【昔を】みんなの馴れ初めをおしえて【思い出して】 その6at TOMORROW
【昔を】みんなの馴れ初めをおしえて【思い出して】 その6 - 暇つぶし2ch400:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/14 16:33:43.90
江戸味噌が旨いとおもう

401:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/14 17:14:19.04
三河出身の家康さまはなんで八丁味噌を見捨てられたのか

402:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/14 17:21:57.91
>>401
尾張出身の赤味噌狂い、第六天馬魔王信長にやられたから

403:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/14 18:51:28.84
自演

404:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/14 19:53:02.92
焼き味噌じゃ!

405:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/14 20:37:08.10
クソミソ

406:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/14 23:42:44.35
もう全部愛知が悪いってことで次の話題に進もうよ、な。

407:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/15 01:59:25.73
愛知県飛島村は全国一の富裕地方自治体。

なので、村内の土地売買には市議会の許可がいる。

408:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/16 08:08:58.22
>>407
それ、離農防止策だから。www

409:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/16 08:32:23.67
まあ、wikiを一度みてからにしてくださいまあまあ

410:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/16 09:03:56.82
マジレスすると、頭の固い年寄りのせいでほぼ全域が市街化調整区域の指定からはずれなくて
土地の売買が現実的に禁止されてるに等しい状況なんですわ。別に農業なんてやる意味も必要もねえ

411:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/16 10:46:40.81
>>408
>>408
>>408




www

412:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/16 19:09:40.60
>>410
ソ連かよ!w

413:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/22 21:48:13.59
兄弟スレ更新のご案内

妻と初めてした会話 11言目
スレリンク(tomorrow板)


414:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/25 12:21:09.19
このスレって結婚までの話し専門?
結婚してから今までのあれこれを自分語りしたい気分なんだけど該当スレってある?


415:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/25 13:28:22.83
>>414
↓あたりの空きスレで延々とタップリ語っとけ
いやぁ最高の嫁と結婚しましたわ!
スレリンク(tomorrow板)

416:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/25 13:36:53.59
>>415
サンクス
途中で離婚しかけたり浮気されたりもしたから若干スレ違い気味だけど良いか?
今は幸せだし過疎スレだから問題ないよな?

実は先日パルプンテスレで書こうとしたらスレ違いって言われたんよ


417:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/25 14:04:59.87
>>416
今,おまいにとって最高ならいいんじゃね?
2か月近く空いてるスレだしな。
ただ,
> 浮気されたり
なんかは,煽りを入れられる可能性があるから
それなりの覚悟は必要かも。
あとは,エピソードごとに該当スレを探して
渡り歩くかだなあ。

418:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/25 15:01:36.31
なあに。煽られても叩かれても構わず続けりゃいいだけよ

419:名無しさん@お腹いっぱい。
12/09/28 20:27:00.12
過ぎ去った話題だが言わせろ。八丁味噌はもう古い。今の赤味噌のトレンドは桝塚味噌だ。
味噌煮込みの店でも八丁か桝塚か選べる店が増えて来ている。

420:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/07 22:07:10.51
とくぢ味噌はどう?

421:45
12/10/09 05:22:05.53
初めての会話スレの45です。書き出したら長くなったので書いたとこから投下してみる。

~小学生編~

当時(小学5年生)の俺は、ビン底メガネなのに勉強はできず、
大きくて肉付きのいい体(デブではない)だが運動はできず、顔は安定の不細工で
男の友達は多かったが、女子には避けられていた。俺も女子は苦手、そんなタイプの男児。

俺には幼馴染と呼べる友人が2人いて、そのうちAは団地・そろばんが一緒。幼稚園が違った。
もう1人Bはそろばんが一緒で、Aと同じ幼稚園に通っていた。
AとBと嫁は幼稚園が一緒。しかもこの3人、結局幼稚園から小学校、中学の途中までずっと同じクラスだったらしい。
Aは馬鹿で細くて軽い運動のできないチビ、BはAよりチビだけど頭は良かった。
俺たち3人はスクールカーストしては大体下の上くらいでよくつるんでいた。

