11/12/14 20:36:03.43
667 名前:無名武将@お腹せっぷく[] 投稿日:2011/12/11(日) 22:45:00.27
疑問なんだけど、この板では提督の決断についてはアリなのか?
668 名前:無名武将@お腹せっぷく[] 投稿日:2011/12/11(日) 22:48:46.78
無しだろ
669 名前:無名武将@お腹せっぷく[] 投稿日:2011/12/11(日) 23:12:58.56
ジャイアニズムは何故ロシアが嫌いなのか?
670 名前:無名武将@お腹せっぷく[] 投稿日:2011/12/14(水) 00:27:55.41
待望の袁紹が登場。
671 名前:無名武将@お腹せっぷく[] 投稿日:2011/12/14(水) 10:09:55.33
今回のスレだけじゃない
数々のなりきりはコピペで荒らされたわけだが
必ずと言っていいほど出会い系の募集みたいなのがあるのがキモい
荒らしは出会い系やりまくってる奴なのか
672 名前:無名武将@お腹せっぷく[] 投稿日:2011/12/14(水) 12:09:44.36
クソッタ蛆虫はリアルじゃ風俗通いだからな
相当女に飢えてるのは確実ww
108:曹操@司空 ◆.c.c.k.k..
11/12/14 20:42:21.54
(袁紹軍の南進号令をまだ知らない曹操陣営)
【許昌・司空府の一室】
鍾繇「しかし白馬の守備兵力が1500人とは少なすぎませぬか?」
曹操「いやっ、白馬の防衛にはそれぐらいが丁度善い。多過ぎれば全力で攻められ、
また少な過ぎれば警戒され攻めて来ない恐れがある。故に1500程度であれば
相手は一~二軍程で攻めてこよう。」
鍾繇「およそ一万人規模と見るべきでしょうか?」
曹操「それに緒戦の戦いに勝ち、戦意を高揚したいと思うのは兵を指揮する者の常。
1500と侮り、一気に攻め込むか否かで袁紹の力量が分かるというもの」
鍾繇「白馬の劉延殿には対応を示していますが、延津の于禁殿には如何様にしますか?」
曹操「それも問題無い。文則(于禁)には劉延同様、三段構えの策を授けているゆえ
敵が攻めてくれば文則の判断で策を遂行するであろうな」
鍾繇「あと許昌と白馬の通信ですが(距離で九州の博多から鹿児島)」
曹操「六つの中継地点を決め、最速の馬を以って命令を伝達するようにする。
これにより許昌と白馬の伝達は数日で行えるであろうな」
近臣「お取り込み中に申し訳ありませんが、ただいま張遼将軍幕下の宋憲様が
お見えになりましたが如何致しましょうか?」
曹操「うむ、重要な第一軍を任せる張遼部隊の状況など聞きたいゆえ、御前軍議の前に
宋憲とは個別に会いたいので司空府に来るように伝えるのだ」
鍾繇「………(宋憲殿といえば元は呂布の配下の将。殿と呂布が戦った際に下邳城にて
呂布の参謀・陳宮を捕縛し、それを手土産に殿に降伏した者…信に値する人物か
否か確かめる必要があるな)」
>>106
【許昌・練兵場】
衛兵「宋憲様、司空様が御前軍議の前にお会いしたいと申していますゆえ、司空府まで
お越し頂けますでしょうか?」
109:宋憲 ◆5HLANJUDJo
11/12/14 21:17:30.93
【許昌・司空府】
>>108
軍議の前に面会を希望……?
張遼に聞く前に、第一陣の内情を知りたいと言う所か。
ふぅむ……曹操は策多く疑り深い男との風評を聞くが、確かなようだな。
(司空府の中を歩き、曹操の待つ一室に来ると、戸口近くで礼をする)
失礼いたします。
主公、お呼びでしょうか。
110:顔良 ◆CaOJ2IWD1OA8
11/12/14 21:25:18.87
>>99
【本営】
顔良「ガッハッハッハ、いよいよ開戦ですか、腕が鳴りますのう。」
----「ワシのもとで鍛錬を積んでおった兵士らも出陣を今か今かと待ちわびておりますぞ。」
----「我が軍に比べ敵の兵力は半分以下と聞いておる、戦う前から勝敗は決まっているようなものだ。」
----「策などいらん、力押しで勝てる相手だとは思うが…ワシは参謀らのような策戦立てはさっぱりわからん。」
----「作戦は沮授殿に全て任せますからのう。ワシはその指令通りに動いて曹軍を屠ることだけを考える。」
それから副将の梁岱が発言する。
梁岱「私は梁岱と申す者します。今は顔良殿の副将の任についております。」
----「顔良将軍の武勇には感服いたしておりますが、なにぶん勇猛すぎるというのが欠点でして。」
顔良「ハッハッハ、言ってくれるのう梁岱。」
顔良の反応は怒る、と言うよりは笑い話をしているかのようだった。
梁岱「将軍を諌め無理な攻撃をさせないようにするのが私の役目であります。どうぞ、将軍も自分の身を大事になさってくださいませ。」
顔良「戦場で死ねるとは武士にとってこれほど名誉なことはない。ワシは常に死ぬ覚悟があるわい。」
----「お前こそ、ワシに気を取られている間に流れ矢で死ぬことがないようにな。せいぜい気を付けるがよいわ。」
111:袁紹 ◆8I3CU5OPwE
11/12/14 22:46:17.01
>>110
うむ、天晴れな意気である! 皆の者、戦となったら顔良の意気を見習うのだぞ
顔良、そして副将の梁岱。進み出よ
(袁紹は二将に宝剣と将軍の資格を表す節を与える)
河北軍は全てにおいて曹孟徳に勝っておる!
それが間違っても、敵を恐れるなどあってはならぬのだ!
作戦については、将軍も沮授の案を支持するか
白馬を牽制し、主力は延津を攻撃せよというのじゃな
ううむ、では沮授、先ほども申したが延津攻撃の利をより具体的に説明せい!
また白馬攻撃を支持する者も遠慮なく申し出るがよい
(※俺はあまり史実にこだわらず行動しようと思う)
(今回も、袁紹は沮授の言葉に不快感を抱いたが強情に白馬攻撃に踏み切るまではいってない)
(全てはスレの流れから袁紹が自然に選択しそうな選択をしていこうと思う)
112:田豊 ◆qCNHKVnckuhL
11/12/14 23:03:03.31
>>111
なぁ本初、お前馬鹿じゃねぇか?
なぜ今になって南進を考える?
もっと好機があっただろ。
今お前の許に転がり込んできている皇族が、
徐州でたったひとり曹賊に立ち向かっていた時、お前は何をしていた?
あの時、俺がお前に言ったこと、覚えてるか?
「曹操を討つつもりなら、今しか好機は無い」ってな。
だがお前はあろうことかガキが病気だとかいう、下らねぇ理由でついに動かなかった。
曹賊はな、もうガキの頃の阿瞞でも、お前の下で中原を走り回ってた狗の操ちゃんでもねぇんだ。
曹賊が完全に防備を固めた今となっては、いかなる攻撃も通用しないと思え。
それでも沮授のような賢者が必死に頭を巡らして被害を少なくするための献策をしてくれてるのに、
お前は愚かにも曹賊を過小評価し、それどころか顔良のような勇者をあたら死地に送り込もうとしてやがる。
なぁ、お前天下獲るつもりあったのか?
113:袁紹 ◆8I3CU5OPwE
11/12/14 23:27:20.39
>>112
う、うぬ、うぬぬぬぬ、ぬぬぬ、ぬぬぬぬぬぬぬっッ…
こ、こ、こ奴を、わしの許しもなく、勝手に、牢から、出したのはァッ、何奴だ!!!
どの面下げて軍議にのこのこ顔を出し不遜な言を垂れおるか!
白髪頭の糞爺ぃめ!
田豊。貴様は今になっても己が投獄された理由がわからんらしいな…
貴様はわしが戦わぬといえば戦えといい、戦うと言えば戦うなという!!
田豊! 沮授!
お前達二人はいつもそうだ!
少しばかり知恵が回るからといって! 主君を蔑み! ないがしろにし!
わしを誰だと思っておる?
舜帝の末裔、四世三公の世継ぎにて、漢の大将軍袁本初であるぞ!
それを、小児のように呼ばわりおって!
その年まで命を貪り、上を敬うという事も学んでおらぬのか?
わしが宦官を絶滅させた時、お前は何をしていた?
わしは今河北の覇者である。そしてお前は何だ?
ただの罪人ではないか!!
はぁ、はぁっ…
この薄汚い爺ぃを、わしの前から引き下げよ
いいやそれでは足りぬ
何度投獄されても、こ奴のような高慢な男は何度でも牢から出てわしを蔑むだろう
こ奴を斬れッ!!
こ奴は死んで当然の奴だ!!
その高慢な偏狭ゆえに死ぬのだ!!
当然、こ奴を牢から出した奴も同罪だ。誰だ?
(袁紹は沮授を疑わしい目で見る)
それから、牢番をしていた獄吏は三族まとめて腰斬の刑にすること
以上である
114:曹操@司空 ◆.c.c.k.k..
11/12/15 00:42:22.82
>>109
【許昌・司空府】
近臣「司空様、ただいま宋憲様がお見えになりました」
宋憲「失礼いたします。主公、お呼びでしょうか。」
曹操「よく来た宋憲、早速だがそなたに特命を下そうと思っている。
その内容とは袁紹軍に寝返り内部より破壊と諜報活動をし、
場合によっては袁紹を討つ事。また袁紹軍に寝返る際
①元呂布配下で同僚であった張遼の下に組み込まれた不満がある為
②曹操自身に対する不満がある為
③大軍を擁する袁紹軍に魅力を感じた為
この三つの理由と人に頼られるのが好きな“あの”袁紹であれば
高い確率で信じるであろう…」
鍾繇「………(袁紹を討つということは宋憲殿の身が十中八九危険であるな)」
曹操「はははっ、しかしこのような小細工は今となっては役に立たぬし、第一に
宋憲にはもっと重要な役を頼むとするので中止とする。(そう言いながら
笑っているが、表情には一切笑みを見せない曹操)
そこで話は変わるが、そなたに聞きたい話と伝えたき儀の二つがある。
まず最初に聞きたい事だが、そなたの配置されている第一軍だが、この軍団は
旧呂布配下の兵士(呂布を筆頭に張遼・高順・宋憲・魏続の兵士等)によって
形成されているが、数年前まで敵として戦ってきた我が軍との折り合いに関して
確執など無いのか正直な話を聞かせてほしい。
そして伝えたき儀とは宋憲の官職叙任である。同僚である張遼が盪寇将軍の
官職にあるのに、宋憲が無官であるのは面白くなかろう?ゆえに帝に上奏し、
宋憲には《裨将軍》の官職に就くように手配しておく」
115:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/15 01:12:57.95
>>99
………。
(ついに今日という日が来た。私の檄文が殿に読まれ、単なる文字の羅列に命が吹き込まれるのだ!
今の私は、この中の誰よりも胸を熱くしていると言えるぞ。袁紹殿よりもだ!
(沮監軍、やはり必殺の延津攻略を述べられましたな。何と意気軒昂でいらっしゃる!
「自らの策は郭図に握りつぶされる」など、ぼやかれていたのが嘘のようですぞ。
ああ、だが最後の一言は下手を打たれたか。
殿は河北軍に敵なしと自負されている。
正論といえど、その言われ方は好まれぬだろう。
(ああ、だが顔将軍が「沮授殿に全て任せます」と言われたことで殿の気持ちも動くか?
檄文が読まれれば結果がどうなろうとよい、そう思っていたが、あの時のことで私の気持ちは
延津攻撃が採択されれば良いと願っている。それにしても。
平原での練兵の時も思ったが、顔将軍は本当に格好良い。
同じ男として羨ましいですぞ。
貴君が喋られると、何故だか安心して全て任せてしまえるように感ずるのだ。
兵達もそれで命を預けて戦えるのだろう。
(うん、袁紹殿の機嫌も良いようだ。これなら……!?
田軍師……! なぜ今ここにいる? 何ということだ。これでは逆効果、火に油を注ぐようなものではないか。
最悪の事態だ。これで殿は沮監軍にまで不信の目を向けることに……。
誰だ。誰が軍師を連れて来た?
軍師の調子はいつも通りだが、今、この場に彼を招くことで、利益を得る者がいるはずだ。
……郭図、なのか。軍師自身の言葉でもって、軍師と沮監軍の両者を始末するために
牢から出してここに連れてきたのか!?
(殿の怒りようは尋常ではない。こんなに怒っているのを、今まで見たことがない。
誰も声を上げようとしない。殿はこういう時、喋っている内にどんどん気が高ぶって収まりがつかなくなるのだ。
ほら、どんどん早口に、大声になってきている。軍師を処刑せよと言い出すのも時間の問題だ。
……やはり言ってきたか。それどころか、沮監軍や獄吏にまで手を出される気か!
いけない。黙っているのは容易い。だが、理性ではない、何かもっと大きなものが、私に彼らを助けろという!)
