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易経の原文より
火沢ケイ(ケイは目へんに癸) の4爻(こう) ※目癸(ケイ)とは、そむく、反目すること
>>320
>『けいこ。げんぶにおうてこもごもまことす。あやうけれどもとがなし。』
これを漢文で書くと、
「ケイ孤。遇元夫、交孚。厲无咎」
ケイ孤とは、そむき反目して孤独なこと。
元夫(げんぷ)とは、ここでは立派な人物のこと。易経によく出てくる定型句みたいなもの。
元という漢字には、「よい」、「おおきい」、「天地の大きな徳」などの意味もある。
夫という漢字には、「成人した男」「一人前の男」の意味がある。
(英語のmanみたいなもので、現実には女性に使われることもある)
孚(まこと)は、「誠」「はぐくむ」などの意。
交孚(こもごもまことす)は互いに誠意を通わせあうこと。
>>320の通りの意味だと思う。