2011/12/17(土) 16:08:12.72
>>140
糞レス入れるな蛆虫、氏ね


142 :無名武将@お腹せっぷく:2011/12/17(土) 16:08:37.30
>>133
あんまおもしろくない
もっと面白いのにしろ


143 :クマッタ蛆虫@煮糸覇王 ◆.pDAHD/fcA :2011/12/17(土) 16:14:29.93
>>140
だって蛆虫ですから^^


144 :無名武将@お腹せっぷく:2011/12/17(土) 16:16:52.66
>>143
クソッタ蛆虫は閣下への嫉妬に狂ってるんだよww
だから必死に閣下に絡もうとする
でも元々の才能が天と地の差だからどうやっても閣下には追いつけない
自分でもそのことを自覚しているけど認めることができない哀れな中年オヤジww
それがルサンチマン的負け犬僻み根性野郎クソッタ蛆虫の真実ww

139:袁煕 ◆aw9I1QevyY
11/12/17 19:08:36.95
>>132

袁煕「ははは・・・」
   「父上私も仰天しましたよ私が一番だなんて・・・(苦笑)」
   「兄上たちもなにか事情があるのでしょう」

(そう言うとすぐに諸将らのの方を向く)
   
袁煕「河北の文武将士、貴公らとともに大将軍様の下勝利をつかみたいと思っている」
   「そのためには貴公らの知恵、武芸が必要である」
   「十分に貴公らに才を発揮してもらいたい」
   「予も勝利に向けどんな事でもするつもりである」

(再び袁紹の方へ向きを戻す)

袁煕「さて父上、私はどのような任につけばよいでしょうか?」
   「前線でも、後方支援でも任を全うするつもりです」

(そう言い頭を下げる)

140:郭図 ◆N0DvCv3WXM
11/12/17 22:34:31.39
>>99
死地に送り込む? ひゃはははは! 
自分が冥界に片足突っ込んでるってのに気が付かない方の言うことは違うねぇ。
獄中はどうだったかい? それがあんたの愚かさなのさ。

>>115
どうしたってんだい?
化け物でも見るような顔しちまってさ。
お前さんの檄文なかなかの物じゃないか。・・・・・・そう、我らが殿が『宦官の余った肉から生まれた』奴なんかに
殿が負ける要素なんかありゃしない。

なのにこのくたばり損ないの爺さん(田豊)は、士気を下げることばかりするんだね。
なぁ、この爺さんはお前さんの檄文の効果をも半減させようとしたんじゃないか?
士気が下がることを知らない和が軍だからよかったものの、そいつは文人としてどう思うんだい?
文人として名を後世に残したいお前さんの邪魔をした奴を庇って何の得があるんだい?

>>135
(お前さんには悪いが、世の中金に転ぶ奴がたーくさんいるのさ。苦労知らずのお坊ちゃまにはわからんだろうけれどね。)
(ただ、今度の獄吏は変に爺さんを信奉してるから下手に動けないだろうがね。)
(信奉者を獄吏に選出された殿の心中が気になるところだが・・・俺と元図の三寸の舌にかかれば。)
(あんた達と俺達、どっちが殿の信頼があるのかなぁ? ひゃはは。)


141: ◆N0DvCv3WXM
11/12/17 22:36:43.69
(安価ミス。>>99ではなく>>112田豊殿へのレスでした。)

142:顔良 ◆CaOJ2IWD1OA8
11/12/17 23:31:05.42
>>111
(宝剣と節を受け取って)

顔良「謹んで承りまする。なぁに、殿は堂々と構えておけばよいじゃろう。」

梁岱「頂戴いたします。勝利の報を都にてお待ちくだされ。」

袁紹より軍を任される、生粋の武人である顔良にとってこれほど名誉なことはなかった。
袁紹の幕下には自他共にライバルと認め、武を競い合っている文醜や淳于夐といった名のある将軍が数多く控えているからだ。
彼らに先んじて宝剣、節を手にできたのは実力ではなく単に運が良かっただけではないかと思えるほどだ。

…まもなく、いつものように不仲な参謀陣たちの舌戦が始まった。袁紹は不安を抱えながらも気丈に振る舞っている。
顔良と梁岱は、彼らのやり取りを目を閉じ黙って聞いていた。

梁岱「(袁紹殿をとりまく軍師たち…毒のある者もいるが優秀な人たちが揃っている。)」
----「(しかし野心が人一倍強い。軍事や政よりも己の身が大事なのか、この人たちは。)」

顔良「…(カーッ、また始まったか。いつ終わるんだ、この時間は。)」
----「(ワシはただ作戦を伺いに来ただけなんじゃがな。…ああ、こんな所にいつまでもおったら頭がどうかしてしまうわ!)」

顔良はカッとその大きな眼を見開くと、激論を戦わせる一同をギロリと睨んだ。
御前に入る前に手持ちの剣や長刀は預けてきてしまったため、今彼の手元にあるのは先程受け取った宝剣だけだ。
これがもし袁紹より賜った品でなければ、近くの適当な柱を斬り付けてやろうかとすら思った。以前の無知な自分ならそうしたであろう。
だが彼も袁家の将、一時の怒りにまかせて宝剣を主君の眼前で折るほどの暴れ者ではない。
ついに耐えきれなくなって、顔良は袁紹にこう言った。

顔良「…殿、申し訳ありませぬが退出させて貰えませぬかな?先刻食った魚にあたったのやも知れん、頭が熱くて仕方がない。」

当然、嘘である。こんな議論を聞いているぐらいなら己、そして兵士達の鍛錬に精を出した方が良いに決まっている。
いくら意見が対立していようとも最終決定権があるのは袁紹、彼の鶴の一声があればすべてが決まる。
自分はその決まった作戦に従って行動する、ただそれだけだ。顔良は頭を抑える仕草をしながら、もう一度彼らに一瞥をくれてやった。

143:沮授 ◆.pDAHD/fcA
11/12/18 00:54:41.07
>>137
【河北軍本営】
沮授「『わしを侮る』とは…?」
----「我が君はわしをその様に御覧になっておられたか」

(深く溜息をついたあと、沮授は叫ぶ)

----「我が恐れるは、直接干戈を交えた時の優劣に非ずッ!!」
----「この巨大すぎる我が軍が、その巨体を支える為の糧食を持たず」
----「それにもかかわらず我が君は上策を採らず、これから議論を始めると申す」
----「『兵は神速を尊ぶ』、これは孫子の兵法の初歩の初歩」
----「それすら疎かにし、兵站を持たぬ大軍を無為に留める」
----「これは我等が滅ぶ為の一歩と申さずして何と申すやッ!?」

(徐々にその言葉に力がこもるだけでなく、殺気すら漂う)

沮授「卿らはあの細い兵站の列を見て、何とも思わぬのか!?」
----「河を背にし敵と戦う圧倒的な不利を、何とも思わぬのか!?」
----「そしてこの冗長な軍議を、何とも思わぬのか!?」
----「一度兵を発せば、決して休んではならぬッ!!」
----「曹賊の息の根が止まるまで、許を落して凱歌を上げるまで…」
----「その時まで我等は立ち止まってはならぬのだ!!」

沮授「ハァッ、ハァッ、ハァッ…」
----「さあ、我が君ッ!!」
----「何を愚図愚図しておられるか、敵は智慧のない公孫伯珪でもなく」
----「かつて冀州牧であった愚物でもなく、そして統制のとれぬ黄巾賊でもない」
----「己を守る奸智と、我等を滅ぼさんとする策謀を備えた恐るべき敵ッ!!」
----「将たる我が君が敵を侮っているのでは、我等はきっと…」


沮授「きっと、滅ぶッ!!」


沮授「さあ、御決断をッ!!」

144:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/18 01:46:31.57
>>137>>139>>140>>142>>143
(陳琳は黙って騒動を見ていました。黙っていましたが、両目はしっかりと見開いていました。
一部始終を見ていました。陳琳の目には、しだいに光が宿ってきました。金星や、北極星が地上に降りてきたようでした。
陳琳の心にあったのはやりきれない思いでした。

「五体が引き裂かれんばかり」?
「この場に居並ぶ全員の頚を刎ね飛ばしてやりたい程の怒り」?

(違う、そんな程度ではない! 私の怒りは国土を押し流す大海嘯だ。雲の海を千々に切り裂く凶刃だ。
峨々たる山々──泰山、華山、秦嶺、峨眉山、南山……──そんなもの、手当たり次第に打ち砕く暴風雨だ。
山々が打ち砕かれれば、地中に眠っていた溶岩が目を覚ます。
それは炎と灼熱の津波となって、国土に襲いかかる!
河北は炎の海となり、中原は噴煙によって闇に閉ざされ、作物は滅び、人も動植物も飢え、渇き、
人が人を食い合う生き地獄となる!
西方は地の鳴動によって瓦礫の山となり、化外の地である江南など、跡形も残るまい!
絶望して海に逃れようとする者には、荒立つ海が死の床を用意する。
まだ足りぬ。私の怒りは、地上のみには収まらぬ。
雲は崩れ、蒼穹すら穿たれ、その割れ目からは、国土ほどもある巨大な岩石の塊が、炎を纏って
幾つも幾つも飛来する!!
天帝は隕石の直撃を受けて崩じ、二十八宿ことごとく粉々だ。
そして最も甚大な害を被るのが、この地上だ。
さすれば、人の世も、神々の世も、何一つ、残らぬ!
私の怒りは、それほどである!

(私はこんな奴らの為に檄文を書いてやったのか!? こんな奴らが、私の檄文を出撃の合図にするのか!?
私は、こんな奴らのために文章を書いたのではないわ!!

(……しかし、これらの怒りを陳琳は全て一個の身体に内包して漏らしませんでした。
大嫌いな郭図に声を掛けられても、かれの落ち着いた低い声は少しも震えませんでした。
むしろ、普段以上に深みと艶を帯びて聞こえました)

145:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/18 01:48:52.50

        ____
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   |      (__人__)    |
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   |      (__人__)    |
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146:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/18 01:52:21.03

         ____
       /      \
      /   ::\:::/:: \
    /    <●> :::<●> \       郭図殿。私はここに、一介の作文係として立っているのではない
    |       (__人__)    |     未曾有の大戦の幕を、開く者として来ているのである
     \      ` ⌒´   /
    ノ           \
  /´               ヽ
 |    l              \
 ヽ    -一''''''"~~``'ー--、   -一'''''''ー-、.
  ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) )  (⌒_(⌒)⌒)⌒))






147:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/18 01:53:39.72

               , -─‐‐-、
              / ,-─==-‐‐、\
             / ,,---、  ,,,---、ヽ
             i ''"フ-ァ'ハ ,r‐< i
             |   '`ー゚ 」  L`゚‐'^ |      …殿、申し訳ありませぬが退出させて貰えませぬかな?
            __| ,,、--└Li┘---、 |___
           { ti/   /\   \iァ }
            Y    ./´ ̄`\   Y´
           ノ  ∠__/\_ヾ、  ヽ
          / /  /  i  ヽ ヽ   \
         i  /   ,'    i   ヽ ヽ   !
         | i   i     i    i  }    }
     ,.、-‐‐┤ :   !     !    }  ! ノ ノ‐--、,_
  ,、-''"    ヽ ヽ  ヽ丶   !   ノ ノ  /    `‐-、,_
                 顔良


        ノ L____
       ⌒::\::::::/\
      /::::(●)::::::(●)\
     / :::::⌒(__人__)⌒ ::\       話は最後まで聞かれよっ!
     |  U    |::::::|     |
     |        |::::::|     |
     \       l;;;;;;l    /"
       \    `ー'    \






148:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/18 02:10:59.74

         ___
       /     \
      /   \ , , /\.     郭図殿、田軍師について檄文の起草者としての私の意見が欲しいなら、
    /    (●):::::(●) \    なぜ私があのような文辞を連ねたのか、
     |       (__人__)   |.    まずそこから明らかにしなければならないっ!
      \      ` ⌒ ´  ,/
.      /⌒~" ̄, ̄ ̄〆⌒,ニつ
      |  ,___゙___、rヾイソ⊃
     |            `l ̄
.      |          |



        ____
      /      \
    /  ::\:::/::  \         私は、袁紹殿の赫々たる勝利に相応しい文章を書かねばと誓った……!
   /   <●>::::::<●>  \
   |      (__人__)    |.      何故なら、曹操を除く者がいるなら、それは袁紹殿を置いては居ないからだ……!
   \     ` ⌒´     /
   /              \






149:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/18 02:14:06.67

       ____
     /      \
    /   ::\::: ,/\.         貴公たちは、何も思われないのか……?
  /   。(ー)::::(ー)。\
  |    .:::。゚~(__人__)~゚  j       許の都だけではない、四海のあまねく地から、
  \      ` ⌒´  ,;/゜     曹操の無道に憤りながらも、何もできぬ声なき悲鳴が上がっていることに……!
  ノ           \






150:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/18 02:18:55.84

         ___
       /::\ :::/::\
      / ( ●):::::(●)\          曹操を前に、数多の群雄が倒れていった!
    /     (__人__)   \
     |       ` ⌒ ´    |      私は、心残りでならない……
      \            ,/        あの日、何進大将軍の帷幄に居た頃……
      /⌒ヽ   ー‐    ィヽ        まだ白面の小僧だった、何の力も持たなかった曹操めを
      / rー'ゝ       〆ヽ        刺し殺してやらなかったことがだ……!
    /,ノヾ ,>      ヾ_ノ,|
    | ヽ〆        |´ |