袁紹殿。畏れながら、田豊殿の処刑の儀はよろしくないかと。
軍師をご覧ください。死ぬつもりでこのような言葉を使われているのです。
かれを殺せば天下は殿の狭量を笑いましょう。
何卒、ご容赦を。
116:無名武将@お腹せっぷく
11/12/15 11:05:55.76
879 名前:小魔玉@三戦板ガチホモ連合初代総長 ◆.c.c.k.k.. :2011/12/15(木) 01:11:21.48
八戸君が党首を辞任したのであれば、副党首の婿ビンゴ君が繰り上がりで
党首の座に就くべきなんでしょうが、どうするかは学徒候の判断に任せるのが
最良でしょうねw
>>836
確かに斉藤君はマウンド上で涙目になりながらでもピッチングしていたんで
あの荒行が大きな糧になっていれば良いですが、どちらにせよ来年が勝負の
年になりそうなので、今季の5勝から最低でも二桁を狙える選手になって
もらいたいものですね!!(ソフトバンクの和田選手もメジャー決定みたいですが)
そうそうです、クマッタさんの言われたとおりネイマールに激しい一発を
ぶち込まれて腹の中をパンパンにされちゃいましたね( ^∀^)ゲラゲラ
そんなネイマールより凄い一発を決めてくれたのが長友選手!!
~長友、驚異の2試合連続ゴールは決勝弾 第11節 ジェノア戦~
URLリンク(www.youtube.com)
天下のインテルで普通にレギュラーとしてプレイしていますが、これって
めちゃめちゃ凄い事なんですけどねw(にしても絵に描いたような綺麗なヘディング)
117:宋憲 ◆5HLANJUDJo
11/12/15 19:32:25.48
【許昌・司空府】
>>114
(心中を言い当てるかの様な特命。第一陣への問い。続く裨将軍綬位に、驚→惑→喜の順に表情が変わる)
あ……有りがたき幸せ、謹んでお受け致しますッ。
呂布の元で培った鉄騎の迅、騎射の巧……呂布その人には及びませんが、張遼の下などではありません。
袁紹との戦いでは、それを主公にお見せしましょう。
第一軍についてですが、我らの陣営では一平卒に至るまで、主公の威徳に服しております。
その忠誠は古参の将兵にも劣る物ではありません。
ましてや、貴軍と確執など――。
しかし……恐れながら主公。
私が将軍位を受けて魏続、侯成が無冠では陣内では確執が生まれるやもしれません。
兵を督するにも難儀しましょう。二人にも戦の前に然るべき官位を授けては如何かと……。
(そう言って言葉を切ると、曹操の沙汰を待つ)
118:汝南賊 ◆H/lJ4S3RGg
11/12/15 22:22:51.77
【豫州・汝南】
龔都 「おい!てめぇら!どうなってやがる!!!」
賊徒壱 「お頭!汝南の各県はこっちに付くといってきてますぜ!」
賊徒弐 「武具、食料抜かりはありませんぜぇ!」
龔都 「そうか!」
賊徒壱 「いつでも兵を起こせますぜ!」
龔都 「おぅ!」
「そうか!暫しまちやがれ!」
賊徒 「オオゥ!!!」
-砦の一室-
龔都 「あれからもう十余年もたってやがるのか。」
「今思えばなげぇもんだった。」
「既に天公は死に同志は死に教団はバラバラになっちまった。」
「だが鎮圧側だった曹操と袁紹が争ってやがる。」
「そして俺達には食料も兵もある。」
「御頭!準備は万事整ったようだ!」
劉辟 「あぁ、長かった。」
「だが機は熟した。」
「今こそ再度立ち上がる時。」
「全軍に号令を発せ!」
「敵は豫州許都!曹操の首を取り天下に我らの理想郷を築くのだ!」
龔都 「ハハ!!!」
*旧黄巾賊残党の劉辟・龔都が汝南で反乱を起こしました!
119:曹操@司空 ◆.c.c.k.k..
11/12/16 01:45:09.52
>>117
【許昌・司空府】
宋憲「あ……有りがたき幸せ、謹んでお受け致しますッ。呂布の元で培った鉄騎の迅、
騎射の巧……呂布その人には及びませんが、張遼の下などではありません。
袁紹との戦いでは、それを主公にお見せしましょう。」
曹操「ああ、呂布との戦いで我が軍が散々苦しめられた鉄騎と騎射。味方となった
今では心強き部隊ゆえ存分に働いてもらおうか。」
宋憲「第一軍についてですが、我らの陣営では一平卒に至るまで、主公の威徳に
服しております。その忠誠は古参の将兵にも劣る物ではありません。
ましてや、貴軍と確執など――。」
曹操「宋憲の言は信じよう。」
鍾繇「………(今にして思えば、宋憲殿に袁紹軍に寝返る策を促してみせたのは
殿なりの考えがあっての事なのかも知れぬな?)」
宋憲「しかし……恐れながら主公。私が将軍位を受けて魏続、侯成が無冠では
陣内では確執が生まれるやもしれません。兵を督するにも難儀しましょう。
二人にも戦の前に然るべき官位を授けては如何かと……。」
鍾繇「宋憲殿、それは些か僭越かと思われますぞ。叙任とは功あって始めて叙するもの、
確執が生まれるからという理由だけで官職を就けるのは考慮すべき点かと…
(鍾繇は陳宮が曹操の配下だった頃に知己の間柄で、陳宮が曹操に叛いてからも
心の中では昔と変わらぬ思いがあった。そんな関係上、陳宮を捕縛して曹操に
降った宋憲を快く思わない一面があったのは言うまでも無い)」
曹操「よい元常(鍾繇)、官職一つで問題を解決できるのであれば存分に使うまで
官職叙任に関しては独自の任命権を与えられているゆえな。それに予は数多くの
僭越を繰り返しているがな、ふふっ(そう言いながら笑う曹操)。」
鍾繇「殿がそう言われるであれば、私めからは何も申す事は御座いませぬ」
曹操「では魏続に騎都尉、侯成には越騎校尉に叙任するように上奏しておく。
共に兵権にも影響する官職ゆえ何かと役立つだろう」
○騎都尉:光禄勲に属し、羽林(近衛騎兵隊)の従騎を率いる。
○越騎校尉:近衛軍に属し、宿営の任にあたる。
近臣「急報で御座います!!たった今、汝南で変事があったとの報告が入りました!!
詳細は不明ですが、かなりの規模と思われます!!」
曹操「汝南で反乱…か、これより対応を協議するゆえ郭嘉と賈詡を呼んでくるのだ」
鍾繇「直ちに!!」
曹操「宋憲もこの協議に立ち会うように」
120:曹操@司空 ◆.c.c.k.k..
11/12/16 01:47:22.47
【許昌・司空府】
鍾繇「郭嘉殿と賈詡殿をお連れ致しました」
曹操「ご苦労。早速だが二人に問うが、此度の汝南で起きた反乱だが、どのように
対処するか率直な意見を聞かせてもらおうか」
郭嘉「では私から申しますが、今の数少ない情報から推測できますに、反乱を起こした
のは元黄巾の一派かと思われます。彼らと戦っても何ら益を為さないでしょうから
帝を動かし漢に帰順するように勅令を以って勧告するが宜しいでしょう。
彼らは盟主を失い数年の間に渡り雌伏していたのは、我が軍に対する反抗ではなく
存在意義を求めての事と思われますので、殿が黄巾青州兵を懐柔されたように
汝南の反乱軍にも同様の手段を講じ、安住の地と我が軍での地位を約束した上で
彼らとの折衝を図るのが善いでしょう。尚、汝南への使者には私が赴く覚悟が
ある事を付け加えておきます」
曹操「郭嘉の言は分かった。次に賈詡はどう考える?」
賈詡「即座に討伐すべきでしょうな…彼らの動きは完全に大将軍(袁紹)、そして前年に
反旗を翻した左将軍(劉備)と呼応したもの…時間を置けばその線と線の繋がりが
太くなるので間髪入れずに切るべきですな…また、敵については郭嘉殿と同様の
意見でおそらくは黄巾賊の残党と思いますが、今更彼らが漢王朝に帰順すると
思われませんし、尚且つ我が陣営に加える程の人材ではありませんな…あははっ
(そう言いながら不敵な笑みを見せる賈詡)」
曹操「賈詡の意見も分かった。予の思いはほぼ決まっているが、その前にこの協議に
参加している宋憲の意見も聞いておこう。宋憲に問うが、郭嘉と賈詡の提案に
関してどう思うか?それと宋憲も此度の事に関して思うところがあれば申すように」
(汝南の反乱に関して許昌には第一報が届いた時点なので今後の行方は変化していきます。
あと、一時的に郭嘉と賈詡を使用させてもらいましたw)
121:無名武将@お腹せっぷく
11/12/16 08:09:10.87
>>109
【許昌・司空府】
近臣「司空様、ただいま宋憲様がお見えになりました」
宋憲「失礼いたします。主公、お呼びでしょうか。」
曹操「よく来た宋憲、早速だがそなたに特命を下そうと思っている。
その内容とは袁紹軍に寝返り内部より破壊と諜報活動をし、
場合によっては袁紹を討つ事。また袁紹軍に寝返る際
①元呂布配下で同僚であった張遼の下に組み込まれた不満がある為
②曹操自身に対する不満がある為
③大軍を擁する袁紹軍に魅力を感じた為
この三つの理由と人に頼られるのが好きな“あの”袁紹であれば
高い確率で信じるであろう…」
鍾繇「………(袁紹を討つということは宋憲殿の身が十中八九危険であるな)」
曹操「はははっ、しかしこのような小細工は今となっては役に立たぬし、第一に
宋憲にはもっと重要な役を頼むとするので中止とする。(そう言いながら
笑っているが、表情には一切笑みを見せない曹操)
そこで話は変わるが、そなたに聞きたい話と伝えたき儀の二つがある。
まず最初に聞きたい事だが、そなたの配置されている第一軍だが、この軍団は
旧呂布配下の兵士(呂布を筆頭に張遼・高順・宋憲・魏続の兵士等)によって
形成されているが、数年前まで敵として戦ってきた我が軍との折り合いに関して
確執など無いのか正直な話を聞かせてほしい。
そして伝えたき儀とは宋憲の官職叙任である。同僚である張遼が盪寇将軍の
官職にあるのに、宋憲が無官であるのは面白くなかろう?ゆえに帝に上奏し、
宋憲には《裨将軍》の官職に就くように手配しておく」
122:無名武将@お腹せっぷく
11/12/16 15:22:19.55
(⌒Y⌒Y⌒) 三 ̄ ̄ ̄ ̄\ ζ ____
/\__/ / ____| / ̄ ̄ ̄ ̄\ / \
/ / \ / >⌒ ⌒ | / \ / / ̄⌒ ̄\
/ / _ー- -- \ / / _ー- -- | /\ _ー- -- | / / _ー- -- |
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( (6 ,_!.!、 | | (6 ,_!.!、 | (6-------◯⌒つ | /⌒ (6 ,_!.!、 |
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|∵/ ` ゚` :.; "゚` | |∴ ` ゚` :.; "゚` | |/ ` ゚` :.; "゚` | 人 _3ノ/
(6 ,_!.!、 | (6 ,_!.!、 | (6 ,_!.!、 | / /
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\  ̄ / \  ̄ / \  ̄ / ∫ヽ__)
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| ̄ ̄ ̄ ̄|
\__人__/
123:無名武将@お腹せっぷく
11/12/16 17:15:42.37
19 名前:無名武将@お腹せっぷく :2011/12/16(金) 16:12:35.54
小魔玉やみじんこは社会人だけど毎日顔出してる
選挙と就任当初しか顔を出さないのは本人の問題
20 名前:無名武将@お腹せっぷく :2011/12/16(金) 17:11:49.26
小魔玉は長期離脱が多い
124:無名武将@お腹せっぷく
11/12/16 17:21:02.79
test
125:宋憲 ◆5HLANJUDJo
11/12/16 18:00:20.67
【許昌・司空府】
……(“鍾繇”《ショウヨウ》、要らざる事を言う奴だ。別段恨みを買う覚えは無い筈だがな)。
>>119-120
(進言が入れられた直後に反乱の報。急ぎ招聘された二軍師が意見を戦わせ、宋憲も意見を求められる)
私には“賈詡”《カク》殿の言に、理があるかと感じます。
賊と袁紹の繋がりは判じかねますが、放置すれば後ろを突かれるのは必定。
早急に討伐し、後顧の憂いを断つ事が必要でしょう。
とは言え、大戦の前に鼠退治へ赴きたい将はおりますまい。
……。
もし宜しければ、私に主公の恩顧へ報いる機会を与えて頂けますまいか。
我が騎兵を持てば、火煙に燻られる野鼠の如く、一散に賊を蹴散らしてみせましょう。
(そう申し出て控える)
126:無名武将@お腹せっぷく
11/12/16 18:08:17.01
120 :曹操@司空 ◆.c.c.k.k.. :2011/12/16(金) 01:47:22.47
【許昌・司空府】
鍾繇「郭嘉殿と賈詡殿をお連れ致しました」
曹操「ご苦労。早速だが二人に問うが、此度の汝南で起きた反乱だが、どのように
対処するか率直な意見を聞かせてもらおうか」
郭嘉「では私から申しますが、今の数少ない情報から推測できますに、反乱を起こした
のは元黄巾の一派かと思われます。彼らと戦っても何ら益を為さないでしょうから
帝を動かし漢に帰順するように勅令を以って勧告するが宜しいでしょう。
彼らは盟主を失い数年の間に渡り雌伏していたのは、我が軍に対する反抗ではなく
存在意義を求めての事と思われますので、殿が黄巾青州兵を懐柔されたように
汝南の反乱軍にも同様の手段を講じ、安住の地と我が軍での地位を約束した上で
彼らとの折衝を図るのが善いでしょう。尚、汝南への使者には私が赴く覚悟が
ある事を付け加えておきます」
曹操「郭嘉の言は分かった。次に賈詡はどう考える?」
賈詡「即座に討伐すべきでしょうな…彼らの動きは完全に大将軍(袁紹)、そして前年に
反旗を翻した左将軍(劉備)と呼応したもの…時間を置けばその線と線の繋がりが
太くなるので間髪入れずに切るべきですな…また、敵については郭嘉殿と同様の
意見でおそらくは黄巾賊の残党と思いますが、今更彼らが漢王朝に帰順すると
思われませんし、尚且つ我が陣営に加える程の人材ではありませんな…あははっ
(そう言いながら不敵な笑みを見せる賈詡)」
曹操「賈詡の意見も分かった。予の思いはほぼ決まっているが、その前にこの協議に
参加している宋憲の意見も聞いておこう。宋憲に問うが、郭嘉と賈詡の提案に
関してどう思うか?それと宋憲も此度の事に関して思うところがあれば申すよ
127:曹操@司空 ◆.c.c.k.k..
