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F35を押してた軍クラ一派どうするんだよw
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「日本に未完成F35提供」 次期戦闘機 米国防総省が報告
2013年1月31日 朝刊
防衛省が航空自衛隊の次期戦闘機として購入する米国のF35戦闘機について、米国防総省が「日本に渡すのは開発途上の機体」と米議会に報告したことが分かった。
短距離空対空ミサイル(AAM)が搭載できないため、領空侵犯に備える緊急発進(スクランブル)待機の任務につけないことになる。
防衛省は完成機の引き渡しを米側に求める方針だが、未完成のF35を候補にした機種選定自体が問われている。
米国防総省が十一日、同省試験評価局の二〇一二会計年次報告書を米議会に提出した。
日本に提供するF35は開発途上の「ブロック3I」と明記され、防衛省の機種選定で米側が提供すると約束した完成機「ブロック3F」と異なる機体であることが判明した。
F型が各種ミサイルと爆弾をすべて搭載できるのに対し、I型は短距離AAMを搭載できず、空自に提供されても緊急発進待機の任務に就けない。
空自が保有するF15、F2、F4の各戦闘機はいずれも短距離AAMと機銃弾を搭載して各基地で緊急発進に備えて待機している。
短距離AAMは領空侵犯機が爆弾投下の構えをみせるなどの緊急事態を想定し、やむを得ず撃墜するために搭載している。
防衛省航空機課は「米側に約束通りのF型を提供するよう求める」というが、米国防総省試験評価局は既にF35の加速性能と旋回性能を下方修正することも公表。
性能低下に加え搭載ミサイルまで制限されるとなれば、米欧三機種を比べた一昨年の機種選定の正当性は大きく揺らぐ。
防衛省は実戦配備された他の二機種に対し、未完成のF35を不利にしないよう飛行テストを排除し、書面だけで性能、価格を比較した。F35の完成が近づくにつれ、書面とのずれが広がっている。(編集委員・半田滋)