                      …………

 ∧,,∧   ∧,,∧  ∧,,∧  ∧,,∧   ∧_∧ ∧,,∧   ∧,,∧  ∧,,∧  ∧,,∧ ∧,,∧  ∧,,∧
(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・)(´・ω・`)(´・ω・`)(・ω・`)´・ω・`)(´・ω・`)
 ∧,,∧ ∧,,∧  ∧,,∧  ∧,,∧ ∧,,∧  ∧,,∧  ∧,,∧  ∧,,∧  ∧,,∧  ∧,,∧  ∧,,∧
(´・ω・)(´・ω・`)(´・ω・`)(・ω・`)´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・






151:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/18 02:27:34.49

       ____
     /       \
    /  ::\:::/::  \           ──今! あの史上例なき害悪を除ける者がどれだけ居る!
  /  ( ●):::::::(●)   \
  |    (__人__)     |       正志ある者、皆が我々に注目しておるぞ!
  \    |r┬-|     /.        曹操を討つのは、袁紹殿だけだと信じて……!
  /     ` ー'´    \ 〈〈〈 ヽ
                (〈⊃  } }



         ___
       /::\ :::/::\
      / ( ●):::::(●)\          貴公らは、もっと天下が己をどんな目で見ておるか自覚すべきだ……!
    /     (__人__)   \
     |       ` ⌒ ´    |      山よりも高く海よりも深い知恵を持つ、郭図、逢紀殿……
      \            ,/        古の大樹将軍や楽毅将軍も及ばぬ、名将顔良、文醜殿……
      /⌒ヽ   ー‐    ィヽ        そして、袁紹殿、わがご主君……!
      / rー'ゝ       〆ヽ
    /,ノヾ ,>      ヾ_ノ,|
    | ヽ〆        |´ |






152:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/18 02:35:31.74

         ___
       /     \
      /   \ , , /\.      それを思えば、今この場で行われるべきは田軍師の処断などではなく──
    /    (●):::::(●) \
     |       (__人__)   |.     沮監軍が言われるように(>>143)、すぐに開戦の号令を下すこと!
      \      ` ⌒ ´  ,/.    おわかりか、郭図殿!? 全軍が手を取り合い志を一つにすべき今、
.      /⌒~" ̄, ̄ ̄〆⌒,ニつ.  貴方の持ち出された議題こそ、真の「邪魔」ではないのかっ!?
      |  ,___゙___、rヾイソ⊃
     |            `l ̄
.      |          |






153:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/18 02:39:07.92
陳琳は、文人の溜め込んだパワーを爆発させるかのように諸将の面前でしゃべりまくった
今一度、初志の確認と河北閣僚の一致団結、打倒曹操の意義をぶちまけた


               / ̄ ̄\    γ⌒))⌒) ))
             /ノ( :::\:::/::::i  / ⊃    ゞ
            / ⌒( ●)::::( ●)\ ∩⌒)彡⌒)
           |      (__人__) 〃/ ノ
           |      |r┬-|   / / ))    γ⌒))⌒) ))
           \::::::;:::....  `ー'´  _/( ⌒)ミ⌒) _/ ⊃
           / _ ̄""   / \/ /    __ノノ  ))
          (___)    ./      ))



                         `
        ノ L____               \ ,,_人、ノヽ
       ⌒::\::::::/\              )ヽ    (
      /::::(●)::::::(●)\          - <       >─    ,、    /
     / :::::⌒(__人__)⌒ ::\           )     て       キ人_,/
     |        |::::::|     |           /^⌒`Y´^\        )  て
     |        |::::::|     |            、ハ,           /´⌒Y,.
     \       l;;;;;;l    /"          ^ <  て              \
       \    `ー'    \            ./'Y''~ヾ




 ∧,,∧   ∧,,∧  ∧,,∧  ∧,,∧   ∧_∧ ∧,,∧   ∧,,∧  ∧,,∧  ∧,,∧ ∧,,∧  ∧,,∧
(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・)(´・ω・`)(´・ω・`)(・ω・`)´・ω・`)(´・ω・`)
 ∧,,∧ ∧,,∧  ∧,,∧  ∧,,∧ ∧,,∧  ∧,,∧  ∧,,∧  ∧,,∧  ∧,,∧  ∧,,∧  ∧,,∧
(´・ω・)(´・ω・`)(´・ω・`)(・ω・`)´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・


(言うだけは言った。もしかしたら、河北は「宦官の余った肉から生まれた」曹操にさえ負けるかもしれない。
だが、見届けよう。これで開戦だ。私の文章で未曾有の軍勢が動くのだ。
結果はどうあれ、私の文章の導く先の運命までも目に収めてさらにそれを文章に残してやる。できればの話だが。
もしこいつらが曹操に負けたら、曹操は私を殺すかな。
……それもいい。
曹操が斬るほど俺を憎むようなら、私の文章にそれだけの力があったという事なのだからな)

154:無名武将@お腹せっぷく
11/12/18 12:20:19.77
679 名前:クマッタ ◆.pDAHD/fcA :2011/12/18(日) 00:59:18.76
なんかだんだんオラも力入ってきたぞ><

袁紹を罵倒してしまいそうだ><
昔韓遂で書いてた時の勢いで書いちまったw


680 名前:陳琳 ◆GBBXFwEfac :2011/12/18(日) 01:03:44.79
私もだ!
文人は大人しいと皆が思っているだろう。
違う!違う違う違う!!!
今この場で誰よりも怒っているのは陳琳なんだ。
どのぐらい怒りがすさまじいか、書いて思い知らせてやる。
建安文人の心がどうできてるかを見せつけてやる。
なんて、張り切ってます。


681 名前:クマッタ ◆.pDAHD/fcA :2011/12/18(日) 01:06:42.18
久々に楽しめるスレになってきたじゃないのw

しっかし張コウってやっぱ漢字出せないのかね?


682 名前:陳琳 ◆GBBXFwEfac :2011/12/18(日) 01:09:06.11
張儁艾、ならかっこつくかも


683 名前:クマッタ ◆.pDAHD/fcA :2011/12/18(日) 01:16:53.32
んまあそれしかないかー

ってかそれで俺様の方向性見えちゃったかも><
てへっ☆

155:無名武将@お腹せっぷく
11/12/18 12:25:07.67
クマッタ蛆虫がスレを潰しに来たのか

156:田豊 ◆qCNHKVnckuhL
11/12/18 12:39:57.20
>>135>>137>>140>>144
待てぃ!本初!
俺はすでに死の恐怖すら超越している。
ゆえに俺が百万の諫言の後に獄死することには何の問題も無い!
いや、むしろ俺はそれさえも願っている。
老いぼれの俺を怒りに任せて斬り殺すのは構わん。

だが!
沮授には何の咎も無い!
沮授には絶対に手を出すなよ本初。
曹賊との決戦に敗れたのち、河北を建て直せる力量を持った宰相は、お前の幕下には最早沮授しかおらん!
決して郭図や逢紀ごときに袁家の命運を、河北の民を委ねるでないぞ!

それとだ!
顔良、文醜、張郃、審配は河北の将たちの中でもずば抜けた勇者だ。
この四名をあたら死地に送り込むような真似だけはやめよ。
曹賊との決戦に敗れても、四将さえ無事ならば河北は十年は保つ。
十年あれば敗北の傷も癒え袁家が河北に割拠し続けることくらいは望めよう。

それから!
本初よ、いい加減お前の後継者を決めるのだ。
決戦で敗北する前にお前の跡継ぎを決めておかねば禍根を残すことになろうぞ!

以上が俺の遺言だ!
陳琳!お前と俺とでは立場は反対だが、お前の文才は本物だ!
俺の遺言を本初のためにまとめておけぃ!

157:無名武将@お腹せっぷく
11/12/18 12:46:17.54
>>99
死地に送り込む? ひゃはははは! 
自分が冥界に片足突っ込んでるってのに気が付かない方の言うことは違うねぇ。
獄中はどうだったかい? それがあんたの愚かさなのさ。

>>115
どうしたってんだい?
化け物でも見るような顔しちまってさ。
お前さんの檄文なかなかの物じゃないか。・・・・・・そう、我らが殿が『宦官の余った肉から生まれた』奴なんかに
殿が負ける要素なんかありゃしない。

なのにこのくたばり損ないの爺さん(田豊)は、士気を下げることばかりするんだね。
なぁ、この爺さんはお前さんの檄文の効果をも半減させようとしたんじゃないか?
士気が下がることを知らない和が軍だからよかったものの、そいつは文人としてどう思うんだい?
文人として名を後世に残したいお前さんの邪魔をした奴を庇って何の得があるんだい?

>>135
(お前さんには悪いが、世の中金に転ぶ奴がたーくさんいるのさ。苦労知らずのお坊ちゃまにはわからんだろうけれどね。)
(ただ、今度の獄吏は変に爺さんを信奉してるから下手に動けないだろうがね。)
(信奉者を獄吏に選出された殿の心中が気になるところだが・・・俺と元図の三寸の舌にかかれば。)
(あんた達と俺達、どっちが殿の信頼があるのかなぁ? ひゃはは。)


158:無名武将@お腹せっぷく
11/12/18 12:55:43.00
>>137>>139>>140>>142>>143
(陳琳は黙って騒動を見ていました。黙っていましたが、両目はしっかりと見開いていました。
一部始終を見ていました。陳琳の目には、しだいに光が宿ってきました。金星や、北極星が地上に降りてきたようでした。
陳琳の心にあったのはやりきれない思いでした。

「五体が引き裂かれんばかり」?
「この場に居並ぶ全員の頚を刎ね飛ばしてやりたい程の怒り」?

(違う、そんな程度ではない! 私の怒りは国土を押し流す大海嘯だ。雲の海を千々に切り裂く凶刃だ。
峨々たる山々──泰山、華山、秦嶺、峨眉山、南山……──そんなもの、手当たり次第に打ち砕く暴風雨だ。
山々が打ち砕かれれば、地中に眠っていた溶岩が目を覚ます。
それは炎と灼熱の津波となって、国土に襲いかかる!
河北は炎の海となり、中原は噴煙によって闇に閉ざされ、作物は滅び、人も動植物も飢え、渇き、
人が人を食い合う生き地獄となる!
西方は地の鳴動によって瓦礫の山となり、化外の地である江南など、跡形も残るまい!
絶望して海に逃れようとする者には、荒立つ海が死の床を用意する。
まだ足りぬ。私の怒りは、地上のみには収まらぬ。
雲は崩れ、蒼穹すら穿たれ、その割れ目からは、国土ほどもある巨大な岩石の塊が、炎を纏って
幾つも幾つも飛来する!!
天帝は隕石の直撃を受けて崩じ、二十八宿ことごとく粉々だ。
そして最も甚大な害を被るのが、この地上だ。
さすれば、人の世も、神々の世も、何一つ、残らぬ!
私の怒りは、それほどである!

(私はこんな奴らの為に檄文を書いてやったのか!? こんな奴らが、私の檄文を出撃の合図にするのか!?
私は、こんな奴らのために文章を書いたのではないわ!!

159:無名武将@お腹せっぷく
11/12/18 13:40:56.78
>>135   ・ ・
まあ待て、沮君
取り敢えずは気を静め給え。わしは何も急いで決断を下すことはすまい
そこの老いぼれの命のことについてもな…

(袁紹は息子のお披露目ができるので上機嫌で寛大さを演出している)

沮君よ、何故そのような場所に控えておるのだ
さし許す、もっと近う寄るのだ。此方へな…

(鷹揚に笑みを作り手招きし、沮授の背中を叩いてみせた)

そら、杯を受くることを許すぞ。さあ飲み干せい
そして諸君、謹聴せよ。これより河北の監軍が叡智を示すのだからな!

(袁紹が「寛大にも」沮授が延津攻略の利を説明することを「許す」と、沮授が発言を始めた)
(「曹賊は、兵力で劣っておりまする」…)
(丁度この時>>133美しい物腰の男が戻って来たので、袁紹は意味ありげに男と目配せを交わした)
(……………沮授が語り終わるのを待って)

聴いたか、諸君。沮君はさすがに見識が高いな
居ながらにして孟徳の心を鏡のように映しおる。「我々のような凡人には」計り知れぬ深謀ではないか!
ハッハッハッハ…
そして「我々のような凡才は」彼の鬼謀に敬意を払うしかなく、口答えなどできぬから
発言したくともできぬ者もいよう
ゆえにこの袁紹が忌憚の無い意見を述べ、皆が発言しやすい場を設けたい

のう沮授よ
わしは正直、目標が白馬になろうが延津になろうが大差ないと考えておる
わしにとっての重大な関心事は、そちの言葉にちらちらと孟徳賛美とわしを侮る心が覗いておることよ
「白馬攻撃が蹉跌の第一歩となる」か! 「何故に愚策をお取りにならんとするか」か!
要するにそちは河北軍が孟徳如きに敗れる弱軍だと思い込んでおり、
わしが愚策を採択する暗愚だと思い込んでおるのだ!
表面上は敬意を表せても、根っこはそこの老いぼれと同じだのう、沮授
言い方を変えればお前達の策とて受け入れることを考えようものをな…

160:無名武将@お腹せっぷく
11/12/18 13:46:40.93
参加者のレスの再投下って何か意味あるの?