11/12/16 21:28:06.12
>>125
【許昌・司空府】
宋憲「私には“賈詡”《カク》殿の言に、理があるかと感じます。
賊と袁紹の繋がりは判じかねますが、放置すれば後ろを突かれるのは必定。
(中略)
我が騎兵を持てば、火煙に燻られる野鼠の如く、一散に賊を蹴散らしてみせましょう。」
曹操「裨将軍(宋憲殿)の言は善し!!予も賈詡の意見を採るとする。その理由として
以後、賊軍が二度と我が軍に対して叛旗を翻す事を起こさせぬ様にする為、此度の汝南は賊は
“悉く根絶やし”にする必要がある!!賊が降伏を求めてきても処断するように厳命する。
また賊の討伐軍の編成についてこれより述べる…まずは先陣に第一軍より裨将軍を指揮官とし
騎都尉と越騎校尉(魏続、侯成)を裨将軍の副官とする。兵は第一軍の精鋭騎馬部隊と賊と
同じ黄巾出身の青州兵による混成部隊として3000人を与える。また遊軍隊として、
裨将軍と同じ呂布配下であった臧覇、そして朱霊の各500人の兵を要した二将を充てるゆえ
裨将軍は先陣と遊撃隊の指揮を兼ねるように。付け加える点として全ての部隊に対する
輜重部隊は任峻に任せる。尚、袁紹に対する備えが必要なので、裨将軍には4000しか
兵を割けぬが、再編成の準備が整い次第、後詰の軍として第三軍の曹仁を出立させるゆえ、
裨将軍が先発隊として賊と会戦するも善し、曹仁の到着を待つ間に策を以って相手を屠るも
善いので裨将軍の独自判断で賊軍を滅せよ!!」
○本隊(先陣):指揮官・宋憲。副官・魏続、侯成。騎馬部隊と青州兵の兵3000。
○両翼(遊軍):左軍・臧覇。右軍・朱霊。両軍合わせて兵1000。
○後詰(後陣):第三軍団長・曹仁。参軍・劉馥。兵3000。(出立に数日必要)
○輜重部隊 :任峻
曹操「もう一度裨将軍に申すが、先発隊の4000を以って賊軍を悉く殲滅せよ!!
そして予の元に賊軍制圧の報を届ける事。仮に危機に立つようであれば曹仁の
到着を待つように。以上、此度の賊討伐司令官である裨将軍の勇戦を期待する!!」
(という事で宋憲殿には立場上、魏続・侯成・臧覇・朱霊も扱ってもらえれば嬉しいかもですw)
128:宋憲 ◆5HLANJUDJo
11/12/17 01:29:02.08
【許昌・司空府】
>>127
(賊討伐軍の指揮官に任じられ、彼らを殲滅するよう命じられる)
はっ……精鋭四千を率い、賊将の首級を山と積んでみせましょう。
ぜひ、躯を埋める穴を御用意あれ。
(司空府から退席すると兵舎へ移動し、編成した四千の兵と共に出立。土煙を上げる軍勢は許昌から出陣した)
【実を言えば、それほど三国志に詳しくないのもあって履歴に空白の多い者を選んだのだが……可能な範囲で試みてみよう】
――――ー―
【許昌周辺】
(丈高く草が生い茂る土地を進軍する中、魏続侯成の二人と轡を並べて馬の歩を進める)
騎馬隊に臧覇朱霊はともかく、青州兵か。
魏続「青州兵と言えば黄巾だった奴らじゃねぇか。裏切って賊徒に加担しやしねえだろうな?」
侯成「まだ詳しく分からんが賊の規模もそれなりにあるようだ。不測の事態が起きねば良いのだが」
然り……たかだか賊如きに失態を演じれば、曹軍での地位を築くどころか処断されかねない。
どうやら、名士の中には我らを快く思っていない者もいるようだ。
彼らに弱みを見せれば、つまらぬ讒言で追い落とされよう。
まずは汝南周辺に陣を築き、賊の規模を把握せねばな……。
(汝南周辺へ辿り着くと、宋憲は兵を督して柵や幕舎を作り、陣の設営を始める)
129:無名武将@お腹せっぷく
11/12/17 08:05:16.94
【許昌・司空府】
……(“鍾繇”《ショウヨウ》、要らざる事を言う奴だ。別段恨みを買う覚えは無い筈だがな)。
>>119-120
(進言が入れられた直後に反乱の報。急ぎ招聘された二軍師が意見を戦わせ、宋憲も意見を求められる)
私には“賈詡”《カク》殿の言に、理があるかと感じます。
賊と袁紹の繋がりは判じかねますが、放置すれば後ろを突かれるのは必定。
早急に討伐し、後顧の憂いを断つ事が必要でしょう。
とは言え、大戦の前に鼠退治へ赴きたい将はおりますまい。
……。
もし宜しければ、私に主公の恩顧へ報いる機会を与えて頂けますまいか。
我が騎兵を持てば、火煙に燻られる野鼠の如く、一散に賊を蹴散らしてみせましょう。
(そう申し出て控える)
130:袁煕 ◆aw9I1QevyY
11/12/17 08:22:43.61
【袁煕 自邸】
袁煕「さて父上、いや大将軍様からの営団が下ったようだね」
側近「そのようですな」
「袁煕様は出陣すべきではないとみました」
袁煕「わざわざ遠い幽州から出陣する必要もあるまい」
「しかし父上が共に参れと言うならば参るべき」
「ここは予が父上の下に参ろう」
「判断を仰ぐのだ」
側近「それが良いかと、私は一応出陣の準備を整えておきましょう」
【袁家 本拠地】
袁煕「守衛、父上に取り次いではくれないか」
131:無名武将@お腹せっぷく
11/12/17 09:53:22.03
>>125
【許昌・司空府】
宋憲「私には“賈詡”《カク》殿の言に、理があるかと感じます。
賊と袁紹の繋がりは判じかねますが、放置すれば後ろを突かれるのは必定。
(中略)
我が騎兵を持てば、火煙に燻られる野鼠の如く、一散に賊を蹴散らしてみせましょう。」
曹操「裨将軍(宋憲殿)の言は善し!!予も賈詡の意見を採るとする。その理由として
以後、賊軍が二度と我が軍に対して叛旗を翻す事を起こさせぬ様にする為、此度の汝南は賊は
“悉く根絶やし”にする必要がある!!賊が降伏を求めてきても処断するように厳命する。
また賊の討伐軍の編成についてこれより述べる…まずは先陣に第一軍より裨将軍を指揮官とし
騎都尉と越騎校尉(魏続、侯成)を裨将軍の副官とする。兵は第一軍の精鋭騎馬部隊と賊と
同じ黄巾出身の青州兵による混成部隊として3000人を与える。また遊軍隊として、
裨将軍と同じ呂布配下であった臧覇、そして朱霊の各500人の兵を要した二将を充てるゆえ
裨将軍は先陣と遊撃隊の指揮を兼ねるように。付け加える点として全ての部隊に対する
輜重部隊は任峻に任せる。尚、袁紹に対する備えが必要なので、裨将軍には4000しか
兵を割けぬが、再編成の準備が整い次第、後詰の軍として第三軍の曹仁を出立させるゆえ、
裨将軍が先発隊として賊と会戦するも善し、曹仁の到着を待つ間に策を以って相手を屠るも
善いので裨将軍の独自判断で賊軍を滅せよ!!」
○本隊(先陣):指揮官・宋憲。副官・魏続、侯成。騎馬部隊と青州兵の兵3000。
○両翼(遊軍):左軍・臧覇。右軍・朱霊。両軍合わせて兵1000。
○後詰(後陣):第三軍団長・曹仁。参軍・劉馥。兵3000。(出立に数日必要)
○輜重部隊 :任峻
曹操「もう一度裨将軍に申すが、先発隊の4000を以って賊軍を悉く殲滅せよ!!
そして予の元に賊軍制圧の報を届ける事。仮に危機に立つようであれば曹仁の
到着を待つように。以上、此度の賊討伐司令官である裨将軍の勇戦を期待する!!」
(という事で宋憲殿には立場上、魏続・侯成・臧覇・朱霊も扱ってもらえれば嬉しいかもですw)
132:袁紹 ◆8I3CU5OPwE
11/12/17 10:25:57.94
>>130
※「お入りください。大将軍がお会いくださります。」
煕よ、意外なこともあるものだな!
よもや、真っ先に駆けつけたのがお前だったとは!
初めは尚か譚と決め込んでおった
二番目もそのいずれか。お前は二人の兄弟に遅れを取るものと思っておった…
(袁紹は息子の到着にやや気を和らげた模様)
だが、わしはどうやら子についての考えを改めねばならんな!
して、何用じゃな、こうして、本営に足を運んだ理由は!
さだめし、わがそうそうたる河北の文武将士を前に、袁家の子息としての
覚悟を述べに来たのであろう!
わが幕下の諸氏!
知っての通り、わが二番目の子息なる袁顕奕である!
さあ、煕よ、お前の目の前におるのが河北の多士済々だぞ
彼ら全員に、大戦を前にした心の内を語ってやれ!
133:逢紀 ◆yLHtqhm2Kg
11/12/17 12:25:36.54
さぁて、地べたの座り心地はいかが? おや、そんな怖い顔をなさらないでくださいな。
(男の言葉に獄卒はわずかに眉をひそめた。下級官吏の獄卒に許された男に対する唯一の非難行為であった)
ここは、退屈でしょうと今日は書物を持ってまいりましたのに。
(男の隣にいた若い男が獄中の男へと書物を手渡した)
脚を斬らないだけ私は優しいでしょう?
感謝、して下さいな。
(獄中の床には『史記』が転がっていた。「ホウキサマ」と若い従者は男を呼んだ。
逢紀は優美な動きで従者の声に振り返った)
お前にもそれ相応の教養を身につけてやらないとね。
お前は私の身内も同然なのだから。
もっとも、知識だけ身につけても活かす場所がない人間とはなんとも惨めだがなあ。
(哀れみの目で獄中の男を一瞥すると逢紀は、血色の良い唇を喜びに歪め高笑いと共に消えていった)
134:無名武将@お腹せっぷく
11/12/17 13:08:07.72
【袁煕 自邸】
袁煕「さて父上、いや大将軍様からの営団が下ったようだね」
側近「そのようですな」
「袁煕様は出陣すべきではないとみました」
袁煕「わざわざ遠い幽州から出陣する必要もあるまい」
「しかし父上が共に参れと言うならば参るべき」
「ここは予が父上の下に参ろう」
「判断を仰ぐのだ」
側近「それが良いかと、私は一応出陣の準備を整えておきましょう」
【袁家 本拠地】
袁煕「守衛、父上に取り次いではくれないか」
135:沮授 ◆.pDAHD/fcA
11/12/17 14:04:09.11
>>111
【河北軍本陣】
沮授「(我が君は、軍事にはちと暗い…)」
----「宜しい、説明致しましょう」
(そう一言呟くと、沮授はギラリと光る双眸で袁紹を見つめる)
沮授「曹賊は、兵力で劣っておりまする」
----「なれば奇策でもって我が兵を減じて士気を挫き、その上で我が軍が渡沙したのを見計らい」
----「糧食が尽きるまで持久の策を講じてくると考える次第」
----「わしが曹賊の立場に置かれれば、遠回りしてくる白馬に餌を投げ」
----「本陣から真直ぐに位置する延津は金城湯池とも申すべき、鉄壁の防備に良将を備えましょうな」
----「しかし…」
(沮授は一呼吸置いて続ける)
沮授「それは曹賊の表面を理解したに過ぎませぬぞ、我が君」
----「彼奴は、兵略の玄妙さを涼州の猛将たちとの戦で掴み獲ったのです」
----「彼奴なら于禁の名で我等を牽制し、餌と見せかけた白馬には兵か猛将を伏せて」
----「攻め寄せる我が軍に、必ずや大きな損失をもたらさんとしているはず」
----「故に、我が軍は延津に全力を傾け、一気に敵を抜かねばならぬのです」
----「さすれば、無人の野を進む如く、河北軍は怒涛の攻勢に移れるでしょうな!!」
(>>112)
沮授「(…!?)」
----「郭図、貴様ッ!!」
(傍らでは郭図が不敵な笑みを浮かべている)
沮授「げ、元皓ッ!!」
----「ならぬ、ならぬッ!!」
(>>113)
沮授「我が君、決して白馬を攻めてはなりませぬッ!!」
----「それが我等の蹉跌の第一歩となるのが分かりながら、何故に愚策をお取りにならんとするかッ!!!」
136:無名武将@お腹せっぷく
11/12/17 14:58:19.66
674 名前:無名武将@お腹せっぷく :2011/12/16(金) 00:50:02.37
関羽か張遼か曹植で参加を考えてる
誰がいいかな
675 名前:みじんこ ◆A5eK1PRE8BT6 :2011/12/16(金) 00:55:00.54
自分でなんとなーくイメージして一番やりやすいっつーか気に入ったのがいいと思うよ
誰誰をやれってのは俺には決められない
676 名前:クマッタ ◆.pDAHD/fcA :2011/12/17(土) 14:09:03.54
年末忙しくて書けなくてスマン><
ってか逢紀に期待大w
郭図やろうか考えてたが譲るぞ^^
137:袁紹 ◆8I3CU5OPwE
11/12/17 16:41:40.46
>>135 ・ ・
まあ待て、沮君
取り敢えずは気を静め給え。わしは何も急いで決断を下すことはすまい
そこの老いぼれの命のことについてもな…
(袁紹は息子のお披露目ができるので上機嫌で寛大さを演出している)
沮君よ、何故そのような場所に控えておるのだ
さし許す、もっと近う寄るのだ。此方へな…
(鷹揚に笑みを作り手招きし、沮授の背中を叩いてみせた)
そら、杯を受くることを許すぞ。さあ飲み干せい
そして諸君、謹聴せよ。これより河北の監軍が叡智を示すのだからな!
