13/10/23 19:12:57.37
結婚して一年しか経ってないけど
「愛してる。」って、改めて言いたくなった。
嫁は最初から同居してくれて、自営でやっている仕事もバリバリやってくれる。家事も勿論やってくれる。
別に同居しなくても良いし、自営の仕事を一緒にやってくれとも、家事を完璧にやって欲しいと頼んだ事もないのに
自らやってくれる。地域の行事とか祭りとかが好きみたいで、率先してやってくれるから周りのお年寄りにも、有り難いと言われている。
俺自身、正直今の仕事を継ぐのが不安な気持ちもあったし、今だに親父との衝突も絶えない。
田舎だからなのか周りの人間に陰口を叩かれる事もしょっちゅうある。
俺は元々口下手な方で、色んな事で周りに責められても、思ってる事を中々言えなかった。
それで潰れそうになった自分もいる。
そんな時、俺を庇う様にいつも嫁がサッと前に出ていく。
「言いたい事があるならコソコソ言ってないで、私の目の前で言ってください。」と堂々と立ち向かって行く。
初めは「女の癖に生意気だ!」と言われていた嫁が、仕事ぶりと信念を徐々に認められて、今では「女だけど頼れる若者」になって来た。
初めは俺の事をあまり快く思っていなかったであろう人達が
俺の元にわざわざ来てくれて「お前の嫁は、本当に良い奴だ。あんなに気の強くて立ち向かってくる嫁、
俺は七十年生きてて初めてだw大事にした方が良いぞ。」
と言ってくれる。そこで俺は初めて、地域の人と改めて話が出来る様になった。
まだ嫁に来てくれて一年しか経ってないのに、白紙の状態からそこまで人間関係を築ける嫁に驚きつつ
俺は自分の心の弱さと、意思の弱さを改めて痛感した。