161:無名武将@お腹せっぷく
11/12/18 14:05:28.69
>>132

袁煕「ははは・・・」
   「父上私も仰天しましたよ私が一番だなんて・・・(苦笑)」
   「兄上たちもなにか事情があるのでしょう」

(そう言うとすぐに諸将らのの方を向く)
   
袁煕「河北の文武将士、貴公らとともに大将軍様の下勝利をつかみたいと思っている」
   「そのためには貴公らの知恵、武芸が必要である」
   「十分に貴公らに才を発揮してもらいたい」
   「予も勝利に向けどんな事でもするつもりである」

(再び袁紹の方へ向きを戻す)

袁煕「さて父上、私はどのような任につけばよいでしょうか?」
   「前線でも、後方支援でも任を全うするつもりです」

(そう言い頭を下げる)


162:逢紀 ◆yLHtqhm2Kg
11/12/18 20:37:05.59
>>135
(冷静を失いつつも必死に献策する沮授を逢紀は、月でも愛でるかのように眺めていた)

>>137
(己が主と目が合うと逢紀は微笑んだ)

ええ。さすがに沮君の言は違いますね。

(肯定とも否定とも取れぬ言葉で逢紀は主に答え、微かに首を以って頷くことで袁紹の顔を立てた)

私の意見ですか。
そうですね。

(逢紀は一同をゆっくり見渡した後に)

公則は口が悪いのです。どうかご容赦のほどを。

(郭図を見つめ)

沮君に陳君、天下の奇才が救い出そうとしている田君を
ここでくたばり損ない呼ばわりする公則の忌憚ない意見を聞いてみとうございます。
いかがでしょう。我が君。

公則、進言の方法と杯は同じもの。
「中身は同じでも」質が違うだけで味も違えば口に入ることもない。
賢いあなたなら、わかるでしょう?

(郭図から目を離すことなく、逢紀は袁紹が沮授に与え沮授が口をつけることさえ忘れていた
杯をすっと手中に収めると喉を傾け口に酒を流し込んで見せた)

163:袁紹 ◆8I3CU5OPwE
11/12/18 21:30:21.42
>>162
いや、もう良い
わしはもう論議に倦んだ
陳琳にバッサリ切られてしもうた
決めるとしよう
主要攻撃目標は…はk…えn……は…え………は……え、え、…延津で、ある
異議を挟まぬように。これは決定である。陣容は、
第一軍、大将は沮授。沮授は作戦の総指揮も執ること
第二軍、大将は顔良。副将は梁岱
第三軍、大将は郭図
第四軍、大将は袁煕

以上四軍で于禁にあたる

>>139袁煕、緊張した様子もなく立派であったぞ
期待しておる。一~三軍の先輩についてよく戦を学んで来い
許で土産話でも聞きたいものよ

>>142顔良、梁岱。(歩み寄って2人にしか聞こえぬ声で)
わしは疲れた
評定の度に気力を吸い取られるようだ
そちら武官は清々しく良いわ
必ず武功を挙げよ

>>143沮授。最後までわしの癪に障る言葉を吐きおる奴よな
もうよい。変わらぬなら許してつかわすゆえ見事そちの作戦に従って勝利をもたらせ
万一敗れる事があれば首を差し出してもらうがな
それから、>>140郭図と沮授が不仲なのは良く知っておるが
作戦中は喧嘩も大概に致せ
お前達の不仲でわしをこれ以上苛々させるでない

>>156田豊、そちは獄に繋ぐ。またこれ以上妄言を吐けぬように食事以外の時間は口枷を食ます
最後に言うておく。わしの勝利を獄中から眺めておるがよい。凱旋の暁には平伏して詫びよ

(後継者か… わしが何も考えておらぬとでも思うておるのか)
(当人の才能が優れておるとか劣っておるとかで決められるものではない)
(お前達幕僚がわしのそれぞれの子らに近づいておるのは知っておる)
(そうした「支持者」の傀儡になってもおかしくない後継の座を簡単に決められんわ)
(…煕…煕か)
(煕にはこれといった支持者がおらん。これは意外と良い選択やも…)

164:袁紹 ◆8I3CU5OPwE
11/12/18 21:41:48.68
次に、参謀について申し渡す
参謀総長は>>162逢紀。常にわしの傍らにあれ
前線参謀には陳琳を充てる
沮授に随行し、必要に応じて第二~四軍にも出向せい

>>144陳琳、そちは文章だけでなく口も行ける方らしいな
前線では孟徳本人に罵倒を浴びせてやったらどうだ
それとな、わしを置いて孟徳を討てる者がないという事など言われんでも分かっておるわ
おるが、取り乱す姿を天下がどう見るかなど内省出来たのはそちの言葉のおかげだ
しかと覚えおく

…これ以上論議すべき事は何もない
将官は各々軍を率いて明朝未明に城外南五里地点に集合!
そこで出陣式の後、黎陽から延津へと軍を進める

さあ、散会じゃ
参謀総長の逢紀のみここに残れ

>>162逢紀…フウッ
疲れた。わしは疲れた。気を抜けるのはわしを知るお前の前でだけだ
お前だけはわしを裏切ってくれるなよ
裏切らぬよなあ、逢紀


そうか、よかった…



165:袁紹 ◆8I3CU5OPwE
11/12/18 22:00:53.14
【城外南五里地点・出陣式】

壮観である。諸君らは必ず曹孟徳を討ち果たすであろうことをわしは信じておる
孟徳は確かに手強いであろう
だが我々には大義がある
そうであろう!

陳琳よ、あの檄文を持てい
すでにこれを全国に流しておるな?
…よし

ゴホン…
「曹操! 臭気を発する宦官の、余った肉から生まれた醜い奴め!…
…曹操討つべし!!!」

出 陣 !!!

166:曹操@司空  ◆.c.c.k.k..
11/12/18 22:45:46.72
~まだ宣戦布告を受けていない曹操陣営の延津~

【兗州・延津砦】
于禁「うむ、黄河の沿岸封鎖を三重まで敷き終える事が出来たな」
趙儼「これにより袁紹軍の渡河に要する時間稼ぎが出来る上、鉄鎖や木材の
   撤去作業中にこちらから攻撃を仕掛けるのも十分可能かと?」
于禁「司空殿に申された沿岸封鎖の他に鯨油を出来る限り調達せよと命じられたが
   趙儼よ、これはどうなっておる」
趙儼「はっ、およそ半年分の鯨油を集める事が出来ました!!」
于禁「半年分か…よろしい、以後も出来る限り調達して貯蔵するように、
   そしてこれも司空殿の命なのだが、これらの鯨油を東・西・南・北門の
   四門に振り分ける事」
趙儼「四門に…ですか?それは敵兵を火矢にて狙撃する為でしょうか?」
于禁「司空殿の考える事は我らには分からぬて、はははっ!!
   (そう言いながら笑う于禁だが、実は曹操より事前に策を授けられている)」

※延津側の沿岸封鎖は数里に渡り完成済み。そして半年分の鯨油の保管も。

167:沮授 ◆.pDAHD/fcA
11/12/18 23:48:30.78
>>163
【河北軍本営】
沮授「我が君より、総指揮は某が承ると決した」
----「これから某の口より出る言は、軍法そのものッ!! 」
----「某の指揮に従わぬ者は斬に処す故、必ず、必ずや守るのじゃッ!!」
----「して我が君、第一路の将は某では務まらぬと存じまする」
----「儁乂、儁乂殿ッ!!」

張郃「オウッ!!」

(雄々しく立ったこの男、姓は張、名を郃、字は儁乂という)
(公孫伯珪との戦いで嚇々たる武勲を残した事で、若年ながら一軍を預かる事になった)
(河北軍ではいわば新顔の武将である)

沮授「延津の攻撃は、疾さと勢いが何よりも必要」
----「老いさらばえた某ではなく、果断で武略に長じた者こそ必要かと存じる」
----「第一軍は張郃、副将を高覧とし、この二将で延津を粉砕すべしッ!!」

高覧「オウッ!!」

沮授「そして第二路は顔良殿ッ!!」
----「卿が指揮を執られよッ!!」
----「貴殿は軽兵を率い、白馬を牽制しつつ、時を見て攻略に移るべしッ!!」
----「決して敵を侮らず、餌に喰いついた『フリ』をするだけで良い」
----「伏兵に出くわしたときは、迷わず退くべしッ!!」

沮授「そして第三路および第四路は先鋒の背後を固め、怪しい動きあれば」
----「直ちに先鋒の救援に向かうべしッ!!」

沮授「下知は以上」
----「質問は手短に行い、必要なくば直ちに出立致すべしッ!!」

168:曹操@司空  ◆.c.c.k.k..
11/12/19 00:40:23.06
【許昌・司空府】
近臣「申し上げます、ただいま冀州より大将軍(袁紹)の名の下に
   文(>>5-9の激文)が届けられております!!」
曹操「袁紹からとな?鍾繇よ、読んでみよ」
鍾繇「ははっ、では…!?」
曹操「どうした、早く読み上げよ」
鍾繇「しかし…この文の内容はあまりに不敬、且つ醜く御座います」
曹操「よい、予が読むゆえ渡すがよい」

【檄文】
曹操! 臭気を発する宦官の、余った肉から生まれた醜い奴め!
中には気が狂ってお前を称える者もいるが真は、お前には元から麗しい徳などない……

                 (中略)

曹操討つべし!!曹操討つべし!!曹操討つべし!!曹操討つべし!!
(手紙の内容を一読、そして読み返し、読み返し、読み返し…何度目かの
 読み返しが終わって顔を上げる曹操の顔は、怒りを通り越して清々しいまでの
 晴れやかな顔になっている)

曹操「はははっ、このような非礼に満ちた文章は初めてだ!!しかし実に壮麗な文で
   予の事を綴っており、このような文章を送られた事は怒りではなく、喜びが
   湧いてくる!!よかろう、この激文を以って袁紹の宣戦布告と取る!!」
   鍾繇、これより袁紹との開戦に踏み切るゆえ、文武百官の全てを大極殿(大広間)に
   集めるように!!」
鍾繇「ははっ!!」
曹操「その前に予は帝に会って来る」

【許昌・宮城】
曹操「天顔麗しく何よりです」
献帝「曹操か、今日はどうした?」
曹操「大将軍(袁紹)が挙兵いたしました」
献帝「何とな!?なぜ故じゃ」
曹操「大将軍の位では飽き足らず、帝位を望もうとしているのでは」
献帝「それは真か?」
曹操「そこまでは存じませぬゆえ、直に大将軍を呼び詰問しては如何でしょうか」
献帝「うむ、それがよかろう…この件は全て曹操に一任するのじゃ」
曹操「ははっ、御意に(頭を垂れながら薄ら笑いをする曹操)」

169:曹操@司空  ◆.c.c.k.k..
11/12/19 00:43:36.42
【許昌・司空府】
曹操「では賈詡の思い通りに勅令を作成するようにな」
賈詡「ふふっ、お任せあれ(不敵な笑みを見せる賈詡)」

【許昌・大極殿(大広間)】
曹操「これより皆に伝える!!愚かにも袁紹が我ら漢王朝に対して謀反を起こした!!
   予は袁紹の人物については先刻承知だ。野心だけは大きいが、知略に欠ける。
   容貌はいかついが、胆力に乏しい。それに猜疑心が人一倍強いので部下を心服
   させきれないでいる。兵数を誇っているばかりで、統制がとれておらぬ。
   その証拠に、将軍どもは驕り高ぶり勝手に命令を出しておる。確かに領地は広く
   兵糧は豊富だが、これでは予に使ってくれと差し出すようなものだ(ある本より抜粋)」
将兵「そのとおり!!」
文官「逆賊打つべし!!」
曹操「第一軍・張遼(参軍に荀攸)、第二軍・徐晃(参軍に陳登)、第四軍・曹洪(参軍に袁渙)、
   そして第五軍・夏侯淵(参軍に陳羣)は先発隊と官渡城に赴く事。予も後発隊と共に参る!!」
一同「ははっ、直ちに出陣いたします!!」
曹操「第三軍の曹仁は汝南救援に回すゆえ、賊討伐後に裨将軍と共に袁紹との戦いに参加するように。
   また袁紹軍との戦いは郭嘉や賈詡、荀彧、荀攸、程昱などが事前に立案した作戦で進めていく!!」
一同「心得ました、軍師殿達の権謀術数な鬼謀に我等の武勇を差し出す覚悟!!」
曹操「最後に以下の【勅命】と【返書】を袁紹に送りつける!!」

>>165
【勅命】
大将軍よ、君は軍事を司る職権を利用し、大軍を以って都に攻めるとの報がある。
真偽を確かめる為、大将軍には弁明の機会を与えるので単身で許まで来るように。
尚、これに叛きし場合は大将軍の位を剥奪し、漢王朝に対する叛意とする。
逆賊の汚名を帯びたくなくば、謹んで朕の命に服すべし。          劉協

【返書】
われ紹の人となりを知る。志大なれど知小、色はげしけれども肝薄く、忌克にして威少なし。
予が自ら黄河にて小人なる君を迎えるので、君もこそこそと鄴に閉じこもらず予の歓迎を受けよ。 司空