(袁紹が「寛大にも」沮授が延津攻略の利を説明することを「許す」と、沮授が発言を始めた)
(「曹賊は、兵力で劣っておりまする」…)
(丁度この時>>133美しい物腰の男が戻って来たので、袁紹は意味ありげに男と目配せを交わした)
(……………沮授が語り終わるのを待って)
聴いたか、諸君。沮君はさすがに見識が高いな
居ながらにして孟徳の心を鏡のように映しおる。「我々のような凡人には」計り知れぬ深謀ではないか!
ハッハッハッハ…
そして「我々のような凡才は」彼の鬼謀に敬意を払うしかなく、口答えなどできぬから
発言したくともできぬ者もいよう
ゆえにこの袁紹が忌憚の無い意見を述べ、皆が発言しやすい場を設けたい
のう沮授よ
わしは正直、目標が白馬になろうが延津になろうが大差ないと考えておる
わしにとっての重大な関心事は、そちの言葉にちらちらと孟徳賛美とわしを侮る心が覗いておることよ
「白馬攻撃が蹉跌の第一歩となる」か! 「何故に愚策をお取りにならんとするか」か!
要するにそちは河北軍が孟徳如きに敗れる弱軍だと思い込んでおり、
わしが愚策を採択する暗愚だと思い込んでおるのだ!
表面上は敬意を表せても、根っこはそこの老いぼれと同じだのう、沮授
言い方を変えればお前達の策とて受け入れることを考えようものをな…
だが、この袁紹は愚か者ではないから、「賢明なる」沮君の策を無碍に打ち捨てはせぬぞ?
そうよな、我が軍中に輝くもう一個の智星に意見を求めてみるか
逢紀! 逢紀、今の沮君の話を聞いたな
それについて君の意見を求めたい…
138:無名武将@お腹せっぷく
11/12/17 18:20:30.72
140 :クマッタ蛆虫@煮糸覇王 ◆.pDAHD/fcA :2011/12/17(土) 16:04:15.32
いやぁ
折角だから蛆虫って名乗ってみるか
俺様は蛆虫の中の蛆虫だ、文句あるか!!
141 :無名武将@お腹せっぷく:2011/12/17(土) 16:08:12.72
>>140
糞レス入れるな蛆虫、氏ね
142 :無名武将@お腹せっぷく:2011/12/17(土) 16:08:37.30
>>133
あんまおもしろくない
もっと面白いのにしろ
143 :クマッタ蛆虫@煮糸覇王 ◆.pDAHD/fcA :2011/12/17(土) 16:14:29.93
>>140
だって蛆虫ですから^^
144 :無名武将@お腹せっぷく:2011/12/17(土) 16:16:52.66
>>143
クソッタ蛆虫は閣下への嫉妬に狂ってるんだよww
だから必死に閣下に絡もうとする
でも元々の才能が天と地の差だからどうやっても閣下には追いつけない
自分でもそのことを自覚しているけど認めることができない哀れな中年オヤジww
それがルサンチマン的負け犬僻み根性野郎クソッタ蛆虫の真実ww
139:袁煕 ◆aw9I1QevyY
11/12/17 19:08:36.95
>>132
袁煕「ははは・・・」
「父上私も仰天しましたよ私が一番だなんて・・・(苦笑)」
「兄上たちもなにか事情があるのでしょう」
(そう言うとすぐに諸将らのの方を向く)
袁煕「河北の文武将士、貴公らとともに大将軍様の下勝利をつかみたいと思っている」
「そのためには貴公らの知恵、武芸が必要である」
「十分に貴公らに才を発揮してもらいたい」
「予も勝利に向けどんな事でもするつもりである」
(再び袁紹の方へ向きを戻す)
袁煕「さて父上、私はどのような任につけばよいでしょうか?」
「前線でも、後方支援でも任を全うするつもりです」
(そう言い頭を下げる)
140:郭図 ◆N0DvCv3WXM
11/12/17 22:34:31.39
>>99
死地に送り込む? ひゃはははは!
自分が冥界に片足突っ込んでるってのに気が付かない方の言うことは違うねぇ。
獄中はどうだったかい? それがあんたの愚かさなのさ。
>>115
どうしたってんだい?
化け物でも見るような顔しちまってさ。
お前さんの檄文なかなかの物じゃないか。・・・・・・そう、我らが殿が『宦官の余った肉から生まれた』奴なんかに
殿が負ける要素なんかありゃしない。
なのにこのくたばり損ないの爺さん(田豊)は、士気を下げることばかりするんだね。
なぁ、この爺さんはお前さんの檄文の効果をも半減させようとしたんじゃないか?
士気が下がることを知らない和が軍だからよかったものの、そいつは文人としてどう思うんだい?
文人として名を後世に残したいお前さんの邪魔をした奴を庇って何の得があるんだい?
>>135
(お前さんには悪いが、世の中金に転ぶ奴がたーくさんいるのさ。苦労知らずのお坊ちゃまにはわからんだろうけれどね。)
(ただ、今度の獄吏は変に爺さんを信奉してるから下手に動けないだろうがね。)
(信奉者を獄吏に選出された殿の心中が気になるところだが・・・俺と元図の三寸の舌にかかれば。)
(あんた達と俺達、どっちが殿の信頼があるのかなぁ? ひゃはは。)
141: ◆N0DvCv3WXM
11/12/17 22:36:43.69
(安価ミス。>>99ではなく>>112田豊殿へのレスでした。)
142:顔良 ◆CaOJ2IWD1OA8
11/12/17 23:31:05.42
>>111
(宝剣と節を受け取って)
顔良「謹んで承りまする。なぁに、殿は堂々と構えておけばよいじゃろう。」
梁岱「頂戴いたします。勝利の報を都にてお待ちくだされ。」
袁紹より軍を任される、生粋の武人である顔良にとってこれほど名誉なことはなかった。
袁紹の幕下には自他共にライバルと認め、武を競い合っている文醜や淳于夐といった名のある将軍が数多く控えているからだ。
彼らに先んじて宝剣、節を手にできたのは実力ではなく単に運が良かっただけではないかと思えるほどだ。
…まもなく、いつものように不仲な参謀陣たちの舌戦が始まった。袁紹は不安を抱えながらも気丈に振る舞っている。
顔良と梁岱は、彼らのやり取りを目を閉じ黙って聞いていた。
梁岱「(袁紹殿をとりまく軍師たち…毒のある者もいるが優秀な人たちが揃っている。)」
----「(しかし野心が人一倍強い。軍事や政よりも己の身が大事なのか、この人たちは。)」
顔良「…(カーッ、また始まったか。いつ終わるんだ、この時間は。)」
----「(ワシはただ作戦を伺いに来ただけなんじゃがな。…ああ、こんな所にいつまでもおったら頭がどうかしてしまうわ!)」
顔良はカッとその大きな眼を見開くと、激論を戦わせる一同をギロリと睨んだ。
御前に入る前に手持ちの剣や長刀は預けてきてしまったため、今彼の手元にあるのは先程受け取った宝剣だけだ。
これがもし袁紹より賜った品でなければ、近くの適当な柱を斬り付けてやろうかとすら思った。以前の無知な自分ならそうしたであろう。
だが彼も袁家の将、一時の怒りにまかせて宝剣を主君の眼前で折るほどの暴れ者ではない。
ついに耐えきれなくなって、顔良は袁紹にこう言った。
顔良「…殿、申し訳ありませぬが退出させて貰えませぬかな?先刻食った魚にあたったのやも知れん、頭が熱くて仕方がない。」
当然、嘘である。こんな議論を聞いているぐらいなら己、そして兵士達の鍛錬に精を出した方が良いに決まっている。
いくら意見が対立していようとも最終決定権があるのは袁紹、彼の鶴の一声があればすべてが決まる。
自分はその決まった作戦に従って行動する、ただそれだけだ。顔良は頭を抑える仕草をしながら、もう一度彼らに一瞥をくれてやった。
143:沮授 ◆.pDAHD/fcA
11/12/18 00:54:41.07
>>137
【河北軍本営】
沮授「『わしを侮る』とは…?」
----「我が君はわしをその様に御覧になっておられたか」
(深く溜息をついたあと、沮授は叫ぶ)
----「我が恐れるは、直接干戈を交えた時の優劣に非ずッ!!」
----「この巨大すぎる我が軍が、その巨体を支える為の糧食を持たず」
----「それにもかかわらず我が君は上策を採らず、これから議論を始めると申す」
----「『兵は神速を尊ぶ』、これは孫子の兵法の初歩の初歩」
----「それすら疎かにし、兵站を持たぬ大軍を無為に留める」
----「これは我等が滅ぶ為の一歩と申さずして何と申すやッ!?」
(徐々にその言葉に力がこもるだけでなく、殺気すら漂う)
沮授「卿らはあの細い兵站の列を見て、何とも思わぬのか!?」
----「河を背にし敵と戦う圧倒的な不利を、何とも思わぬのか!?」
----「そしてこの冗長な軍議を、何とも思わぬのか!?」
----「一度兵を発せば、決して休んではならぬッ!!」
----「曹賊の息の根が止まるまで、許を落して凱歌を上げるまで…」
----「その時まで我等は立ち止まってはならぬのだ!!」
沮授「ハァッ、ハァッ、ハァッ…」
----「さあ、我が君ッ!!」
----「何を愚図愚図しておられるか、敵は智慧のない公孫伯珪でもなく」
----「かつて冀州牧であった愚物でもなく、そして統制のとれぬ黄巾賊でもない」
----「己を守る奸智と、我等を滅ぼさんとする策謀を備えた恐るべき敵ッ!!」
----「将たる我が君が敵を侮っているのでは、我等はきっと…」
沮授「きっと、滅ぶッ!!」
沮授「さあ、御決断をッ!!」
144:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/18 01:46:31.57
>>137>>139>>140>>142>>143
(陳琳は黙って騒動を見ていました。黙っていましたが、両目はしっかりと見開いていました。
一部始終を見ていました。陳琳の目には、しだいに光が宿ってきました。金星や、北極星が地上に降りてきたようでした。
陳琳の心にあったのはやりきれない思いでした。
「五体が引き裂かれんばかり」?
「この場に居並ぶ全員の頚を刎ね飛ばしてやりたい程の怒り」?
(違う、そんな程度ではない! 私の怒りは国土を押し流す大海嘯だ。雲の海を千々に切り裂く凶刃だ。
峨々たる山々──泰山、華山、秦嶺、峨眉山、南山……──そんなもの、手当たり次第に打ち砕く暴風雨だ。
山々が打ち砕かれれば、地中に眠っていた溶岩が目を覚ます。
それは炎と灼熱の津波となって、国土に襲いかかる!
河北は炎の海となり、中原は噴煙によって闇に閉ざされ、作物は滅び、人も動植物も飢え、渇き、
人が人を食い合う生き地獄となる!
西方は地の鳴動によって瓦礫の山となり、化外の地である江南など、跡形も残るまい!
絶望して海に逃れようとする者には、荒立つ海が死の床を用意する。
まだ足りぬ。私の怒りは、地上のみには収まらぬ。
雲は崩れ、蒼穹すら穿たれ、その割れ目からは、国土ほどもある巨大な岩石の塊が、炎を纏って
幾つも幾つも飛来する!!
天帝は隕石の直撃を受けて崩じ、二十八宿ことごとく粉々だ。
そして最も甚大な害を被るのが、この地上だ。
さすれば、人の世も、神々の世も、何一つ、残らぬ!
私の怒りは、それほどである!
(私はこんな奴らの為に檄文を書いてやったのか!? こんな奴らが、私の檄文を出撃の合図にするのか!?
私は、こんな奴らのために文章を書いたのではないわ!!