曹操「準備が整い次第、最速を以って官渡城に向かい、そこで軍議を始める。
   そして皆に申し付ける!!袁家に組する者は悉く打ち破る事!!以上!!」

※曹操軍の先発隊が官渡城に出立。そして後発隊となる曹操自らも参戦。  

170:無名武将@お腹せっぷく
11/12/19 09:16:41.81
クマッタ蛆虫の巣窟

171:無名武将@お腹せっぷく
11/12/19 12:56:42.28
698 名前:汝南賊 ◆H/lJ4S3RGg :2011/12/19(月) 01:13:08.73
>>696
史実通りというと変ですが期待してますよ

>>697
準備してたら潰れますからとっとと狼煙を上げました
ただ史実どおり前哨戦なり前座役で適当なゲリラ戦やって退場しますよ
時間もあんまり割けないですし何より知識がないので史実武将をやるのはあわないですから


699 名前:クマッタ ◆.pDAHD/fcA :2011/12/19(月) 01:13:27.44
とりあえず寝る前に一言だけ

俺様はゲームマスター的な立場

そこを理解してくれると、楽しくなると思うよん!!w


700 名前:クマッタ ◆.pDAHD/fcA :2011/12/19(月) 01:14:17.44
>>698
wwwwww

まあ、ねw

レス読み返したら誰が来るか分かるかも…w


701 名前:無名武将@お腹せっぷく :2011/12/19(月) 10:02:51.62
官渡スレおもしれー
小魔玉もクマッタも盛り上げ方を熟知してるし
他もいい味を出してるな


702 名前:無名武将@お腹せっぷく :2011/12/19(月) 11:37:08.60
ゼロセンチやととのえには絶対到達できないレベルのなりきりスレだなww


172:無名武将@お腹せっぷく
11/12/19 13:08:20.95
702 名前:無名武将@お腹せっぷく :2011/12/19(月) 11:37:08.60
ゼロセンチやととのえには絶対到達できないレベルのなりきりスレだなww


703 名前:無名武将@お腹せっぷく :2011/12/19(月) 13:06:22.10
アンジェもスレを立てるが奴は自分が一番でないと納得できないのか
参加者を無視するから自然と参加者が寄りつかなくなる。


173:無名武将@お腹せっぷく
11/12/19 14:12:50.37
フジは地上波独占だから、NHKも含めてだろ
だいいち、過去に決勝トーナメント進んだことあったのか?
もっと言えば、「他の民放と同じ」が理由なら
何で他方ではフジだけサッカーを愛してるって言い切ってるんだよ
お前、ホントバカだな

174:無名武将@お腹せっぷく
11/12/19 16:50:17.42
 ↓婿蛆虫

 |___
. /    (^+^ )  クソッタ蛆虫乙www
/    /    \    クソッタ蛆虫が名無し潜伏を始めたな・・・
     | |   | |
___/ /__.| |___
   //   //
   (Ξ´  ‘ミ)



.   | 'ー`)し  ゆうちゃん・・
.   と ノ    すっかりニートになってしまって・・・
.  | /___
. /    (^  )彡  !?
/    /    \
     / |    , / ))
____/ /| _/ /___
     ̄(⌒__/
       ̄


.   |   
.  |彡サッ
.  |__      うるせぇ!
 /  (    )  ババァ!てめぇもクソッタ蛆虫の回し者か!!!!!
/    γ⌒\
7``)  / /  \
.`ヽヽ / X  ミ ヽ
  ヽ___ノミ\   \
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

175:宋憲 ◆5HLANJUDJo
11/12/19 18:23:45.70
【汝南北西・召陵】

中原と言うだけあって平野が多いようだな……騎馬を走らせるに悪くはないが。

(汝南の大地を見渡すと幕舎に入り、魏続/侯成/朱霊/臧覇の四将と協議を行う)

我らが陣を築いたのは汝南北西部の召陵だ。
此処のすぐ南には定頴。さらには南には呉房。
東は汝陽であり、北東には西華が位置する。
南東は……広い平野が続いており、そのずっと先が固始となる。
北西は“兗州”《エンシュウ》であり、此処を抜かれるわけには行かん。

召陵と定頴さえ押さえておけば、許昌への戦火は未然に防げようが、受けた命は賊の殲滅。
手柄を後続にくれてやるまで、のうのうとは出来まい。

魏続「召陵を朱霊。定頴を臧覇に任せて、機動力のある騎兵のみで進軍しようぜ。急襲して蹴散らすべし、だ!」
侯成「まあ待て、受けた命令は殲滅でも、一旦は降伏を促してみてはどうだ?」

ふむ……つまり降伏に応じた賊将を殺すと言う訳か。
烏合の衆だけになれば乱の鎮圧も容易いが。
それには、降伏したくなるだけの力を見せつけねばならん。
まずは魏続の案で敵と一戦し、敵にある程度の損壊を与えた所で賊に降伏を呼び掛ける事としよう。

朱霊「情けない事だ……卑しくも漢朝の官軍を率いる将が、汚い騙し打ちの相談とは!青州兵も納得すまい!」

朱霊、主公は策を使っても良いとおっしゃった。賊を皆殺しにせよとも、だ。
それに青州兵の見ていない場所で賊将を殺せば、後はどうとでも処理できる。
相手の方から襲いかかって来た……とかな。
土虫の如き賊相手に信を持って当たり、却って乱を長引かせる結果になってはどうする?
平時ならじっくりと攻めるのも良かろう。しかし今は袁紹の脅威が迫っているのだ。
この危難には我らも当たらねばなるまい。反乱の収束には手間取れぬ。
貴公も我々と一致団結して汝南制圧に当たってもらうぞ、良いな、臧覇殿もだ。
進軍は兵糧を用いた後に開始する事とする。各々準備されよ!

(そう念を押すと斥候に周囲の探索を命じ、自らは幕舎の外に出て魏続侯成と共に騎兵部隊の編成を始める)

176:無名武将@お腹せっぷく
11/12/19 19:20:46.65
八戸、荒砂貸す

177:顔良 ◆CaOJ2IWD1OA8
11/12/19 20:49:28.04
>>147
陳琳に喝を喰らい、顔良はばつが悪そうに元の場所へ戻った。その表情は先程より露骨な不快感が出ていると自分でも分かった。

顔良「(一介の文官が生意気な!たかが紙と筆で何ができるというのだ?!)」
----「(紙で敵兵が殺せるか?筆で万人の腹を満たせるか?ワシはお前よりもよほど役に立っておるわ!)」
----「ふーっ…」

まるで自分自身に落ち着けと諭しているかのように息を吐く。
…そして、再び彼の弁舌に耳を傾け始める。其の言は例えるなら枯れた川に再び水が流れるがごとく、悠々として徐々に増幅していく。
陳琳が話し終えた時、自分は自然と拍手を送っていた。己の中の闘争心がふつふつと沸き上るのを感じる。
それから顔良は彼の前までどしどしと力強く踏み出し、袁紹から授けられた宝剣を鞘から抜いて、大声で叫んだ。

顔良「諸兄、聞かれたか!!我らの敵は同じ袁家の閣僚ではない、曹操じゃ!」
----「今、陳琳はその旨を全員の胸に刻ませるべく堂々と弁を述べられた。」
----「我々が袁本初殿にお仕えしたのは金や名誉のためばかりではないだろう?天下万民の為ではないか!」
----「…いや、だったと言おう。ワシも含め、皆がその志を見失い、腐ったようなことばかり考えておったわ。」
----「この顔良が文官に焚きつけられるとは思いもせんかった、今こそワシらの雄姿、天下に知らしめるのじゃ!!」

その勢いで顔良は手にした宝刀を勢いよく振り下ろした。ヒュンッ!と風を切る音がする。

>>163
梁岱「心中お察しいたします殿。」
----「顔良殿もそれがしも死力を尽くして戦いまする。」

顔良「決して無理をなさらぬように。あなたは我々の大切な御旗だ。」
----「この戦は殿あってのものですゆえ。」

(全員に命を伝えた袁紹に一礼し、部屋を出て行く。)

178:顔良 ◆CaOJ2IWD1OA8
11/12/19 20:49:39.91
【出陣式にて】
この日の空は、驚くほどに青かった。陽光が兵士達の得物や鎧に反射する。
顔良は黒毛の軍馬に跨り片手には大長刀、腰には柄に装飾のある剣を佩いている。
鎧は黒色、兜には飾りが付いており、敵は一目でこの男を袁家の大将と認識するだろう。
脇には副将の梁岱。二振りの剣を持ち、その腰には更に短剣が二対差してあった。
袁紹の出陣の号令と共に兵たち、そして顔良、梁岱も気炎を上げた。

顔良「開戦だ!!皆それぞれ己が役目を成せ。生きろ、全員生きて日の出を見ろ。これがワシからの命である!!」

兵団「オオオーッ!!」

剣や槍を太陽に向け突き出す兵士達。顔良はそれを誇るように見ていた。
そして、梁岱に静かに語りかける。

顔良「…戦で生き残れる者は二つに分けることができる。」
----「一つは戦で人間を殺すことに快楽を覚えた者。もう一つは己の中にある死の恐怖に打ち勝った者だけだ。」
----「信念などは戦場で苦境に立たされればたいていのものは折れるだろう。同胞の死を嘆くことも意味を持たぬ。」
----「そんなことより眼前の敵兵に一太刀でも浴びせろ。それが一番の弔いになる。」

梁岱は顔良の言葉に黙って頷いた。

【本営】>>167

顔良「御意ッ!!」

沮授の命に威勢よく応じ、再び馬に跨った。

顔良「出立するぞ!お前たちはワシに続けぇ!!」
----「無理はするな、伏兵が現れれば直ちに退け。勇を誇り立ち向かうなどしてはならぬ。」
----「旗指物を立て、堂々と進め!!我々全員が袁家の御旗の下にあることを忘れるでないぞ!」

兵団「オオーッ!!」

(顔良の隊が進軍を開始しました)

179:沮授 ◆.pDAHD/fcA
11/12/20 01:09:58.45
【第一路軍・軍中】
張郃「さあ、高覧ッ!!」
----「俺達が栄えある先陣を承った訳だが、さて…」

高覧「都督殿はなぜ顔良殿でなく我等を先鋒に起用したか、気にならないか?」
----「俺はそれが何だか、ちょっと引っかかる」

張郃「決まっているだろ、それは俺達が監軍殿の策をもっとも理解しているからだ」
----「お前と俺以上に、あの御方の脳裏に閃く策謀を忠実に戦場に描ける将はいない」
----「顔良殿や文醜殿には、あの御仁たちの『色』があるが俺たちにはそれがない」
----「つまり、真っ白なんだよ」

(河北軍の中で、実は監軍という役職はもう存在しない)
(袁紹の信頼を失いつつある沮授が、讒言によって都督として逢紀や郭図と権限を)
(分け合う事態が現出した事で、河北軍における統制の揺らぎが起こったのはいわば必然であった)
(この二人には、それに心を痛める気持ちはあったのだが…)

高覧「やれやれ、お前らしいな」
----「変に馬鹿正直な所もあるのに、妙な所で機転が利く」

張郃「なあ朋友」
----「突然話を変えて悪いが監軍殿は、焦っている気がするんだ」

高覧「と言うと?」

張郃「あの監軍殿があんな性急な策を立てるのには、何か裏がある」
----「ちょっと、それはあの眼前の砦を叩けば分かってくるかもしれないな」
----「だから、朋友」
----「俺が軽騎を率いて、試しに当たってみよう」
----「まあ、ちょっとした腕試しだな!!」

(清々しく言い放つと、張郃は周りの校尉達に指示を与え一軍を編成する)

張郃「さあ、お前達ッ!!」
----「白馬義従を叩きのめしたその力、俺に見せつけてくれよ?」

一同「ウォォォォォォッ!!」

(延津に向け、張郃隊が進撃開始!!)

180:無名武将@お腹せっぷく
11/12/20 01:22:40.05
ぐっ

181:無名武将@お腹せっぷく
11/12/20 13:46:37.00
299 :クマッタ蛆虫@煮糸覇王 ◆.pDAHD/fcA :2011/12/20(火) 01:19:34.57
そういや小魔玉さん

俺様思うんだけど、戦闘どうしましょ?
別にいっそのことレスの末尾で損害数決めちゃうとかでもいいですけどw


300 :クマッタ蛆虫@煮糸覇王 ◆.pDAHD/fcA :2011/12/20(火) 01:20:11.29
しっかし久しぶりですねぇバリバリのバトルはw

ってか史実通りの悲劇的なオーケストラにするか考え中
必要な人物はある程度準備したので、いつでも流れるように書ける訳ですがw


182:無名武将@お腹せっぷく
11/12/20 20:13:38.39
蛆虫のなりきり馴れ合いスレ新党蛆虫^^^

183:曹操@司空  ◆.c.c.k.k..
11/12/20 21:39:22.39
黄河中央部に位置する大きめの中州にて警戒に当たっていた監視兵より、
張郃軍、そして顔良軍の進撃を伝える報が延津砦に届けられた…

【兗州・延津砦】
兵士「前方より敵影確認!!先陣と思しき一団の旗印は『張』とあり、
   後続にも数多くの旗が靡いており、兵数は少なく見ても二万を
   超えていると思えます!!」
于禁「ついに来たか…」
趙儼「相手は二万以上、当方は二千…彼我兵力差は十対一」
于禁「かかかっ、普通では勝てんな」
趙儼「笑われている場合では御座いませぬぞ、于禁殿」
于禁「何、余裕のあるところを見せておけば兵士達も気が休まろうて」
趙儼「左様ですか。して、先陣を率いているのが袁紹軍の二枚看板である
   顔良と文醜ではなく『張』の旗印をした者とありますが…」
于禁「元は冀州刺史であった韓馥麾下の将であった張郃であろうな。」
趙儼「名は聞いた事がありますが、袁紹幕下では新顔の類に位置する将と
   思えますが…顔良と文醜を差し置いての先陣とは何らかの理由でも?」
于禁「理由は無かろう。逆に張郃を使う立場に立って考えれば、先陣で功を
   立てれば儲けものと思う程度だろう。」
趙儼「失敗すれば若将に責任を取らし、改めて二将を用いると言うことですな」
于禁「しかし若将とはいえ先陣を率いる者、気を緩めずに対処していくが、
   彼等との戦いは事前に司空殿が進撃を想定されていた対応に沿って進めるゆえ
   まずは広場にて兵士達を集めよ」
趙儼「ははっ!!」

【兗州・延津砦内の広場】
于禁「愚かにも袁紹軍が我が領内に侵攻してきた!!敵の数は我が軍を凌駕しようが
   私が延津砦の守備を任されてから今日まで、準備に準備を重ねて来た…
   相手が十倍もの兵で攻め寄せようが地の利も此方側にある!!」
趙儼「もちろん狙撃用の弓矢も食料も十分に保有している」
于禁「これより徹底した専守防衛策を以って敵に相対するゆえ、敵が攻めて来たときは
   砦より狙撃し、それ以外の時は“どのようなことがあっても”敵の挑発に乗らず
   迎え撃つ事はせぬ!!時間を出来る限り稼ぎ、司空殿の援軍を待つのだ!!」
趙儼「さぁ皆の者、籠城の仕度を整え持ち場を固めるのだ!!」
一同「おおおおおおっ!!」
于禁「趙儼、これより司空殿に袁紹軍の襲来と援軍の要請を出すが…」
趙儼「存じております、わざと敵の目に付くような形で使者を出すのですね」

※延津砦の守備兵は約2000人。籠城に際しての食料や物資の補給、黄河の延津側の
 封鎖作業などは万全ですが、何故か不可解な籠城策を採る曹操陣営。

184:曹操@司空  ◆.c.c.k.k..
11/12/20 22:58:57.65
【許昌・司空府】
曹操「では荀彧よ、予は官渡城に向かうゆえ留守を頼む」
荀彧「ははっ!!」
曹操「それから車騎将軍の董承と偏将軍の王子服を呼んで参れ」
荀彧「分かりました」

           (暫くして)

董承「お呼び…でしょうか、司空殿…」
曹操「何をそんなに怯えておるか、董承よ」
董承「い、いえっ…そんな訳ではありませぬが…」
曹操「貴公らに伝えたき事があるのだが」
両名「………(ゴクリ)」
曹操「此度の袁紹との戦に於いて、貴公らも予と共に参戦するように」
両名「参戦ですと?しかし我らは陛下の側に仕える者として…」
曹操「戦時に際しての人事権は予にある事を知らぬ貴公らではあるまい、
   これは厳命だ、よいな!!」
両名「………ははっ」

※許昌には荀彧、孔融、鍾繇が残る。そして何故か曹操の陣容に
 組み込まれる形となった車騎将軍・董承と偏将軍・王子服。

~その翌日に官渡城に向かう曹操軍~

通常、数万の人数の行軍であれば許昌から官渡城まで三日は要するところ、
曹操は半分の一日半で到着。当然、脱落した者も多いが遅れてでも官渡城に
向かうように厳命されていた為、全ての兵士達が官渡城に集結。

【司州・官渡城】
曹操「これより軍議に入る、郭嘉と賈詡は参軍として予の側にあるように」
両名「ははっ!!」

※第一、二、四、五軍が各3000人。曹操本隊が5000人。その他に
 輜重兵や斥候などを含めて約20000人が今回の戦いに動員できた兵数。
 袁紹軍の100000人以上に対して彼我兵力差は五対一。劣勢である。

185:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/21 01:57:33.43
>>156>>164>>167>>177
(言葉を終えたとき、陳琳の憤怒は身体から抜けきっていました。
確かに、陳琳は激情家でした。余りにも激しい感情の起伏を持っていました。
しかし、昂揚すればするほど、言葉が激烈になればなるほど、思考は冷静に冴え渡らせることができました。
かれは殆ど先天的な嗅覚で、人の心を掴む話法を心得ていました。
激情を薄い論理のオブラートで包むやり方。言葉の選び方。順序。間の取り方。抑揚のつけ方。視線。身振り手振り。
それぞれ、無意識のうちに最良のやり方を選択していました。
もっとも、それができるのは昂揚が一定の度を越し、言葉を迸らせている間に限ったのですが。
言葉を終えてしまえば、ただの文官がそこにいるだけでした。

(こそばゆいな……そんな気持ちで拍手を浴びていると、顔良将軍がこちらにやってきました。
私の馬鹿! さっきは何てことをしてしまったんだ。皆の面前で、事もあろうに顔良将軍に怒声を浴びせるなんて!
しかし、顔良将軍は陳琳を怒りませんでした。陳琳は、ぼうっと将軍の背中を見ていました。
姿は、不落の城砦。声は、大地の鳴動。宝刀の唸りは、億の言葉よりも説得力がありました。

(顔良将軍っ!   今度は陳琳が夢中で拍手する番でした。誰よりも大きな拍手をしなければ。
この私の拍手で、今どれだけ感動しているかを皆に伝えなければならないのだから!
そして、陳琳はその高揚のままに袁紹殿と田軍師に答えます)

殿、ありがとうございます。ありがとうございます。田軍師のこと。本当にありがとうございます。
前線では殿のご期待に応えてみせますよ。
田軍師。四つの遺言しかと脳漿に刻み込みました。大丈夫、一字一句忘れはいたしません。
しかし、まとめたものを軍師に読んでいただけないのでは無念です。
お元気な時に読んでいただきますから、牢の中ではお達者で。

(陳琳は心に決めました。平凡なものにはしないぞ、と。
その夜──出陣式を前に、陳琳は顔良の私邸を訪れました)

将軍……夜分に申し訳ありません。軍議でのことを、謝罪に来たのです。皆の面前で、将軍の面子を潰してしまいました。
お望みなら私を鞭で打ってください。一度直接謝罪しなければ、気持ちが納得いたしません。
将軍に、陳琳はわれを侮っていると思われては悔しいのでございます。
侮るなどとんでもない。本当は、むしろその逆なのです。何というか……

                        ____
                      /      \
                     /          \
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                   |    (●)  (●)   |   ……そのう……
                    \    (__人__)  ,/
                   ノ     ` ⌒´  \

186:沮授 ◆.pDAHD/fcA
11/12/21 02:05:00.24
>>183
【第一路軍・先鋒隊】
張郃「さて」

校尉「中郎将、これは…」
----「ちょっと、いやかなり厳重な城塞でございますね」

張郃「だなぁ」

(少々呑気な表情で、張郃は呟く)

張郃「お前ならどうする?」

校尉「うーん、とりあえず高覧様を待ちますね」
----「我等は軽騎で五千、後に続く高覧様は弩兵や歩兵が主体で一万五千」
----「相手方はどう見積もっても二千は超えないでしょうし」

張郃「相変わらずお前は面白くないなぁ」
----「確かに、『十囲五攻』って言葉がある」
----「十倍の兵力差があれば包囲して攻め潰し、五倍なら攻めろ、それ以下なら…って話だ」

校尉「そんなもん常識じゃないですか」

張郃「そりゃそうだ」
----「俺達は二倍、攻めたら大火傷ってところだな」
----「だから夜まで待って、糧道を探り襲撃するとしようかw」

校尉「なるほど、それは名案だ」
----「嫌がって出撃してきたら仕掛ければいい訳ですね」

張郃「ま、そういうことだな」
----「それに、アイツ(高覧)が渡沙する時間も稼げるから悪い話でもないだろ」
----「本格的な攻囲はそれからでも遅くないだろうしな」

(張郃隊は夜な夜な出撃し、兵站路を襲い始めるようです)

187:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/21 02:06:55.02
>>185の続き

私は、将軍に憧れておりました。
あの日、平原での練兵を見たときから。

一つお願いがございます。聞いてくださいますでしょうか。
私は参軍として前線に行きます。文人としてこれほど嬉しいことはありません。
見たもの。聞いたもの。それがどれだけ酸鼻を極めるものであろうとも………
私は、その全てを己の筆で書き尽くしとうございます。
─その中には、田軍師のことも書くつもりでいます。

それで、お願いというのは。
私に、顔良将軍の詩を作らせていただけないでしょうか。
明日は出陣の日です。
私は延津へ、将軍は白馬へ発ちます。今日しかお願いする日はないのです。
策戦が成功したら、許で真っ先に将軍にお見せします……。

188:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/21 02:34:01.36
(陳琳が会ったのは、顔良将軍だけではありませんでした。河北に来てから数年が経過していました。
その間に、親しい友人もできました。そういった友人たちが、こぞって出陣を控える陳琳の邸宅を訪ねてきたのです。

「陳君、君がいないと寂しくなる」

(と、率直に伝えてくれる人もあれば、

「見たまえ。何と星が綺麗なのだろう。陳君が征旅し、我々が集まることも稀になるというのに。
吉日に、良い風、良い光のもとで、気の知れた連中で楽しく一杯。いつもそうありたいのに、中々出来るものじゃない。
さあ、一杯飲んでくれ。黄河を下ったら、我々友人と会うことも難しくなるのだから」

(と、長口舌を振るう人もありました。
一人の提案で、庭で杯を交わすことにしました。
椅子を運んで、満天の夜空の下で、月星や庭の草木を肴に騒ごうというわけです。
酒は何巡したでしょうか。どれだけの詩が交わされたことでしょうか。いくつの別れの言葉がかけられたことでしょうか。
親友達は、顔を真っ赤にして泣いたり、笑ったり、大賑わいです。


(ああ、私には、こんなに良い友人も居たのだな。普段は気づかないだけで、皆、私を気にかけてくれている。
戦の結果がどうなろうと、彼らが辛い目に遭うようなことにだけは、なってほしくない)

諸君、私は必ず戻ってくる。いいか、河北にその人ありと言われた沮授監軍に附いて、河北の参軍をやるんだ。
きっと良い土産話ができる。だから私が戻ってくるまで元気でいるんだぞ。
お前のところの、もうすぐ生まれる子供にも奥さんにもよろしくな。
お前は、俺が戻ってくるまでには弟と仲直りしろよ。
お前は……

(後は、言葉を続けられませんでした。気持ちが溢れて。胸が詰まって。何も言えませんでした。
目からどっと涙が溢れました。友人達は笑って背中を叩いてくれました。
その夜は、一つの寝台で友人達で同衾です。
ぎゅうぎゅうになりながら、皆で大いびきを立てました)

189:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/21 02:45:48.21
(翌日未明。出陣式に臨んで、陳琳は心を戦場に馳せていました。
その思いは、自然と彼に文章を書き起こさせました。
長い長い、袁曹の戦いの間、絶えず書き続けられる長い文章の、これが書き出しでした)


                            パラッ

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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(三三三三三三三三三三三三三三三(






190:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/21 03:01:55.51

        / ̄ ̄ ̄\
        /          .\
     /   ::::\::::/::::  ヽ      『私の信念……
      |   (●):::::(●)  |
     \   (__人__) __,/        私はここに、この戦で見たもの、聞いたもの、
     /   ` ⌒´   \        全てを書き記す』
   _/((┃))______i |
.. / /ヽ,,⌒)  ̄ ̄| ̄ ̄ ̄(,,ノ \
/  /_____|____ヽ..  \
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'
     カリカリ






191:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/21 03:12:14.66

        / ̄ ̄ ̄\
        /          .\
     /   ::::\::::/::::  ヽ     『それは断じて事実の糟粕(残り滓)などではない。
      |   (●):::::(●)  |       まさに今日をもって……』
     \   (__人__) __,/
     /   ` ⌒´   \
   _/((┃))______i |
.. / /ヽ,,⌒)  ̄ ̄| ̄ ̄ ̄(,,ノ \
/  /_____|____ヽ..  \
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'
     カリカリ



       ___
     /\  ,_ \
    /(ー )゛(ー ) \      …………
  /:::⌒(__人__)    \
  |  l^l^ln ⌒´       |
  \ヽ   L        /
     ゝ  ノ
   /   /






192:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/21 03:18:21.59

        / ̄ ̄ ̄\
        /          .\
     /   ::::\::::/::::  ヽ      『 文 章 の 勝 利 が始まるのだ。
      |   (●):::::(●)  |
     \   (__人__) __,/        建安五年 二月  陳孔璋』
     /   ` ⌒´   \
   _/((┃))______i |
.. / /ヽ,,⌒)  ̄ ̄| ̄ ̄ ̄(,,ノ \
/  /_____|____ヽ..  \
     ̄ ̄ ̄ ̄ ̄'






193:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/21 03:58:41.27
>>183>>186
(軍が延津に到着すると、陳琳は張?率いる先鋒隊に加わった)

ほう、なるほど。小回りの利く騎兵は敵の兵站を攻撃するのに有用なのですな。
そして襲撃は敵に気取られにくい夜にするのが良い、と。勉強になります。
ただ、夜襲は敵も想定しておる所かもしれません。
闇夜に紛れて逆に奇襲を受ける危険はありませんか?