(……しかし、これらの怒りを陳琳は全て一個の身体に内包して漏らしませんでした。
大嫌いな郭図に声を掛けられても、かれの落ち着いた低い声は少しも震えませんでした。
むしろ、普段以上に深みと艶を帯びて聞こえました)
145:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/18 01:48:52.50
____
/ \
/ \ / \
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
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____
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/ (ー) (ー) \
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
/ \
____
/ \
/ ::\:::/:: \
/ <●>::::::<●> \
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
/ \
146:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/18 01:52:21.03
____
/ \
/ ::\:::/:: \
/ <●> :::<●> \ 郭図殿。私はここに、一介の作文係として立っているのではない
| (__人__) | 未曾有の大戦の幕を、開く者として来ているのである
\ ` ⌒´ /
ノ \
/´ ヽ
| l \
ヽ -一''''''"~~``'ー--、 -一'''''''ー-、.
ヽ ____(⌒)(⌒)⌒) ) (⌒_(⌒)⌒)⌒))
147:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/18 01:53:39.72
, -─‐‐-、
/ ,-─==-‐‐、\
/ ,,---、 ,,,---、ヽ
i ''"フ-ァ'ハ ,r‐< i
| '`ー゚ 」 L`゚‐'^ | …殿、申し訳ありませぬが退出させて貰えませぬかな?
__| ,,、--└Li┘---、 |___
{ ti/ /\ \iァ }
Y ./´ ̄`\ Y´
ノ ∠__/\_ヾ、 ヽ
/ / / i ヽ ヽ \
i / ,' i ヽ ヽ !
| i i i i } }
,.、-‐‐┤ : ! ! } ! ノ ノ‐--、,_
,、-''" ヽ ヽ ヽ丶 ! ノ ノ / `‐-、,_
顔良
ノ L____
⌒::\::::::/\
/::::(●)::::::(●)\
/ :::::⌒(__人__)⌒ ::\ 話は最後まで聞かれよっ!
| U |::::::| |
| |::::::| |
\ l;;;;;;l /"
\ `ー' \
148:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/18 02:10:59.74
___
/ \
/ \ , , /\. 郭図殿、田軍師について檄文の起草者としての私の意見が欲しいなら、
/ (●):::::(●) \ なぜ私があのような文辞を連ねたのか、
| (__人__) |. まずそこから明らかにしなければならないっ!
\ ` ⌒ ´ ,/
. /⌒~" ̄, ̄ ̄〆⌒,ニつ
| ,___゙___、rヾイソ⊃
| `l ̄
. | |
____
/ \
/ ::\:::/:: \ 私は、袁紹殿の赫々たる勝利に相応しい文章を書かねばと誓った……!
/ <●>::::::<●> \
| (__人__) |. 何故なら、曹操を除く者がいるなら、それは袁紹殿を置いては居ないからだ……!
\ ` ⌒´ /
/ \
149:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/18 02:14:06.67
____
/ \
/ ::\::: ,/\. 貴公たちは、何も思われないのか……?
/ 。(ー)::::(ー)。\
| .:::。゚~(__人__)~゚ j 許の都だけではない、四海のあまねく地から、
\ ` ⌒´ ,;/゜ 曹操の無道に憤りながらも、何もできぬ声なき悲鳴が上がっていることに……!
ノ \
150:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/18 02:18:55.84
___
/::\ :::/::\
/ ( ●):::::(●)\ 曹操を前に、数多の群雄が倒れていった!
/ (__人__) \
| ` ⌒ ´ | 私は、心残りでならない……
\ ,/ あの日、何進大将軍の帷幄に居た頃……
/⌒ヽ ー‐ ィヽ まだ白面の小僧だった、何の力も持たなかった曹操めを
/ rー'ゝ 〆ヽ 刺し殺してやらなかったことがだ……!
/,ノヾ ,> ヾ_ノ,|
| ヽ〆 |´ |
…………
∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧_∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧
(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・)(´・ω・`)(´・ω・`)(・ω・`)´・ω・`)(´・ω・`)
∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧
(´・ω・)(´・ω・`)(´・ω・`)(・ω・`)´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・
151:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/18 02:27:34.49
____
/ \
/ ::\:::/:: \ ──今! あの史上例なき害悪を除ける者がどれだけ居る!
/ ( ●):::::::(●) \
| (__人__) | 正志ある者、皆が我々に注目しておるぞ!
\ |r┬-| /. 曹操を討つのは、袁紹殿だけだと信じて……!
/ ` ー'´ \ 〈〈〈 ヽ
(〈⊃ } }
___
/::\ :::/::\
/ ( ●):::::(●)\ 貴公らは、もっと天下が己をどんな目で見ておるか自覚すべきだ……!
/ (__人__) \
| ` ⌒ ´ | 山よりも高く海よりも深い知恵を持つ、郭図、逢紀殿……
\ ,/ 古の大樹将軍や楽毅将軍も及ばぬ、名将顔良、文醜殿……
/⌒ヽ ー‐ ィヽ そして、袁紹殿、わがご主君……!
/ rー'ゝ 〆ヽ
/,ノヾ ,> ヾ_ノ,|
| ヽ〆 |´ |
152:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/18 02:35:31.74
___
/ \
/ \ , , /\. それを思えば、今この場で行われるべきは田軍師の処断などではなく──
/ (●):::::(●) \
| (__人__) |. 沮監軍が言われるように(>>143)、すぐに開戦の号令を下すこと!
\ ` ⌒ ´ ,/. おわかりか、郭図殿!? 全軍が手を取り合い志を一つにすべき今、
. /⌒~" ̄, ̄ ̄〆⌒,ニつ. 貴方の持ち出された議題こそ、真の「邪魔」ではないのかっ!?
| ,___゙___、rヾイソ⊃
| `l ̄
. | |
153:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/18 02:39:07.92
陳琳は、文人の溜め込んだパワーを爆発させるかのように諸将の面前でしゃべりまくった
今一度、初志の確認と河北閣僚の一致団結、打倒曹操の意義をぶちまけた
/ ̄ ̄\ γ⌒))⌒) ))
/ノ( :::\:::/::::i / ⊃ ゞ
/ ⌒( ●)::::( ●)\ ∩⌒)彡⌒)
| (__人__) 〃/ ノ
| |r┬-| / / )) γ⌒))⌒) ))
\::::::;:::.... `ー'´ _/( ⌒)ミ⌒) _/ ⊃
/ _ ̄"" / \/ / __ノノ ))
(___) ./ ))
`
ノ L____ \ ,,_人、ノヽ
⌒::\::::::/\ )ヽ (
/::::(●)::::::(●)\ - < >─ ,、 /
/ :::::⌒(__人__)⌒ ::\ ) て キ人_,/
| |::::::| | /^⌒`Y´^\ ) て
| |::::::| | 、ハ, /´⌒Y,.
\ l;;;;;;l /" ^ < て \
\ `ー' \ ./'Y''~ヾ
∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧_∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧
(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・)(´・ω・`)(´・ω・`)(・ω・`)´・ω・`)(´・ω・`)
∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧ ∧,,∧
(´・ω・)(´・ω・`)(´・ω・`)(・ω・`)´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・`)(´・ω・
(言うだけは言った。もしかしたら、河北は「宦官の余った肉から生まれた」曹操にさえ負けるかもしれない。
だが、見届けよう。これで開戦だ。私の文章で未曾有の軍勢が動くのだ。
結果はどうあれ、私の文章の導く先の運命までも目に収めてさらにそれを文章に残してやる。できればの話だが。
もしこいつらが曹操に負けたら、曹操は私を殺すかな。
……それもいい。
曹操が斬るほど俺を憎むようなら、私の文章にそれだけの力があったという事なのだからな)
154:無名武将@お腹せっぷく
11/12/18 12:20:19.77
679 名前:クマッタ ◆.pDAHD/fcA :2011/12/18(日) 00:59:18.76
なんかだんだんオラも力入ってきたぞ><
袁紹を罵倒してしまいそうだ><
昔韓遂で書いてた時の勢いで書いちまったw
680 名前:陳琳 ◆GBBXFwEfac :2011/12/18(日) 01:03:44.79
私もだ!
文人は大人しいと皆が思っているだろう。
違う!違う違う違う!!!
今この場で誰よりも怒っているのは陳琳なんだ。
どのぐらい怒りがすさまじいか、書いて思い知らせてやる。
建安文人の心がどうできてるかを見せつけてやる。
なんて、張り切ってます。
681 名前:クマッタ ◆.pDAHD/fcA :2011/12/18(日) 01:06:42.18
久々に楽しめるスレになってきたじゃないのw
しっかし張コウってやっぱ漢字出せないのかね?
682 名前:陳琳 ◆GBBXFwEfac :2011/12/18(日) 01:09:06.11
張儁艾、ならかっこつくかも
683 名前:クマッタ ◆.pDAHD/fcA :2011/12/18(日) 01:16:53.32
んまあそれしかないかー
ってかそれで俺様の方向性見えちゃったかも><
てへっ☆
155:無名武将@お腹せっぷく
11/12/18 12:25:07.67
クマッタ蛆虫がスレを潰しに来たのか
156:田豊 ◆qCNHKVnckuhL
11/12/18 12:39:57.20
>>135>>137>>140>>144
待てぃ!本初!
俺はすでに死の恐怖すら超越している。
ゆえに俺が百万の諫言の後に獄死することには何の問題も無い!
いや、むしろ俺はそれさえも願っている。
老いぼれの俺を怒りに任せて斬り殺すのは構わん。
だが!
沮授には何の咎も無い!
沮授には絶対に手を出すなよ本初。
曹賊との決戦に敗れたのち、河北を建て直せる力量を持った宰相は、お前の幕下には最早沮授しかおらん!
決して郭図や逢紀ごときに袁家の命運を、河北の民を委ねるでないぞ!
それとだ!
顔良、文醜、張郃、審配は河北の将たちの中でもずば抜けた勇者だ。
この四名をあたら死地に送り込むような真似だけはやめよ。
曹賊との決戦に敗れても、四将さえ無事ならば河北は十年は保つ。
十年あれば敗北の傷も癒え袁家が河北に割拠し続けることくらいは望めよう。
それから!
本初よ、いい加減お前の後継者を決めるのだ。
決戦で敗北する前にお前の跡継ぎを決めておかねば禍根を残すことになろうぞ!
以上が俺の遺言だ!
陳琳!お前と俺とでは立場は反対だが、お前の文才は本物だ!
俺の遺言を本初のためにまとめておけぃ!
157:無名武将@お腹せっぷく
11/12/18 12:46:17.54
>>99
死地に送り込む? ひゃはははは!
自分が冥界に片足突っ込んでるってのに気が付かない方の言うことは違うねぇ。
獄中はどうだったかい? それがあんたの愚かさなのさ。
>>115
どうしたってんだい?
化け物でも見るような顔しちまってさ。
お前さんの檄文なかなかの物じゃないか。・・・・・・そう、我らが殿が『宦官の余った肉から生まれた』奴なんかに
殿が負ける要素なんかありゃしない。
なのにこのくたばり損ないの爺さん(田豊)は、士気を下げることばかりするんだね。
なぁ、この爺さんはお前さんの檄文の効果をも半減させようとしたんじゃないか?
士気が下がることを知らない和が軍だからよかったものの、そいつは文人としてどう思うんだい?
文人として名を後世に残したいお前さんの邪魔をした奴を庇って何の得があるんだい?
>>135
(お前さんには悪いが、世の中金に転ぶ奴がたーくさんいるのさ。苦労知らずのお坊ちゃまにはわからんだろうけれどね。)
(ただ、今度の獄吏は変に爺さんを信奉してるから下手に動けないだろうがね。)
(信奉者を獄吏に選出された殿の心中が気になるところだが・・・俺と元図の三寸の舌にかかれば。)
(あんた達と俺達、どっちが殿の信頼があるのかなぁ? ひゃはは。)
158:無名武将@お腹せっぷく
11/12/18 12:55:43.00
>>137>>139>>140>>142>>143
(陳琳は黙って騒動を見ていました。黙っていましたが、両目はしっかりと見開いていました。
一部始終を見ていました。陳琳の目には、しだいに光が宿ってきました。金星や、北極星が地上に降りてきたようでした。
陳琳の心にあったのはやりきれない思いでした。
「五体が引き裂かれんばかり」?
「この場に居並ぶ全員の頚を刎ね飛ばしてやりたい程の怒り」?
(違う、そんな程度ではない! 私の怒りは国土を押し流す大海嘯だ。雲の海を千々に切り裂く凶刃だ。
峨々たる山々──泰山、華山、秦嶺、峨眉山、南山……──そんなもの、手当たり次第に打ち砕く暴風雨だ。
山々が打ち砕かれれば、地中に眠っていた溶岩が目を覚ます。
それは炎と灼熱の津波となって、国土に襲いかかる!
河北は炎の海となり、中原は噴煙によって闇に閉ざされ、作物は滅び、人も動植物も飢え、渇き、
人が人を食い合う生き地獄となる!
西方は地の鳴動によって瓦礫の山となり、化外の地である江南など、跡形も残るまい!
絶望して海に逃れようとする者には、荒立つ海が死の床を用意する。
まだ足りぬ。私の怒りは、地上のみには収まらぬ。
雲は崩れ、蒼穹すら穿たれ、その割れ目からは、国土ほどもある巨大な岩石の塊が、炎を纏って
幾つも幾つも飛来する!!
天帝は隕石の直撃を受けて崩じ、二十八宿ことごとく粉々だ。
そして最も甚大な害を被るのが、この地上だ。
さすれば、人の世も、神々の世も、何一つ、残らぬ!