(沮監軍は、この人を「使い物になる」と言ってたな。会ってみると、自信がありそうだ。落ち着いている。
この人がどんな戦いをするのか楽しみだ。無理を言って、前線の中でも最前線に出てきたんだ。
命の危険がある以上は、収穫は相当大きくないとやってられないぞ)


「于禁を叩けば策破れし事で焦る白馬の伏兵は必ずや、こちらに向かって現れる。
そこを頸兵にて急襲し、敵の戦意を挫くのだ」

(陳琳は沮授の言葉を浮かべました。沮授は于禁に猛攻を仕掛け、半年で許を落とす、自分にはそれができると言っていました。
今、沮授は、諦めていた「自分の戦」の指揮を執っています。
壮絶な戦いを見せてくれるのか。陳琳は、内心で期待していました)

張?殿。もし兵站を襲うのであれば、その隊に私も混ぜていただきたい。
先ほどの懸念は懸念として、私は置いていかれるのは嫌なのです。
今のうちに仮眠をとっておきます。

(かれは軽く礼をして下がりました。陣幕を出てあたりを見回すと、本当に自分が戦場にいるのだと実感しました。
物々しい兵の気配。人生が旅だとすれば、死はその最後の到達点。兵は、その到達を極度に早める戦場に身を置いている。
そして自分も。
身体が震えてきました。
しかし、ここに来るのは自分が望んだことなのです。
陳琳は自分の頬を打ち、気合いを入れ直して参軍の陣幕に入りました。
横になって目を閉じると、次に目を開いたときには、もう夜になっていました)

194:曹操
11/12/21 07:16:39.62
166cm8*kgのDカップで体毛が濃いめ?で自分の体に自信が無くて、攻められるH経験はゼロです。
今はオモチャで膣内開発を目指しています(笑)
そんな私に受け身のHの楽しさや気持ち良さを教えてくれるひと会える方いませんか?

195:無名武将@お腹せっぷく
11/12/21 10:41:34.78
新党住人による馴れ合い学芸会

196:無名武将@お腹せっぷく
11/12/21 11:54:15.82
366 :小魔玉@三戦板の失地王  ◆.c.c.k.k.. :2011/12/20(火) 23:37:58.19
神ちゃんは今夜も元気なようでw

>>324
メッシは完璧すぎて面白みが無い…ってなとこですかね?
と、不完全さゆえにオイラが好きだったのがロナウドだったんですがw
(ちなみにクリスティアーノではなく、出っ歯のほうです)

しっかし、NHK紅白の歌が発表されましたが、やたら絆をテーマにした曲が
多い気がしますが、韓流よりマシなのでイイんですけども…

そうそうです、《クマッタさん潜伏》ってな餌を投げたら一人釣れたので
それはそれで善しとしてくれたらオイラは嬉しいですが( ^∀^)ゲラゲラ


197:汝南賊 ◆H/lJ4S3RGg
11/12/21 23:45:59.43
【汝南・汝陽・賊本営】
>>175

斥候 「劉大将!申し上げます!敵は召陵と定頴に入城した模様です!」
劉辟 「そうか。」
龔都 「やっぱり着やがったか!」
劉辟 「予想通りの流れか。」
龔都 「兵はどのくらい引き連れてやがんだっ!?」
斥候 「ハハ!龔副将!実数は不明ながら数千規模かと!」
劉辟 「数千か。」
龔都 「フン!劉大将!曹操の野郎数千規模とは俺達を舐めてやがる!」

斥候 「どうやら河北の袁紹軍も南下しているとの事で。」
劉辟 「うぬ。二面となれば兵力も分散する。」
    「だが我らの方はどうなっているのだ?」
賊将 「ハハっ!劉大将!我らはこの汝陽に加え【シ隠】強、西華、平與に駐屯しております!」
    「また郡東部諸県も我らに同調しておりますぞ!」
龔都 「はっははは!こいつぁ想定以上じゃねぇか!」
    「腐ってもこの地に根付いた俺達の旗は今でも健在って事だな!」
何儀 「ふぅ・・・誰が苦労したと思ってるんだ・・・誰が・・・」
龔都 「何副将!ご苦労ご苦労!」
何儀 「・・・たく、調子いいやつだなお前はホントに・・・」
劉辟 「いやご苦労だった。」
何儀 「・・・劉大将!いえ・・・滅相も御座いません!」
劉辟 「これで背後は安心できる。」
    「後は河北の情勢を見つつ敵方の大将とやらを探る。」
    「事態が事態だけに敵も悠長には構えないだろう。」
龔都 「はっはっは!そこが俺達の利点って事だな!」
何儀 「・・・安直な・・・死に物狂いな分厄介かもしれないだろう・・・」
劉辟 「うぬ。何儀の言うとおりだ。」
    「我らにとって有利になるまで持ちこたえる事が重要」
    「その為には次の手を打たねばならない。」
龔都 「?まだ何かするんで?」
何儀 「・・・河北との連携・・・ですね・・・」
劉辟 「そういうことだ。」

*汝南賊は臨戦状態です

198:曹操@司空  ◆.c.c.k.k..
11/12/22 00:43:46.02
延津砦より少し離れた場所にある兵糧貯蔵所。何箇所か存在する許昌と延津砦の
兵站路の一つで、延津砦が兵糧不足に陥った時や救援隊が訪れた時に直ぐに対応
出来るように建設されており、目立ちにくい場所にあるのは言うまでも無い…
尚、兵糧の保管量は半月分で、守る兵士は人目に付かぬように10人程度である。

【延津砦近郊・兵糧貯蔵所】
兵①「これだけの兵糧があるんだ、少しばかり拝借しても~」
兵②「おいおい、ここにある兵糧を管理しているのは、延津砦の守備をされてる
   鬼の于禁様だぜ、少量とはいえ兵糧を横領すれば首が飛ぶぜ?」
兵①「げっ!?それは嫌だな~」
兵②「だったら変な気を起こさない事だな」
兵①「ああ、そうするわ」

(兵士達が話している中、突然馬の蹄の音がする)

兵③「敵襲!!敵襲!!相手は騎兵だ!!」
兵達「!?」
兵②「みんな固まらずに逃げろ!!」
兵①「おいおい、この兵糧はどうするんだ?」
兵②「燃やすのには時間が掛かりすぎる!!」
兵①「敵に呉れてやるのは惜しすぎだが仕方ねえが置いとくか」
兵②「命あっての事だ、今は散り散りになって逃げて延津砦に向かうぞ!!」
兵①「おぉ~」

※兵糧貯蔵所は急襲を受けて半月分の兵糧を失った。また、このような形で
 数箇所の兵糧貯蔵所も急襲を受け、合計で数か月分の兵糧を袁紹軍に奪われた。

【兗州・延津砦】
側近「申し上げます、ただいま兵糧貯蔵所を守備していた兵士が敵の襲撃を受け、
   延津砦に逃げ帰ってきた模様!!」
于禁「なんと、兵糧貯蔵所が襲われたと申すか!!」
趙儼「兵糧貯蔵所は大小あり、小さいのは数日分の兵糧ですが、大きい貯蔵所に
   なれば半月分の兵糧を保管しておるはず…」
両氏「………(お互いの顔を見合わせる)」

199:宋憲 ◆5HLANJUDJo
11/12/22 04:47:42.03
【汝南・召陵】

>>197
(騎馬部隊の編成が終わると、密偵から賊の報告を受けた宋憲が、大勢の兵を前に気を吐く)

数多の戦場を駆け巡った古強者に告げる!
賊の拠点は、北の“㶏強”《インキョウ》、北東の西華、東の汝陽、南東の平興!
頭目は不明だが、賊は許昌攻撃の為に汝南北西部に集まったと見られる。

此処は朱霊に任せ、定頴は臧覇を守りに当て、この宋憲は魏続と共に軽騎800を持って賊を強襲する。
騎兵の先鋒は魏続、青州兵2000余は後詰めとして侯成に率いてもらう。
甘くすればどこまでも付け上がるのが奴らだ。
ニ度と反乱を起こさせぬ為、賊は皆殺しとせよ!

魏続「応ッ!」
侯成「汝南全てに宋の旗幟を掲げん!」
臧覇「賊共が雲霞の如く押し寄せようと、押し留めて見せよう!」
朱霊「………」

まずは許昌に近い“㶏強”《インキョウ》を早急に平定し、次いで西華、汝陽、平興を陥落させる!
全軍、烈風の如く駆けよ、その身を槍と為して敵を貫け!

(軽騎800は魏続を先頭に“㶏強”《インキョウ》に進軍した)

魏続「三十人は先を尖らせた丸太で門をぶっ壊せ!どうせ小県の門、上等な物じゃねえ!他は城壁の敵を片っ端から射ろ!」

(“㶏強”《インキョウ》の城壁南門に到着した騎兵部隊は、矢を射かけ、焔を投げ、攻撃を開始する)

200:無名武将@お腹せっぷく
11/12/22 18:37:41.25
(  ゚Дメ)200

201:沮授 ◆.pDAHD/fcA
11/12/23 00:23:03.02
>>198
【延津・城塞付近】
張郃「夜襲で逆襲される事はまま有り得る話だろうなぁ」
----「しかし、夜襲の一番いい所は相手が混乱する事なんだよ」
----「網を張って待ち構えられているのなら苦しいが、闇夜の乱戦は」
----「寡兵の側に有利に働くもんさ、同士討ちが少ないんだから」

校尉「まあ、乱戦に巻き込まれる私らにとって見ればいい話ばかりでもないんですけどねぇ…」

張郃「ま、そういうなよ」
----「生き残ってたら、お前にも一杯飲ませてやるから!!」

校尉「安過ぎでしょうが!!」

張郃「ハハハッ」
----「孔璋殿も俺が一杯おごってやろう!!」

(数刻後、陽気な張郃の姿は見る影もない)

張郃「さあ、お前達…」
----「準備が整ったら、散開して一気に夜襲するぞ」
----「分かっているとは思うが、これから俺が言う事は絶対に禁止だ」

一.敵陣に不用意に留まるな
一.首を取ろうとするな
一.敵の糧抹は略奪できないなら焼き払え

一同「オウッ!!」

張郃「さあ、相手に一杯食わせてやろうぜ!!」

>>198の後、意気揚々と張郃は帰還する)

張郃「まあまあだな」
----「さて、そろそろ日の出か」

校尉「では…」

張郃「狼煙を上げろ、高覧隊の渡河開始の合図だッ!!」

202:沮授 ◆.pDAHD/fcA
11/12/23 00:29:57.25
>>201続き)
張郃「折角だから、今後どうするかを孔璋殿にもお教えしようか」
----「はっきり言うと、高覧隊は餌だ」

校尉「はぁ?」
----「また訳の分からない事を」

張郃「要は、相手を追い込んでいるんだな」
----「こっちを脅威に感じて退いてくれるならそれもよし」
----「城外で一戦交えてくれるならそれはそれでよし」
----「相手は守備兵、つまり歩兵しかいないんだから騎兵で殴ればそれなりの結果が期待できるだろ?」
----「あとは、于禁がどう出てくるか。様子見といこうじゃないかw」

203:袁煕 ◆aw9I1QevyY
11/12/23 11:00:09.68
>>163>>165
袁煕「ははっ」
   「愚息・顕奕、戦を学び勝利を引き寄せて見せまする!」
   「父上もお体にお気を付け下さい」
(そういうと深々と頭を下げる)

袁煕「では父上、私は出陣の準備にかかりますのでこれにて」
   「必ず勝利を持ち帰ります」

【袁煕率いる第四軍、焦触ら将を引き連れ出陣!!!】

>>167

袁煕「御意」
   「予は諸将らの援護に回ろう」
   「武運を祈っている」

(諸将一人一人の手を握り激励し、自分も奮戦すると誓う)

袁煕「それでは、勝利をつかみ取ろう!!!」

(袁煕、退室)

【第四軍は、第一軍、第二軍の後、第三軍と共に出陣】


204:無名武将@お腹せっぷく
11/12/23 13:57:55.53
新党住人による馴れ合い学芸会

205:顔良 ◆CaOJ2IWD1OA8
11/12/23 14:25:53.71
>>185>>187
【顔良邸宅】
出陣の前夜、顔良は陳琳の訪問を受けていた。
顔良は意外な来客に喜び、部屋に案内して酒と肴に干し肉を勧めた。

顔良「陳琳殿、よくお越し下さった。かしこまる必要はない、ゆっくりして行け。」
----「ワシも以前から貴殿と話をしたいとは思っていたが兵の鍛錬に忙しく暇がなくてなぁ。貴殿から訪ねて来られるとは思いもせなんだ。」
----「…軍議で聞いた貴殿の悲痛な叫びはしかとワシに刻まれた。なんら謝る必要はないのだ、頭を上げろ。」
----「貴殿の言で己の未熟さに気づけた、あの腐れ儒者の参謀どもに伝わったかは分からぬがな。」
----「少なくとも、ワシは陳琳殿の気骨を褒めているぞ。」

それから陳琳の話を聞き終えて、顔良は杯に注がれた酒を一息に飲み干し、もう一度注いだ。

顔良「…貴殿は歴史を記すものになる、と申されるのか。後悔はしないか?」
----「こう言っては失礼だが、戦場はそなたら文官の思っておる以上に血なまぐさく、凄惨な場所だ。」
----「命を失い地に倒れ伏した兵の頭を味方の騎兵が踏みつぶしてゆく、そんな世界だぞ。」
----「それでも決意が変わらぬのなら、行くがよい。見たままを全て記せ。」
----「ワシが死ねば袁家将軍顔良、敵将なにがしに討たれ戦死、とな。偽りを記すことだけはするな。」
----「…そうか、貴殿は延津へ参るのだったな。暫く会えなくなる。」
----「良い詩を書いてくれよ、楽しみに待っておるぞ。ハッハッハ、ワシは詩に残されるだけの功を上げねばならなくなったな。」
----「今日は飲め、袁家勝利の前祝いにな。」

陳琳の杯に酒を注ぎ、その杯を交わした。

206:顔良 ◆CaOJ2IWD1OA8
11/12/23 14:29:51.27
【白馬まで】
顔良と梁岱が先頭に立ち、堂々と進軍を続ける第二軍。
麦畑を抜け、小川を越えて甲冑を身に付けた兵士らが白馬へ向けて道を行く。

顔良「ところで梁岱、一陣を率いておる張将軍とはいかなる人物か?まだ若年とは聞いておるが。」

梁岱「はい。私も人伝に聞いた話ではありますが、その戦いぶりは勇猛果敢にして兵は精強、かの公孫氏との合戦で功を上げたとか。」
----「いずれは袁家を背負って立つ大将になるでしょうな。私はそう見ております。」
----「曹軍は勢力圏を袁家と同盟を結んでおります劉表殿はじめ敵対している勢力に囲まれておりますゆえ、袁家との戦いに割ける兵も限られるはずです。」
----「元より我が方の兵力が曹軍を上回っておりますから、張将軍に任せておきますればたちどころに撃滅できましょう。」

顔良「それほどの将か、彼は。」

二将が話をしている間に、軍は目標である白馬の近辺まで到達した。砦には『曹』の旗が翻っている。

顔良「ガッハッハッハ、見ておれよ曹操、あの旗を圧し折って土にまみれさせてくれるわ!」
----「まずは本営を立ち上げ作戦会議だ。それから例の大将旗をここへ持ってこい!」
----「近隣の村への略奪は禁ずる、奪った物の量や品に関わらず斬首とする。以上!」

旗指物を持ち粛々と陣を敷き始める兵団。まもなく、大男三人がかりでなければ運べないほどの大きな旗が持ち込まれた。
顔良はそれを片手で持ち上げ、陣中でもっとも目立つ場所にその旗を突き立てた。
風になびき現れる『顔』の字が刺繍された旗。兵士達の士気高揚になる、と彼は踏んでいる。

顔良「袁家に顔良在り、これを天下に知らしめてくれよう!!」

空に向け叫ぶ顔良。その姿はまるで童のようであった。
梁岱「作業を終えた者から飯の支度をせよ。炊き出しの煙をなるべく多く上げるのだ。」
----「我らの兵がいかに多いかを見せつけ、奴らの恐怖心を煽ってやろう。」

兵士たちが食事の準備を始める。行軍中にとった魚や野兎を調理し、鍋で煮る。
黙々と煙が立ち上り始め、辺りには良い香りが漂った。

207:顔良 ◆CaOJ2IWD1OA8
11/12/23 14:30:04.81
顔良は飯ができるまでの間、梁岱に各隊の部隊長を招集して幕舎にて軍議をすることにした。

隊長たちの顔は意気揚々として出撃の命令を待ちわびている。

部隊長「顔良殿、ご命令を下されば私の隊はいつでも出撃できますぞ。」

部隊長「この地は白馬と言うらしいですな、我々が討ち滅ぼした公孫の白馬部隊を思い起こさせるようで縁起がよい。」
------「我が軍の勝利を天が約束しているかのような思いであります。」

顔良「…出撃は明日の明け方だ。」
----「まずは我らの武勇を示す必要がある。砦を陥とすのが目的ではない、小競り合い程度で良いのだ。」
----「当然ワシが先頭に立って道を切り開く、河北に顔良ありとな。お前たちは軽騎兵で敵を翻弄すればよい。」
----「もし兵に遭えば直ちに退け。以前も申したがこれは沮授殿の命令であるからな。隊ごとに通達しておけ。」

部隊長ら「承知!」

彼らは幕舎を出て行き、それぞれ自分の隊に戻っていった。

208:無名武将@お腹せっぷく
11/12/23 19:22:22.48
518 名前:小魔玉@大阪ぶらり旅中 :2011/12/23(金) 14:29:20.19
いま大阪・難波から関西のヲタクのメッカである日本橋に来てるのですが~
さて、これからどうすべかw

①とりあえずメイド喫茶で放課後ティータイム
②やっぱりあずにゃんグッズを探し求める
③まだ早いが60分10000円コースに逝く

○南海難波駅
URLリンク(beebee2see.appspot.com)

○日本橋
URLリンク(beebee2see.appspot.com)
URLリンク(beebee2see.appspot.com)


519 名前:無名武将@お腹せっぷく :2011/12/23(金) 14:36:25.17
twitterでやれ


520 名前:陣虚兵衛 ◆jjKU9pZ2LI :2011/12/23(金) 15:00:29.46
そらそうさ

209:無名武将@お腹せっぷく
11/12/24 08:19:33.57
708 :クマッタ ◆.pDAHD/fcA :2011/12/20(火) 01:13:49.31
>>701
興味があれば是非是非w

まだまだみんな出番があるぜ?


709 :曹操の中の人物  ◆.c.c.k.k.. :2011/12/20(火) 23:17:21.97
分かりやすいように曹操陣営の兵数とかを書き入れて見ましたが、
袁紹陣営のおよその兵数も分かれば、敵方であるオイラも嬉しいですがw

と、少し時系列を超越したレスになりましたが、万が一にも来れなくなると
申し訳ないので、進めれるところまでは進ましてもらいました( ^∀^)ゲラゲラ


710 :無名武将@お腹せっぷく:2011/12/21(水) 03:31:08.40
沮授って今どこにいるの?
第一軍が張・高に変わったから黄河の北に残った感じ?


711 :無名武将@お腹せっぷく:2011/12/22(木) 00:09:23.27
おーい
今日は汝南賊以外の奴はどうしたんだよ


712 :無名武将@お腹せっぷく:2011/12/22(木) 00:18:07.29
>>711
三戦のスレは水曜は動きにくい傾向にある


713 :クマッタ ◆.pDAHD/fcA :2011/12/22(木) 19:34:58.05
>>710
あー
ごめんごめん

一応まだ黎陽でスタンバイしてると思ってもらえればw


714 :無名武将@お腹せっぷく:2011/12/22(木) 23:48:16.83
可児庵は本当にどのスレでも長続きしないな

210:曹操@司空  ◆.c.c.k.k..
11/12/24 09:52:03.20
>>198の続き

【兗州・延津砦】
両氏「………(お互いの顔を見合わせる)」
于禁「………ニヤニヤ」
趙儼「………ニヤニヤ」
于禁「兵糧は“しっかりと”袁紹軍に奪われたようだな?」
趙儼「ええ、“しっかりと”奪ってくれたようです」
于禁「がははっ!!袁紹軍の馬鹿将め、趙儼の策を用いて奪われた兵糧の中に気付かれぬ様に
   毒を混入しておいてやったわ!!」
趙儼「鳥兜(トリカブト)と毒空木(ドクカラキ)から中質した毒は、即効性では
   なく徐々に体を蝕んで侵食していきますので、死に至るまで数日掛かりますので
   その間に気付かれる事はないでしょうから、時間が経つほど効果があるでしょう」
于禁「趙儼よ、見事な策である!!許昌の鍾繇殿は善き策士を推挙してくれた」
趙儼「攻城戦の場合、攻める側も兵糧の確保が最優先でしょう。そこで敵方の兵糧を奪えば、
   それを自分達の物とするのは常道。」
于禁「卑しいとは言わぬが、敵の兵糧を奪って自分らの物にして食すのだ、その中に毒が
   混入していても残さず食すが礼儀ぞ、先陣の若将・張郃」
趙儼「今回の策は兵法三十六計の一つ、“瞞天過海(天を欺いて海を渡る)”を応用して
   見ました。また、この擬装毒入り兵糧策は大勢に影響は少ないかもしれませんが
   これにより敵方も兵糧貯蔵所に置かれている兵糧が擬装である事を警戒するでしょう。
   それこそ我等の思う壺と言うわけですがね」
于禁「袁紹方に叫んでみようか…

   戦場で散るでなく、毒如きで苦しんで命を落とすとは、情けなし!!
   袁紹軍よ、私を釣り上げて砦外に誘き寄せようと考えておようが、
   上質な餌がないと喰い付いてやらんぞ!!

   がははっ、実に爽快である(そう言いながら上機嫌の于禁)」
趙儼「袁紹軍の後続部隊が渡河を始めていますが如何いたしましょうか?」
于禁「無論手出しはせんよ、渡りたければ渡してやれ何せ奴らを引き付けるが事が…ニヤニヤ」
趙儼「では今まで通り守備の強化を固めます…ニヤニヤ」

※兵站路にある兵糧貯蔵所は本物もあるが、その多くは擬装工作がなされている。

211:曹操@司空  ◆.c.c.k.k..
11/12/24 09:58:59.17
>>183より、袁紹軍の襲来の報と援軍要請を告げる為、延津砦から官渡城に
于禁の使者が到着。また、襲来の報には先陣が張郃である事も書かれている。

【司州・官渡城】
使者「以上が于禁様よりの報告で御座います」
曹操「分かった、そちは別室にて休むがよい」
使者「ははっ!!」
曹操「さて、袁紹軍の先陣は延津に進軍してきたが、白馬ではなかったようだな?」
賈詡「延津には新進の将を派遣し、白馬には古参の顔良を要した訳ですな」
郭嘉「袁紹軍の延津攻撃にて、我らが採る道は決まったわけです」
曹操「うむ、二人の大方の予想通りの展開になった事だ、これまで積み重ねてきた
   策を出し惜しみせずに使うとするか」
両氏「御意に」
曹操「その前に済ましておく事があるから、董承と王子服を呼ぶように」

(暫くして)

董承「お呼びでしょうか、司空殿」
曹操「回りくどい言い方は好かぬゆえ単刀直入に申す、貴公ら二人を
   袁紹と内通した罪で処断する」
両名「えっ…そ、それは!?」
曹操「貴公ら二人は天子を殺害し、袁紹に帝位を就けるとの疑惑があったとも
   付け加えておく」
董承「そ、そのような暴挙が許されると思うてか!!」
曹操「許す許さないは貴公が決める事ではない(そう言いながら手を挙げる)」
衛兵「お二方とも、観念なされよ(二人を官渡城下の刑場に連れて行こうとする)」
董承「ま、待て!!待ってくれ!!わ、わしはまだ死にとうない、まだ…」
賈詡「許昌で彼らを処断したとなれば厄介ゆえ、戦場なれば問題も少ないでしょう」
曹操「ああ、あの二人が宮廷内で程度の低い策謀を練っていたのは知っていたが、
   泳がすだけ泳がして存在価値も無くなったから、今が善い機会であった」
郭嘉「後顧の憂いを断った事ですが、この件に関して帝にはどのような報告を?」
曹操「ありのまま伝えれば善い。また彼らの直轄兵は董承らと共に処断せよ!!」
賈詡「姑息にも敵と内通した者の末路を見せ付ける為ですな…くくくっ」
曹操「董承と王子服の首は袁紹軍に渡るようにせよ、内通者は処断したと加えて」

※車騎将軍・董承と偏将軍・王子服を処断するのは許昌でも出来たが、袁紹軍との
 戦いの前に荒波を立てるのを善しとしなかったので、今回まで伸ばしていた。
 これにより宮廷内に蔓延っていた火種を鎮圧できたのと同時に後顧の憂いも断った。

212:曹操@司空  ◆.c.c.k.k..
11/12/24 10:42:04.49
【司州・官渡城】
曹操「于禁より袁紹軍との会戦の報が届けられた。これより出立に際しての編成を行う」

○先鋒:張遼(参軍に荀攸)・3000人
○左軍:徐晃(参軍に陳登)・3000人
○右軍:曹洪(参軍に袁渙)・3000人
○中軍:曹操本営、曹丕、許褚、呂虔(参軍に賈詡、楊脩)・5000人
○後軍:夏侯淵(参軍に陳羣)・3000人
○遊軍:李通・500人
○輜重軍:楽進・500人
○斥候:関羽・100人