私の怒りは、それほどである!
(私はこんな奴らの為に檄文を書いてやったのか!? こんな奴らが、私の檄文を出撃の合図にするのか!?
私は、こんな奴らのために文章を書いたのではないわ!!
159:無名武将@お腹せっぷく
11/12/18 13:40:56.78
>>135 ・ ・
まあ待て、沮君
取り敢えずは気を静め給え。わしは何も急いで決断を下すことはすまい
そこの老いぼれの命のことについてもな…
(袁紹は息子のお披露目ができるので上機嫌で寛大さを演出している)
沮君よ、何故そのような場所に控えておるのだ
さし許す、もっと近う寄るのだ。此方へな…
(鷹揚に笑みを作り手招きし、沮授の背中を叩いてみせた)
そら、杯を受くることを許すぞ。さあ飲み干せい
そして諸君、謹聴せよ。これより河北の監軍が叡智を示すのだからな!
(袁紹が「寛大にも」沮授が延津攻略の利を説明することを「許す」と、沮授が発言を始めた)
(「曹賊は、兵力で劣っておりまする」…)
(丁度この時>>133美しい物腰の男が戻って来たので、袁紹は意味ありげに男と目配せを交わした)
(……………沮授が語り終わるのを待って)
聴いたか、諸君。沮君はさすがに見識が高いな
居ながらにして孟徳の心を鏡のように映しおる。「我々のような凡人には」計り知れぬ深謀ではないか!
ハッハッハッハ…
そして「我々のような凡才は」彼の鬼謀に敬意を払うしかなく、口答えなどできぬから
発言したくともできぬ者もいよう
ゆえにこの袁紹が忌憚の無い意見を述べ、皆が発言しやすい場を設けたい
のう沮授よ
わしは正直、目標が白馬になろうが延津になろうが大差ないと考えておる
わしにとっての重大な関心事は、そちの言葉にちらちらと孟徳賛美とわしを侮る心が覗いておることよ
「白馬攻撃が蹉跌の第一歩となる」か! 「何故に愚策をお取りにならんとするか」か!
要するにそちは河北軍が孟徳如きに敗れる弱軍だと思い込んでおり、
わしが愚策を採択する暗愚だと思い込んでおるのだ!
表面上は敬意を表せても、根っこはそこの老いぼれと同じだのう、沮授
言い方を変えればお前達の策とて受け入れることを考えようものをな…
160:無名武将@お腹せっぷく
11/12/18 13:46:40.93
参加者のレスの再投下って何か意味あるの?
161:無名武将@お腹せっぷく
11/12/18 14:05:28.69
>>132
袁煕「ははは・・・」
「父上私も仰天しましたよ私が一番だなんて・・・(苦笑)」
「兄上たちもなにか事情があるのでしょう」
(そう言うとすぐに諸将らのの方を向く)
袁煕「河北の文武将士、貴公らとともに大将軍様の下勝利をつかみたいと思っている」
「そのためには貴公らの知恵、武芸が必要である」
「十分に貴公らに才を発揮してもらいたい」
「予も勝利に向けどんな事でもするつもりである」
(再び袁紹の方へ向きを戻す)
袁煕「さて父上、私はどのような任につけばよいでしょうか?」
「前線でも、後方支援でも任を全うするつもりです」
(そう言い頭を下げる)
162:逢紀 ◆yLHtqhm2Kg
11/12/18 20:37:05.59
>>135
(冷静を失いつつも必死に献策する沮授を逢紀は、月でも愛でるかのように眺めていた)
>>137
(己が主と目が合うと逢紀は微笑んだ)
ええ。さすがに沮君の言は違いますね。
(肯定とも否定とも取れぬ言葉で逢紀は主に答え、微かに首を以って頷くことで袁紹の顔を立てた)
私の意見ですか。
そうですね。
(逢紀は一同をゆっくり見渡した後に)
公則は口が悪いのです。どうかご容赦のほどを。
(郭図を見つめ)
沮君に陳君、天下の奇才が救い出そうとしている田君を
ここでくたばり損ない呼ばわりする公則の忌憚ない意見を聞いてみとうございます。
いかがでしょう。我が君。
公則、進言の方法と杯は同じもの。
「中身は同じでも」質が違うだけで味も違えば口に入ることもない。
賢いあなたなら、わかるでしょう?
(郭図から目を離すことなく、逢紀は袁紹が沮授に与え沮授が口をつけることさえ忘れていた
杯をすっと手中に収めると喉を傾け口に酒を流し込んで見せた)
163:袁紹 ◆8I3CU5OPwE
11/12/18 21:30:21.42
>>162
いや、もう良い
わしはもう論議に倦んだ
陳琳にバッサリ切られてしもうた
決めるとしよう
主要攻撃目標は…はk…えn……は…え………は……え、え、…延津で、ある
異議を挟まぬように。これは決定である。陣容は、
第一軍、大将は沮授。沮授は作戦の総指揮も執ること
第二軍、大将は顔良。副将は梁岱
第三軍、大将は郭図
第四軍、大将は袁煕
以上四軍で于禁にあたる
>>139袁煕、緊張した様子もなく立派であったぞ
期待しておる。一~三軍の先輩についてよく戦を学んで来い
許で土産話でも聞きたいものよ
>>142顔良、梁岱。(歩み寄って2人にしか聞こえぬ声で)
わしは疲れた
評定の度に気力を吸い取られるようだ
そちら武官は清々しく良いわ
必ず武功を挙げよ
>>143沮授。最後までわしの癪に障る言葉を吐きおる奴よな
もうよい。変わらぬなら許してつかわすゆえ見事そちの作戦に従って勝利をもたらせ
万一敗れる事があれば首を差し出してもらうがな
それから、>>140郭図と沮授が不仲なのは良く知っておるが
作戦中は喧嘩も大概に致せ
お前達の不仲でわしをこれ以上苛々させるでない
>>156田豊、そちは獄に繋ぐ。またこれ以上妄言を吐けぬように食事以外の時間は口枷を食ます
最後に言うておく。わしの勝利を獄中から眺めておるがよい。凱旋の暁には平伏して詫びよ
(後継者か… わしが何も考えておらぬとでも思うておるのか)
(当人の才能が優れておるとか劣っておるとかで決められるものではない)
(お前達幕僚がわしのそれぞれの子らに近づいておるのは知っておる)
(そうした「支持者」の傀儡になってもおかしくない後継の座を簡単に決められんわ)
(…煕…煕か)
(煕にはこれといった支持者がおらん。これは意外と良い選択やも…)
164:袁紹 ◆8I3CU5OPwE
11/12/18 21:41:48.68
次に、参謀について申し渡す
参謀総長は>>162逢紀。常にわしの傍らにあれ
前線参謀には陳琳を充てる
沮授に随行し、必要に応じて第二~四軍にも出向せい
>>144陳琳、そちは文章だけでなく口も行ける方らしいな
前線では孟徳本人に罵倒を浴びせてやったらどうだ
それとな、わしを置いて孟徳を討てる者がないという事など言われんでも分かっておるわ
おるが、取り乱す姿を天下がどう見るかなど内省出来たのはそちの言葉のおかげだ
しかと覚えおく
…これ以上論議すべき事は何もない
将官は各々軍を率いて明朝未明に城外南五里地点に集合!
そこで出陣式の後、黎陽から延津へと軍を進める
さあ、散会じゃ
参謀総長の逢紀のみここに残れ
>>162逢紀…フウッ
疲れた。わしは疲れた。気を抜けるのはわしを知るお前の前でだけだ
お前だけはわしを裏切ってくれるなよ
裏切らぬよなあ、逢紀
そうか、よかった…
165:袁紹 ◆8I3CU5OPwE
11/12/18 22:00:53.14
【城外南五里地点・出陣式】
壮観である。諸君らは必ず曹孟徳を討ち果たすであろうことをわしは信じておる
孟徳は確かに手強いであろう
だが我々には大義がある
そうであろう!
陳琳よ、あの檄文を持てい
すでにこれを全国に流しておるな?
…よし
ゴホン…
「曹操! 臭気を発する宦官の、余った肉から生まれた醜い奴め!…
…曹操討つべし!!!」
出 陣 !!!
166:曹操@司空 ◆.c.c.k.k..
11/12/18 22:45:46.72
~まだ宣戦布告を受けていない曹操陣営の延津~
【兗州・延津砦】
于禁「うむ、黄河の沿岸封鎖を三重まで敷き終える事が出来たな」
趙儼「これにより袁紹軍の渡河に要する時間稼ぎが出来る上、鉄鎖や木材の
撤去作業中にこちらから攻撃を仕掛けるのも十分可能かと?」
于禁「司空殿に申された沿岸封鎖の他に鯨油を出来る限り調達せよと命じられたが
趙儼よ、これはどうなっておる」
趙儼「はっ、およそ半年分の鯨油を集める事が出来ました!!」
于禁「半年分か…よろしい、以後も出来る限り調達して貯蔵するように、
そしてこれも司空殿の命なのだが、これらの鯨油を東・西・南・北門の
四門に振り分ける事」
趙儼「四門に…ですか?それは敵兵を火矢にて狙撃する為でしょうか?」
于禁「司空殿の考える事は我らには分からぬて、はははっ!!
(そう言いながら笑う于禁だが、実は曹操より事前に策を授けられている)」
※延津側の沿岸封鎖は数里に渡り完成済み。そして半年分の鯨油の保管も。
167:沮授 ◆.pDAHD/fcA
11/12/18 23:48:30.78
>>163
【河北軍本営】
沮授「我が君より、総指揮は某が承ると決した」
----「これから某の口より出る言は、軍法そのものッ!! 」
----「某の指揮に従わぬ者は斬に処す故、必ず、必ずや守るのじゃッ!!」
----「して我が君、第一路の将は某では務まらぬと存じまする」
----「儁乂、儁乂殿ッ!!」
張郃「オウッ!!」
(雄々しく立ったこの男、姓は張、名を郃、字は儁乂という)
(公孫伯珪との戦いで嚇々たる武勲を残した事で、若年ながら一軍を預かる事になった)
(河北軍ではいわば新顔の武将である)
沮授「延津の攻撃は、疾さと勢いが何よりも必要」
----「老いさらばえた某ではなく、果断で武略に長じた者こそ必要かと存じる」
----「第一軍は張郃、副将を高覧とし、この二将で延津を粉砕すべしッ!!」
高覧「オウッ!!」
沮授「そして第二路は顔良殿ッ!!」
----「卿が指揮を執られよッ!!」
----「貴殿は軽兵を率い、白馬を牽制しつつ、時を見て攻略に移るべしッ!!」
----「決して敵を侮らず、餌に喰いついた『フリ』をするだけで良い」
----「伏兵に出くわしたときは、迷わず退くべしッ!!」
沮授「そして第三路および第四路は先鋒の背後を固め、怪しい動きあれば」
----「直ちに先鋒の救援に向かうべしッ!!」
沮授「下知は以上」
----「質問は手短に行い、必要なくば直ちに出立致すべしッ!!」
168:曹操@司空 ◆.c.c.k.k..
11/12/19 00:40:23.06
【許昌・司空府】
近臣「申し上げます、ただいま冀州より大将軍(袁紹)の名の下に
文(>>5-9の激文)が届けられております!!」
曹操「袁紹からとな?鍾繇よ、読んでみよ」
鍾繇「ははっ、では…!?」
曹操「どうした、早く読み上げよ」
鍾繇「しかし…この文の内容はあまりに不敬、且つ醜く御座います」
曹操「よい、予が読むゆえ渡すがよい」
【檄文】
曹操! 臭気を発する宦官の、余った肉から生まれた醜い奴め!
中には気が狂ってお前を称える者もいるが真は、お前には元から麗しい徳などない……
(中略)
曹操討つべし!!曹操討つべし!!曹操討つべし!!曹操討つべし!!
(手紙の内容を一読、そして読み返し、読み返し、読み返し…何度目かの
読み返しが終わって顔を上げる曹操の顔は、怒りを通り越して清々しいまでの
晴れやかな顔になっている)
曹操「はははっ、このような非礼に満ちた文章は初めてだ!!しかし実に壮麗な文で
予の事を綴っており、このような文章を送られた事は怒りではなく、喜びが
湧いてくる!!よかろう、この激文を以って袁紹の宣戦布告と取る!!」
鍾繇、これより袁紹との開戦に踏み切るゆえ、文武百官の全てを大極殿(大広間)に
集めるように!!」
鍾繇「ははっ!!」
曹操「その前に予は帝に会って来る」
【許昌・宮城】
曹操「天顔麗しく何よりです」
献帝「曹操か、今日はどうした?」
曹操「大将軍(袁紹)が挙兵いたしました」
献帝「何とな!?なぜ故じゃ」
曹操「大将軍の位では飽き足らず、帝位を望もうとしているのでは」
献帝「それは真か?」
曹操「そこまでは存じませぬゆえ、直に大将軍を呼び詰問しては如何でしょうか」
献帝「うむ、それがよかろう…この件は全て曹操に一任するのじゃ」
曹操「ははっ、御意に(頭を垂れながら薄ら笑いをする曹操)」
169:曹操@司空 ◆.c.c.k.k..
11/12/19 00:43:36.42
【許昌・司空府】
曹操「では賈詡の思い通りに勅令を作成するようにな」
賈詡「ふふっ、お任せあれ(不敵な笑みを見せる賈詡)」
【許昌・大極殿(大広間)】
曹操「これより皆に伝える!!愚かにも袁紹が我ら漢王朝に対して謀反を起こした!!