○官渡城守備:夏侯惇(参軍に郭嘉、程昱)・2000人
○輜重軍:李典・500人

曹操「我等が向かう先は延津に非ず、白馬津にある!!
   敵は愚かにも延津と白馬津の二方面攻撃を仕掛けてきており、その為に兵を
   二分する形となっている。兵を分散するという愚を犯した袁紹軍を叩くには
   “各個撃破策”が有効。ゆえに狙うのは新鋭の将が攻める延津でなく、古参である
   顔良とする。報告によれば愚鈍な袁紹は未だに戦場に現れていないとの事、
   ならばこちらは“兵貴神速(兵は神速を貴ぶ)”を以って、袁紹の本隊、また
   彼らの渡河が終わりきっていないところを虱潰しにする!!」
一同「おおっ!!」
曹操「如何に顔良とはいえ、我等の本隊20000と戦えば勝機は目に見えておよう。
   まずは顔良を完膚なきまでに叩く!!そこで先鋒の張遼が会戦し、両翼の曹洪、
   徐晃が敵を囲み、予と後軍の夏侯淵の二重の波状攻撃によって敵を撃滅する!!」
一同「顔良討つべし!!」
曹操「官渡城の守備には夏侯惇、郭嘉、程昱を残すゆえ後を任せる」
一同「ははっ、武運を祈ります!!」
曹操「それから関羽よ、貴殿には重要な役を申し付けるゆえ、予の側にあるように」
関羽「………御意に従います」
曹操「これより迂回して白馬津に出陣!!」

※曹操軍は直進せず迂回して白馬津に進軍。100000人もの相手では敵わないが
 分散された兵であれば本隊20000人を以って各個撃破に持ち込めば、勝率は
 高くなるでしょう。ここは史実通りに白馬津にて袁紹軍の双璧・顔良将軍の首を狙います。

213:顔良 ◆CaOJ2IWD1OA8
11/12/24 11:40:08.54
>>212
【顔良軍本営】
伝令兵「急報!急報!曹操軍の本隊がこちらに向けて出立したとのこと!!」

梁岱「兵数は?」

伝令兵「およそ2万!」

顔良「ガハハッ、良い機会じゃ、ワシが一番に曹操の首級を上げてくれるわ!」

出撃の準備を始める顔良、脇に控えていた梁岱の声が彼を制止した。

梁岱「お待ちくだされ!こうなった以上、我々の隊だけで挑むなど無謀です。」
----「将軍は確かにお強い、万夫不当の豪傑でいらっしゃる。」
----「もしもここの兵士達全員が顔良将軍ほどの武勇を持っておればこの数でも戦えましょう。」
----「しかし、現実はそうではない。いたずらに兵士達を死なせるだけです。」

顔良「うぬう…だが、どうすればよいのじゃ?」

梁岱「幸い兵糧は十分にありますから暫くは心配する必要がないでしょう。本隊が来るまで持ちこたえられます。」
----「まずは…そうですな、曹操の本隊なら騎兵も多いはずです。付近にある木を切り倒して陣の周囲に馬防柵を設けましょう。」
----「時間が限られておりますので櫓の組み立ては難しいでしょう、土塁を高く積み上げて上に弓兵を立たせ、櫓の代わりといたします。」
----「これらは私が取り仕切りますから、顔良将軍は弓弩兵の選抜をお願い致します。」
----「この度主力となるのは弓弩、柵に手間取っている曹軍の騎兵を端から射殺します。」
----「おっと、当然火での焼き討ちに備えて消火用の水の準備も必要ですな。」
----「作業隊の護衛には私が騎兵を率いて当たりましょう。」

顔良「よし、各隊に作業を分担させて早急に作業を開始せよ!」
----「ワシも選抜が終わったら護衛部隊の指揮に回るからな。」

214:顔良 ◆CaOJ2IWD1OA8
11/12/24 11:40:19.47
この命令はすぐさま全隊に伝えられ、それぞれに役割分担がなされた。
林に分け入り木を切り倒す者、それらの木材を切断し加工する者、土や砂を集めて詰め、うず高く積み上げる者…
顔良は自ら弓弩兵らに実戦式弓術を教え込む。

顔良「お前たちに問う、人間の体の中で守ることが最も疎かになっておる部分はどこだと思うか?」
----「これは剣兵や槍兵にも言っておかねばならぬことだがな。平時、非武装時、目の前に矢が飛んで来たら、反射的にどこで防ぐ?」
----「…腕であろう?眼前に矢が迫っておれば、人は腕を上げ頭を守ろうとする。」
----「始めに狙うべきは頭でも心臓でもない、腕だ。お前たちの強弓なら射ぬけよう。」
----「腕を使えなくなった兵は役に立たぬ、武器の扱いも難しくなるだろうな。」
----「そこを急所に向け矢を放つのだ!!(身ぶり手ぶりで表現する顔良)」

一方の梁岱は、作業を見守りながらある特別部隊の計画を練っていた。
人数は200名、剣術に巧みで、比較的小柄で、動きが俊敏な者ほど良い。

梁岱「いざとなればこの者たちの出番だ。直ちに志願者を募ってくれ!」
----「後で私が訓練を行おう、待機させておけ。」
兵士「ハッ!」

(梁岱のもとで特別部隊がつくられています)

215:袁煕 ◆aw9I1QevyY
11/12/24 13:08:08.43
>>213
【袁煕軍本営】

伝令「曹操直々顔良殿に攻撃を仕掛けるようです!」

伝令が本営へ慌てて入ってくる。

袁煕「・・・!救援に行くべきか・・・。いかぬべきか・・・。オロオロ」
   「誰か!進言せよ!」


将らにどよめきが広まる。
暫くすると一人の男が口を開いた。
男の名は焦触。
どこまでも薄情な男である。


焦触「私は存じませぬ。(苦笑い)」
   「我々は策士ではありません。戦うのが仕事。そんな我らに献策を求めるとは・・・。」
袁煕「策士さえいれば・・・。予は頭が痛いわ・・・。」
   「(後継者問題には巻き込まれぬようにせねば。弟に任せよう)」
   「こんな所でぐずぐずして足を引っ張るのもよくあるまいっ!我らは・・・我らは・・・!」

将たちは沙汰を待っている。

袁煕「顔良殿の部隊を
     
      救 援 致 す ! ! ! 」

そう袁煕が言い放つの将らは静かに退席した。
支持者がいない。それは袁煕の軍がそこらの凡人の集まりであることを意味していた。


○袁煕軍が顔良軍の救援に向かいました。



216:宋憲 ◆5HLANJUDJo
11/12/24 19:22:40.53
【汝南・“㶏強”《インキョウ》】

(城門が破壊されると700余の騎兵は怒涛の勢いで傾れ込み、弓と突き槍を持って容赦無く賊を攻撃する)

魏続「賊と思しき者は逃げる者も隠れる者も射ろ!一人も生かして逃すんじゃねえ!」

(やがて後詰の侯成の隊も加わり、半日にも及ぶ苛烈な攻撃が続けられると“㶏強”《インキョウ》の戦いも収束に向かう)

侯成「欠けたのは五十騎余り、青州兵の死者はその三から五倍程度……さすがに無傷とは行かないな」
魏続「確かに負傷兵も少なくねぇが、兵は神速を尊ぶ。このまま進軍して賊を蹴散らそうぜ!」

いや、ここで降伏策を用いても良かろう。
まずは“㶏強”《インキョウ》の住民に命じて旗を作らせろ。
大幅に増やすのは食事の際の炊煙もだ。降伏した兵で討伐軍が増えたように見せねばならんからな。
降伏した者が出たと知れば、賊の心にも少しは動揺が生まれるだろう。
全ての用意が出来れば、汝南の各県城に矢文を落とせ。

『汝南で蜂起した黄巾の徒に告げる。
 “㶏強”《インキョウ》を占拠していた黄巾兵は、漢の裨将軍、宋憲に降伏せり。
 この宋憲が討伐の兵を率いて、“㶏強”《インキョウ》の賊を散々に打ち破ったが故に。
 今や降伏した黄巾兵と、志願する民兵で我らの兵は優に万を越える。
 そして、彼らは呂布の元で勇名を馳せた魏続や侯成の勇将が従えるのだ。
 抵抗は悪戯に犠牲を増やし、賊徒の汚名を着るだけの結果となろう。
 誠意から述べる。武器を捨てて降伏せよ。我らは降る者に寛大である。
 討伐軍の中には、かつて汝らと同胞であった黄巾青州兵も多い。
 彼らと同様に汝らの信仰には関与せぬ。黄色い布を巻き、如何なる神仙を奉じようとも自由。
 この文が届く頃には、召陵から東五十里先(召陵、汝陽、西華を三角とした中央付近)に陣屋が築かれていよう。
 勧告に応じるならば黄巾の将帥は我が陣を訪れるが良い。貴殿らの賢明な判断を期待する』

……とな。
この陣屋は住民から妻子ある男だけを徴発して工兵と為し、突貫で作らせる。
裏切れば、高い代償を支払わねばならんことを言い含めてだ。
城内に降伏した賊がいない事を知られる訳にはいかんからな。

(汝南の各県城に矢文の勧告状を落とすべく、数十騎の騎兵が散って行く)

217:汝南賊 ◆H/lJ4S3RGg
11/12/25 01:33:41.38
【汝南・汝陽・賊本営】
>>216

-【シ隠】強《インキョウ》陥落直後-

賊将 「劉大将!シ隠強からの斥候が戻ったとの事!」
劉辟 「そうか。よし報告を聞きたい。」
賊将 「ハハっ!」

斥候 「劉大将!御報告申し上げます!」
劉辟 「うむ。」
龔都 「で、シ隠強はどうなりやがったんだっ!!!」
斥候 「ハっ!シ隠強は曹操軍の前に陥落!兵は上下問わず殺されほぼ生き残ってはおりません!」
劉辟 「そうか。」
何儀 「・・・ふむ。」
龔都 「ぐぬぬぬぬ・・・奴等め!!!」
何儀 「・・・それで、我等は救援にも出す事も出来ず、陥落した訳ですな・・・?」
斥候 「ハっ!」
何儀 「・・・なるほど・・・敵は我等の応戦も反応も見る事無く城を力ずくで攻め落としたと・・・?」
斥候 「ハっ!!!」
劉辟 「そうか。」
何儀 「・・・なるほど・・・」
龔都 「あん?なんなんだ?」
何儀 「・・・わかりました、それで、奴等はどうでておりますかな・・・?」
斥候 「ハハ!!!何副将!今突貫で陣を建設しているようです!」
    「動員されているのは場内の民であり、しかも妻子を人質に取られ無理強いされている状況です!」
劉辟 「そうか。」
何儀 「・・・なるほど、それで、敵の将と兵力は如何程・・・?」
斥候 「ハハっ!大将はわかりませんが宋、侯、l魏の旗印がありました!」
    「なお、兵力は数千から一万数千程かと思われます!」
龔都 「フン!二倍程度に増えただけじゃねぇか!」
何儀 「・・・そうかそうか・・・」
劉辟 「ご苦労だった。ゆっくり安み次の戦に備えよ。」
斥候 「ハハ!」

218:汝南賊 ◆H/lJ4S3RGg
11/12/25 01:34:48.79
【汝南・汝陽・賊本営】
>>217の続き

龔都 「どうやら敵は本気のようじゃねぇか!」
劉辟 「余裕は無いようだ。」
何儀 「・・・河北の袁家が迫っているという事でしょう・・・」
劉辟 「ああ。違いない。」
龔都 「しっかしシ隠強が落ちちまったがどうするんで?」
何儀 「・・・龔副将・・・それは大した問題ではない・・・」
劉辟 「うぬ。この度の戦は十分に利があった。」
龔都 「?だが城は失い許へも遠くなっちまったぜ?」
何儀 「・・・龔副将・・・物理的には遠くなったかもしれないが・・・戦略としては大きく近づいたんですよ・・・」
龔都 「?」
劉辟 「いいか。龔都。この戦は我等と敵との最初の戦だ。」
龔都 「あぁ、それくらいは分ってますぜ?」
劉辟 「即ち、相手の様子を伺う、というのも一つの大きな意味という事だ。」
龔都 「はぁ?それがこれとどう繋がるんで?」
劉辟 「・・・」
何儀 「・・・ふぅ・・・いいですか・・・龔副将?」
    「・・・奴等がどのような戦略、戦術をとるか・・・それを見極めて我等は動くのですよ・・・」
    「・・・それは戦場の中だけではなく・・・全体を通して全ての戦略に繋がるのです・・・」
龔都 「?あぁ、まぁ、そうじゃねぇかとは思うぜ?」
何儀 「・・・ですから、この戦は相手がどのように戦うか、考えているか、を知るいい機会だったのですよ・・・」
    「・・・確かに・・・城を失い同胞を失い受けた痛手は大きい・・・」
    「・・・ですが、我等と奴等の間には主だったやり取りもなく戦いは奴等の勝利で終わりました・・・」
    「・・・即ち、奴等は我等なぞ存在しないかの如く・・・相手にする事無く力押しで戦いを進めたのです・・・」
龔都 「あぁ?そんなの言われねぇでも分かるってんだ!聞けば聞くほど腹立たしいじゃねぇか!」
劉辟 「今は何儀の話を黙って聞く事だ。」
龔都 「ぬぅ・・・」
何儀 「・・・いいですか・・・?龔副将。奴等は我等の意思なぞ無視して戦を進め、場内を皆殺しにして陥落させた・・・」
    「・・・その意思表示がわかっただけこの戦には利があるのですよ・・・」
    「・・・即ち、今後、我等が攻める時に相手方の様子を伺い慰みや交渉をする必要は無いのです・・・」
    「・・・奴等が我等にしたように、我等も攻め入った郡県を片っ端から踏み潰し吸収していけばよいのです・・・」
    「・・・はむかうものはなぎ倒し・・・奴等の声なぞかき消して、全てを飲み込めばよいのです・・・」
    「・・・その狼煙は、幸運にも奴等が自ら上げたのですよ・・・」




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