予は袁紹の人物については先刻承知だ。野心だけは大きいが、知略に欠ける。
容貌はいかついが、胆力に乏しい。それに猜疑心が人一倍強いので部下を心服
させきれないでいる。兵数を誇っているばかりで、統制がとれておらぬ。
その証拠に、将軍どもは驕り高ぶり勝手に命令を出しておる。確かに領地は広く
兵糧は豊富だが、これでは予に使ってくれと差し出すようなものだ(ある本より抜粋)」
将兵「そのとおり!!」
文官「逆賊打つべし!!」
曹操「第一軍・張遼(参軍に荀攸)、第二軍・徐晃(参軍に陳登)、第四軍・曹洪(参軍に袁渙)、
そして第五軍・夏侯淵(参軍に陳羣)は先発隊と官渡城に赴く事。予も後発隊と共に参る!!」
一同「ははっ、直ちに出陣いたします!!」
曹操「第三軍の曹仁は汝南救援に回すゆえ、賊討伐後に裨将軍と共に袁紹との戦いに参加するように。
また袁紹軍との戦いは郭嘉や賈詡、荀彧、荀攸、程昱などが事前に立案した作戦で進めていく!!」
一同「心得ました、軍師殿達の権謀術数な鬼謀に我等の武勇を差し出す覚悟!!」
曹操「最後に以下の【勅命】と【返書】を袁紹に送りつける!!」
>>165
【勅命】
大将軍よ、君は軍事を司る職権を利用し、大軍を以って都に攻めるとの報がある。
真偽を確かめる為、大将軍には弁明の機会を与えるので単身で許まで来るように。
尚、これに叛きし場合は大将軍の位を剥奪し、漢王朝に対する叛意とする。
逆賊の汚名を帯びたくなくば、謹んで朕の命に服すべし。 劉協
【返書】
われ紹の人となりを知る。志大なれど知小、色はげしけれども肝薄く、忌克にして威少なし。
予が自ら黄河にて小人なる君を迎えるので、君もこそこそと鄴に閉じこもらず予の歓迎を受けよ。 司空
曹操「準備が整い次第、最速を以って官渡城に向かい、そこで軍議を始める。
そして皆に申し付ける!!袁家に組する者は悉く打ち破る事!!以上!!」
※曹操軍の先発隊が官渡城に出立。そして後発隊となる曹操自らも参戦。
170:無名武将@お腹せっぷく
11/12/19 09:16:41.81
クマッタ蛆虫の巣窟
171:無名武将@お腹せっぷく
11/12/19 12:56:42.28
698 名前:汝南賊 ◆H/lJ4S3RGg :2011/12/19(月) 01:13:08.73
>>696
史実通りというと変ですが期待してますよ
>>697
準備してたら潰れますからとっとと狼煙を上げました
ただ史実どおり前哨戦なり前座役で適当なゲリラ戦やって退場しますよ
時間もあんまり割けないですし何より知識がないので史実武将をやるのはあわないですから
699 名前:クマッタ ◆.pDAHD/fcA :2011/12/19(月) 01:13:27.44
とりあえず寝る前に一言だけ
俺様はゲームマスター的な立場
そこを理解してくれると、楽しくなると思うよん!!w
700 名前:クマッタ ◆.pDAHD/fcA :2011/12/19(月) 01:14:17.44
>>698
wwwwww
まあ、ねw
レス読み返したら誰が来るか分かるかも…w
701 名前:無名武将@お腹せっぷく :2011/12/19(月) 10:02:51.62
官渡スレおもしれー
小魔玉もクマッタも盛り上げ方を熟知してるし
他もいい味を出してるな
702 名前:無名武将@お腹せっぷく :2011/12/19(月) 11:37:08.60
ゼロセンチやととのえには絶対到達できないレベルのなりきりスレだなww
172:無名武将@お腹せっぷく
11/12/19 13:08:20.95
702 名前:無名武将@お腹せっぷく :2011/12/19(月) 11:37:08.60
ゼロセンチやととのえには絶対到達できないレベルのなりきりスレだなww
703 名前:無名武将@お腹せっぷく :2011/12/19(月) 13:06:22.10
アンジェもスレを立てるが奴は自分が一番でないと納得できないのか
参加者を無視するから自然と参加者が寄りつかなくなる。
173:無名武将@お腹せっぷく
11/12/19 14:12:50.37
フジは地上波独占だから、NHKも含めてだろ
だいいち、過去に決勝トーナメント進んだことあったのか?
もっと言えば、「他の民放と同じ」が理由なら
何で他方ではフジだけサッカーを愛してるって言い切ってるんだよ
お前、ホントバカだな
174:無名武将@お腹せっぷく
11/12/19 16:50:17.42
↓婿蛆虫
|___
. / (^+^ ) クソッタ蛆虫乙www
/ / \ クソッタ蛆虫が名無し潜伏を始めたな・・・
| | | |
___/ /__.| |___
// //
(Ξ´ ‘ミ)
. | 'ー`)し ゆうちゃん・・
. と ノ すっかりニートになってしまって・・・
. | /___
. / (^ )彡 !?
/ / \
/ | , / ))
____/ /| _/ /___
 ̄(⌒__/
 ̄
. |
. |彡サッ
. |__ うるせぇ!
/ ( ) ババァ!てめぇもクソッタ蛆虫の回し者か!!!!!
/ γ⌒\
7``) / / \
.`ヽヽ / X ミ ヽ
ヽ___ノミ\ \
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
175:宋憲 ◆5HLANJUDJo
11/12/19 18:23:45.70
【汝南北西・召陵】
中原と言うだけあって平野が多いようだな……騎馬を走らせるに悪くはないが。
(汝南の大地を見渡すと幕舎に入り、魏続/侯成/朱霊/臧覇の四将と協議を行う)
我らが陣を築いたのは汝南北西部の召陵だ。
此処のすぐ南には定頴。さらには南には呉房。
東は汝陽であり、北東には西華が位置する。
南東は……広い平野が続いており、そのずっと先が固始となる。
北西は“兗州”《エンシュウ》であり、此処を抜かれるわけには行かん。
召陵と定頴さえ押さえておけば、許昌への戦火は未然に防げようが、受けた命は賊の殲滅。
手柄を後続にくれてやるまで、のうのうとは出来まい。
魏続「召陵を朱霊。定頴を臧覇に任せて、機動力のある騎兵のみで進軍しようぜ。急襲して蹴散らすべし、だ!」
侯成「まあ待て、受けた命令は殲滅でも、一旦は降伏を促してみてはどうだ?」
ふむ……つまり降伏に応じた賊将を殺すと言う訳か。
烏合の衆だけになれば乱の鎮圧も容易いが。
それには、降伏したくなるだけの力を見せつけねばならん。
まずは魏続の案で敵と一戦し、敵にある程度の損壊を与えた所で賊に降伏を呼び掛ける事としよう。
朱霊「情けない事だ……卑しくも漢朝の官軍を率いる将が、汚い騙し打ちの相談とは!青州兵も納得すまい!」
朱霊、主公は策を使っても良いとおっしゃった。賊を皆殺しにせよとも、だ。
それに青州兵の見ていない場所で賊将を殺せば、後はどうとでも処理できる。
相手の方から襲いかかって来た……とかな。
土虫の如き賊相手に信を持って当たり、却って乱を長引かせる結果になってはどうする?
平時ならじっくりと攻めるのも良かろう。しかし今は袁紹の脅威が迫っているのだ。
この危難には我らも当たらねばなるまい。反乱の収束には手間取れぬ。
貴公も我々と一致団結して汝南制圧に当たってもらうぞ、良いな、臧覇殿もだ。
進軍は兵糧を用いた後に開始する事とする。各々準備されよ!
(そう念を押すと斥候に周囲の探索を命じ、自らは幕舎の外に出て魏続侯成と共に騎兵部隊の編成を始める)
176:無名武将@お腹せっぷく
11/12/19 19:20:46.65
八戸、荒砂貸す
177:顔良 ◆CaOJ2IWD1OA8
11/12/19 20:49:28.04
>>147
陳琳に喝を喰らい、顔良はばつが悪そうに元の場所へ戻った。その表情は先程より露骨な不快感が出ていると自分でも分かった。
顔良「(一介の文官が生意気な!たかが紙と筆で何ができるというのだ?!)」
----「(紙で敵兵が殺せるか?筆で万人の腹を満たせるか?ワシはお前よりもよほど役に立っておるわ!)」
----「ふーっ…」
まるで自分自身に落ち着けと諭しているかのように息を吐く。
…そして、再び彼の弁舌に耳を傾け始める。其の言は例えるなら枯れた川に再び水が流れるがごとく、悠々として徐々に増幅していく。
陳琳が話し終えた時、自分は自然と拍手を送っていた。己の中の闘争心がふつふつと沸き上るのを感じる。
それから顔良は彼の前までどしどしと力強く踏み出し、袁紹から授けられた宝剣を鞘から抜いて、大声で叫んだ。
顔良「諸兄、聞かれたか!!我らの敵は同じ袁家の閣僚ではない、曹操じゃ!」
----「今、陳琳はその旨を全員の胸に刻ませるべく堂々と弁を述べられた。」
----「我々が袁本初殿にお仕えしたのは金や名誉のためばかりではないだろう?天下万民の為ではないか!」
----「…いや、だったと言おう。ワシも含め、皆がその志を見失い、腐ったようなことばかり考えておったわ。」
----「この顔良が文官に焚きつけられるとは思いもせんかった、今こそワシらの雄姿、天下に知らしめるのじゃ!!」
その勢いで顔良は手にした宝刀を勢いよく振り下ろした。ヒュンッ!と風を切る音がする。
>>163
梁岱「心中お察しいたします殿。」
----「顔良殿もそれがしも死力を尽くして戦いまする。」
顔良「決して無理をなさらぬように。あなたは我々の大切な御旗だ。」
----「この戦は殿あってのものですゆえ。」
(全員に命を伝えた袁紹に一礼し、部屋を出て行く。)
178:顔良 ◆CaOJ2IWD1OA8
11/12/19 20:49:39.91
【出陣式にて】
この日の空は、驚くほどに青かった。陽光が兵士達の得物や鎧に反射する。
顔良は黒毛の軍馬に跨り片手には大長刀、腰には柄に装飾のある剣を佩いている。
鎧は黒色、兜には飾りが付いており、敵は一目でこの男を袁家の大将と認識するだろう。
脇には副将の梁岱。二振りの剣を持ち、その腰には更に短剣が二対差してあった。
袁紹の出陣の号令と共に兵たち、そして顔良、梁岱も気炎を上げた。
顔良「開戦だ!!皆それぞれ己が役目を成せ。生きろ、全員生きて日の出を見ろ。これがワシからの命である!!」
兵団「オオオーッ!!」
剣や槍を太陽に向け突き出す兵士達。顔良はそれを誇るように見ていた。
そして、梁岱に静かに語りかける。
顔良「…戦で生き残れる者は二つに分けることができる。」
----「一つは戦で人間を殺すことに快楽を覚えた者。もう一つは己の中にある死の恐怖に打ち勝った者だけだ。」
----「信念などは戦場で苦境に立たされればたいていのものは折れるだろう。同胞の死を嘆くことも意味を持たぬ。」
----「そんなことより眼前の敵兵に一太刀でも浴びせろ。それが一番の弔いになる。」
梁岱は顔良の言葉に黙って頷いた。
【本営】>>167
顔良「御意ッ!!」
沮授の命に威勢よく応じ、再び馬に跨った。
顔良「出立するぞ!お前たちはワシに続けぇ!!」
----「無理はするな、伏兵が現れれば直ちに退け。勇を誇り立ち向かうなどしてはならぬ。」
----「旗指物を立て、堂々と進め!!我々全員が袁家の御旗の下にあることを忘れるでないぞ!」
兵団「オオーッ!!」
(顔良の隊が進軍を開始しました)
179:沮授 ◆.pDAHD/fcA
11/12/20 01:09:58.45
【第一路軍・軍中】
張郃「さあ、高覧ッ!!」
----「俺達が栄えある先陣を承った訳だが、さて…」
高覧「都督殿はなぜ顔良殿でなく我等を先鋒に起用したか、気にならないか?」
----「俺はそれが何だか、ちょっと引っかかる」
張郃「決まっているだろ、それは俺達が監軍殿の策をもっとも理解しているからだ」
----「お前と俺以上に、あの御方の脳裏に閃く策謀を忠実に戦場に描ける将はいない」
----「顔良殿や文醜殿には、あの御仁たちの『色』があるが俺たちにはそれがない」
----「つまり、真っ白なんだよ」
(河北軍の中で、実は監軍という役職はもう存在しない)
(袁紹の信頼を失いつつある沮授が、讒言によって都督として逢紀や郭図と権限を)
(分け合う事態が現出した事で、河北軍における統制の揺らぎが起こったのはいわば必然であった)
(この二人には、それに心を痛める気持ちはあったのだが…)
高覧「やれやれ、お前らしいな」
----「変に馬鹿正直な所もあるのに、妙な所で機転が利く」
張郃「なあ朋友」
----「突然話を変えて悪いが監軍殿は、焦っている気がするんだ」
高覧「と言うと?」
張郃「あの監軍殿があんな性急な策を立てるのには、何か裏がある」
----「ちょっと、それはあの眼前の砦を叩けば分かってくるかもしれないな」
----「だから、朋友」
----「俺が軽騎を率いて、試しに当たってみよう」
----「まあ、ちょっとした腕試しだな!!」
(清々しく言い放つと、張郃は周りの校尉達に指示を与え一軍を編成する)
張郃「さあ、お前達ッ!!」
----「白馬義従を叩きのめしたその力、俺に見せつけてくれよ?」
一同「ウォォォォォォッ!!」
(延津に向け、張郃隊が進撃開始!!)
180:無名武将@お腹せっぷく
11/12/20 01:22:40.05
ぐっ
181:無名武将@お腹せっぷく
11/12/20 13:46:37.00
299 :クマッタ蛆虫@煮糸覇王 ◆.pDAHD/fcA :2011/12/20(火) 01:19:34.57
そういや小魔玉さん
俺様思うんだけど、戦闘どうしましょ?
別にいっそのことレスの末尾で損害数決めちゃうとかでもいいですけどw
300 :クマッタ蛆虫@煮糸覇王 ◆.pDAHD/fcA :2011/12/20(火) 01:20:11.29
しっかし久しぶりですねぇバリバリのバトルはw
ってか史実通りの悲劇的なオーケストラにするか考え中
必要な人物はある程度準備したので、いつでも流れるように書ける訳ですがw
182:無名武将@お腹せっぷく
11/12/20 20:13:38.39
蛆虫のなりきり馴れ合いスレ新党蛆虫^^^
183:曹操@司空 ◆.c.c.k.k..
11/12/20 21:39:22.39
黄河中央部に位置する大きめの中州にて警戒に当たっていた監視兵より、
張郃軍、そして顔良軍の進撃を伝える報が延津砦に届けられた…
【兗州・延津砦】
兵士「前方より敵影確認!!先陣と思しき一団の旗印は『張』とあり、
後続にも数多くの旗が靡いており、兵数は少なく見ても二万を
超えていると思えます!!」
于禁「ついに来たか…」
趙儼「相手は二万以上、当方は二千…彼我兵力差は十対一」
于禁「かかかっ、普通では勝てんな」
趙儼「笑われている場合では御座いませぬぞ、于禁殿」
于禁「何、余裕のあるところを見せておけば兵士達も気が休まろうて」
趙儼「左様ですか。して、先陣を率いているのが袁紹軍の二枚看板である
顔良と文醜ではなく『張』の旗印をした者とありますが…」
于禁「元は冀州刺史であった韓馥麾下の将であった張郃であろうな。」
趙儼「名は聞いた事がありますが、袁紹幕下では新顔の類に位置する将と
思えますが…顔良と文醜を差し置いての先陣とは何らかの理由でも?」
于禁「理由は無かろう。逆に張郃を使う立場に立って考えれば、先陣で功を
立てれば儲けものと思う程度だろう。」
趙儼「失敗すれば若将に責任を取らし、改めて二将を用いると言うことですな」
于禁「しかし若将とはいえ先陣を率いる者、気を緩めずに対処していくが、
彼等との戦いは事前に司空殿が進撃を想定されていた対応に沿って進めるゆえ
まずは広場にて兵士達を集めよ」
趙儼「ははっ!!」
【兗州・延津砦内の広場】
于禁「愚かにも袁紹軍が我が領内に侵攻してきた!!敵の数は我が軍を凌駕しようが
私が延津砦の守備を任されてから今日まで、準備に準備を重ねて来た…
相手が十倍もの兵で攻め寄せようが地の利も此方側にある!!」
趙儼「もちろん狙撃用の弓矢も食料も十分に保有している」
于禁「これより徹底した専守防衛策を以って敵に相対するゆえ、敵が攻めて来たときは
砦より狙撃し、それ以外の時は“どのようなことがあっても”敵の挑発に乗らず
迎え撃つ事はせぬ!!時間を出来る限り稼ぎ、司空殿の援軍を待つのだ!!」
趙儼「さぁ皆の者、籠城の仕度を整え持ち場を固めるのだ!!」
一同「おおおおおおっ!!」
于禁「趙儼、これより司空殿に袁紹軍の襲来と援軍の要請を出すが…」
趙儼「存じております、わざと敵の目に付くような形で使者を出すのですね」
※延津砦の守備兵は約2000人。籠城に際しての食料や物資の補給、黄河の延津側の
封鎖作業などは万全ですが、何故か不可解な籠城策を採る曹操陣営。
184:曹操@司空 ◆.c.c.k.k..
11/12/20 22:58:57.65
【許昌・司空府】
曹操「では荀彧よ、予は官渡城に向かうゆえ留守を頼む」
荀彧「ははっ!!」
曹操「それから車騎将軍の董承と偏将軍の王子服を呼んで参れ」
荀彧「分かりました」
(暫くして)
董承「お呼び…でしょうか、司空殿…」
曹操「何をそんなに怯えておるか、董承よ」
董承「い、いえっ…そんな訳ではありませぬが…」
曹操「貴公らに伝えたき事があるのだが」
両名「………(ゴクリ)」
曹操「此度の袁紹との戦に於いて、貴公らも予と共に参戦するように」
両名「参戦ですと?しかし我らは陛下の側に仕える者として…」
曹操「戦時に際しての人事権は予にある事を知らぬ貴公らではあるまい、
これは厳命だ、よいな!!」
両名「………ははっ」
※許昌には荀彧、孔融、鍾繇が残る。そして何故か曹操の陣容に
組み込まれる形となった車騎将軍・董承と偏将軍・王子服。
~その翌日に官渡城に向かう曹操軍~
通常、数万の人数の行軍であれば許昌から官渡城まで三日は要するところ、
曹操は半分の一日半で到着。当然、脱落した者も多いが遅れてでも官渡城に
向かうように厳命されていた為、全ての兵士達が官渡城に集結。
【司州・官渡城】
曹操「これより軍議に入る、郭嘉と賈詡は参軍として予の側にあるように」
両名「ははっ!!」
※第一、二、四、五軍が各3000人。曹操本隊が5000人。その他に
輜重兵や斥候などを含めて約20000人が今回の戦いに動員できた兵数。
袁紹軍の100000人以上に対して彼我兵力差は五対一。劣勢である。
185:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/21 01:57:33.43
>>156>>164>>167>>177
(言葉を終えたとき、陳琳の憤怒は身体から抜けきっていました。
確かに、陳琳は激情家でした。余りにも激しい感情の起伏を持っていました。
しかし、昂揚すればするほど、言葉が激烈になればなるほど、思考は冷静に冴え渡らせることができました。
かれは殆ど先天的な嗅覚で、人の心を掴む話法を心得ていました。
激情を薄い論理のオブラートで包むやり方。言葉の選び方。順序。間の取り方。抑揚のつけ方。視線。身振り手振り。
それぞれ、無意識のうちに最良のやり方を選択していました。
もっとも、それができるのは昂揚が一定の度を越し、言葉を迸らせている間に限ったのですが。
言葉を終えてしまえば、ただの文官がそこにいるだけでした。
(こそばゆいな……そんな気持ちで拍手を浴びていると、顔良将軍がこちらにやってきました。
私の馬鹿! さっきは何てことをしてしまったんだ。皆の面前で、事もあろうに顔良将軍に怒声を浴びせるなんて!
しかし、顔良将軍は陳琳を怒りませんでした。陳琳は、ぼうっと将軍の背中を見ていました。
姿は、不落の城砦。声は、大地の鳴動。宝刀の唸りは、億の言葉よりも説得力がありました。
(顔良将軍っ! 今度は陳琳が夢中で拍手する番でした。誰よりも大きな拍手をしなければ。
この私の拍手で、今どれだけ感動しているかを皆に伝えなければならないのだから!
そして、陳琳はその高揚のままに袁紹殿と田軍師に答えます)
殿、ありがとうございます。ありがとうございます。田軍師のこと。本当にありがとうございます。
前線では殿のご期待に応えてみせますよ。
田軍師。四つの遺言しかと脳漿に刻み込みました。大丈夫、一字一句忘れはいたしません。
しかし、まとめたものを軍師に読んでいただけないのでは無念です。
お元気な時に読んでいただきますから、牢の中ではお達者で。
(陳琳は心に決めました。平凡なものにはしないぞ、と。
その夜──出陣式を前に、陳琳は顔良の私邸を訪れました)
将軍……夜分に申し訳ありません。軍議でのことを、謝罪に来たのです。皆の面前で、将軍の面子を潰してしまいました。
お望みなら私を鞭で打ってください。一度直接謝罪しなければ、気持ちが納得いたしません。
将軍に、陳琳はわれを侮っていると思われては悔しいのでございます。
侮るなどとんでもない。本当は、むしろその逆なのです。何というか……
____
/ \
/ \
/ ─ ─ \
| (●) (●) | ……そのう……
\ (__人__) ,/
ノ ` ⌒´ \
186:沮授 ◆.pDAHD/fcA
11/12/21 02:05:00.24
>>183
【第一路軍・先鋒隊】
張郃「さて」
校尉「中郎将、これは…」
----「ちょっと、いやかなり厳重な城塞でございますね」
張郃「だなぁ」
(少々呑気な表情で、張郃は呟く)
張郃「お前ならどうする?」
校尉「うーん、とりあえず高覧様を待ちますね」
----「我等は軽騎で五千、後に続く高覧様は弩兵や歩兵が主体で一万五千」
----「相手方はどう見積もっても二千は超えないでしょうし」
張郃「相変わらずお前は面白くないなぁ」
----「確かに、『十囲五攻』って言葉がある」
----「十倍の兵力差があれば包囲して攻め潰し、五倍なら攻めろ、それ以下なら…って話だ」
校尉「そんなもん常識じゃないですか」
張郃「そりゃそうだ」
----「俺達は二倍、攻めたら大火傷ってところだな」
----「だから夜まで待って、糧道を探り襲撃するとしようかw」
校尉「なるほど、それは名案だ」
----「嫌がって出撃してきたら仕掛ければいい訳ですね」
張郃「ま、そういうことだな」
----「それに、アイツ(高覧)が渡沙する時間も稼げるから悪い話でもないだろ」
----「本格的な攻囲はそれからでも遅くないだろうしな」
(張郃隊は夜な夜な出撃し、兵站路を襲い始めるようです)
187:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/21 02:06:55.02
>>185の続き
私は、将軍に憧れておりました。
あの日、平原での練兵を見たときから。
一つお願いがございます。聞いてくださいますでしょうか。
私は参軍として前線に行きます。文人としてこれほど嬉しいことはありません。
見たもの。聞いたもの。それがどれだけ酸鼻を極めるものであろうとも………
私は、その全てを己の筆で書き尽くしとうございます。
─その中には、田軍師のことも書くつもりでいます。
それで、お願いというのは。
私に、顔良将軍の詩を作らせていただけないでしょうか。
明日は出陣の日です。
私は延津へ、将軍は白馬へ発ちます。今日しかお願いする日はないのです。
策戦が成功したら、許で真っ先に将軍にお見せします……。
188:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/21 02:34:01.36
(陳琳が会ったのは、顔良将軍だけではありませんでした。河北に来てから数年が経過していました。
その間に、親しい友人もできました。そういった友人たちが、こぞって出陣を控える陳琳の邸宅を訪ねてきたのです。
「陳君、君がいないと寂しくなる」
(と、率直に伝えてくれる人もあれば、
「見たまえ。何と星が綺麗なのだろう。陳君が征旅し、我々が集まることも稀になるというのに。
吉日に、良い風、良い光のもとで、気の知れた連中で楽しく一杯。いつもそうありたいのに、中々出来るものじゃない。
さあ、一杯飲んでくれ。黄河を下ったら、我々友人と会うことも難しくなるのだから」
(と、長口舌を振るう人もありました。
一人の提案で、庭で杯を交わすことにしました。
椅子を運んで、満天の夜空の下で、月星や庭の草木を肴に騒ごうというわけです。
酒は何巡したでしょうか。どれだけの詩が交わされたことでしょうか。いくつの別れの言葉がかけられたことでしょうか。
親友達は、顔を真っ赤にして泣いたり、笑ったり、大賑わいです。
(ああ、私には、こんなに良い友人も居たのだな。普段は気づかないだけで、皆、私を気にかけてくれている。
戦の結果がどうなろうと、彼らが辛い目に遭うようなことにだけは、なってほしくない)
諸君、私は必ず戻ってくる。いいか、河北にその人ありと言われた沮授監軍に附いて、河北の参軍をやるんだ。
きっと良い土産話ができる。だから私が戻ってくるまで元気でいるんだぞ。
お前のところの、もうすぐ生まれる子供にも奥さんにもよろしくな。
お前は、俺が戻ってくるまでには弟と仲直りしろよ。
お前は……
(後は、言葉を続けられませんでした。気持ちが溢れて。胸が詰まって。何も言えませんでした。
目からどっと涙が溢れました。友人達は笑って背中を叩いてくれました。
その夜は、一つの寝台で友人達で同衾です。
ぎゅうぎゅうになりながら、皆で大いびきを立てました)
189:陳琳 ◆GBBXFwEfac
11/12/21 02:45:48.21
(翌日未明。出陣式に臨んで、陳琳は心を戦場に馳せていました。
その思いは、自然と彼に文章を書き起こさせました。
長い長い、袁曹の戦いの間、絶えず書き続けられる長い文章の、これが書き出しでした)
パラッ
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