いつからかAが、自分のクラスの可愛い女子として、嫁の話をするようになった。
Bも「うん、いい子だよ」とのお墨付き。
Aの口ぶりから、Aが嫁を好きなのはすぐに知れる。よくBとからかったりした。3年生くらいだったと思う。
多分運動会の演習だか本番だか、かけっこで走り終わったBが俺のとこまで来て
「ほら俺、あれがAの好きな子。嫁さんだよ。何番目に走る」と耳打ちしてくれた。
指されて見たのはほぼ見当のついてた子。
当時の嫁はショートカット。ややぽちゃでいつも友達ときゃっきゃ遊んでる普通の女子。カーストでは中の中から上。
目を引くタイプではないが確かに可愛いんだが、その可愛さにちょっとクセがあって小学生が可愛いと思うタイプではない。
そっちを見てるBと目が合うと、嫁はニコーっと笑って嬉しそうに手を振った。嫁は当然だがAとBと友達だったんだ。
Bと顔を並べて嫁を見てた俺は、完全に勘違いだと解ってるけど俺に向けられた笑顔にドキっとした。
無邪気な笑顔を女子から向けられることなんてなかったから。
自然に手を振り返すB。俺よりチビでAなんかハナタレのくせに、あんないい子と友達でいることにムカついたりした。
それから俺は嫁を見かけるたびに「あぁ、Aの…」とAをからかったり、あの笑顔を思い返したりしてた。

422:45
12/10/09 05:24:36.85
で、5年生になって前レスの朝を迎える。
俺はイニシャルがM、嫁はHで席が隣だった。マジでびっくりした。俺より後ろのAの目が痛いw Bはクスクス笑っている。
ちなみに正確に言うと、俺は3-4年生のときは3組さんではない。そのとき3組さんだったのは嫁のほうだ。
俺が3組だったのは1-2年のとき。嫁にとってそっちの印象が強かったらしい。
入学式のとき、幼稚園が一緒だった仲良し2人(AとB)と小学校も一緒で、嬉しくて話そうとしたらその2人と俺が遊んでたから
嫁は俺のことを覚えていたんだとか。
それから半年間、嫁とは2度隣の席、席が離れても班はいつも同じくらいの近さで過ごした。
元々Aから(Bからも)聞かされていた嫁の良いイメージしか持ってなかった俺は、どんどん嫁を好きになっていった。
嫁はいつも楽しそうに笑っている。男子と仲良くなれる性格の女子で、一部の女子には毛嫌いされて友達は多くなかったけど、本人に気にした様子はなかった。
男子に友達は多かったからだ。
俺やABみたいな底辺男子にも優しくて屈託がなく、男子特有のちんこうんこ連呼にも笑ってくれたり、宿題ができなくて困ってると
「いっしょにやろー」って言いながら教えてくれたり。嫁は頭が良かったんだ。
俺は嫁が好きになった。でもAも大事だったから、その気持ちを表には出さなかった。Bは気付いてたと思うが、何も言わなかった。

嫁は嫁でABと遊ぶ俺をよく見かけたせいで、俺と友達になれそうだって嬉しかったらしい。
俺と嫁はすぐに仲良くなって、俺の家や団地の公園で4人(とクラスの友達、女子も含めて数人)で遊んだりすることが多くなった。
この半年間は俺にとって天国だった。今でも小学生の中で一番楽しい思い出だ。
俺はいつも嫁を目で追って、その笑顔にどきどきして、Aに申し訳なくなったりしてた。
しかしある日、親父の転勤が決定、3つほど離れた県に引っ越すことが決まった。新しい学校は10月から。

423:45
12/10/09 05:25:40.86
俺はイヤでイヤで仕方なかった。AもBも大事だった。他の友達も。
嫁とも仲良くなれたのに、何で引っ越さなきゃならないんだ。引っ越すときは家を買ったとき、って言ってたのに。
でも小学生の子供の気持ちに意味はなく、荷造りは始まる。次の日に団地を去ると言う日、俺は鬱屈としてた。
そんな中、AとBがお別れ会を開いてくれた。と言ってもAB持ち寄りでお菓子とジュースを用意して公園で遊ぶってくらい。
3人で「お前、行くなよ。俺んち来いよ」「俺だって行きたくねぇーよ」「お前んちってのは無理だよね」なんていいながら菓子を食ってると、
何と嫁が嫁母と買い物帰りで通り掛かったんだ。
嫁が俺らを見つけて「何してるのー?!」って手を振ったら、Bが「俺のお別れ会してるんだ!嫁も来いよ!」って叫び返した。
したら嫁、嫁母とちょっと話して俺らのとこに来てくれたんだ。

ここからの記憶はちょっと抜けてる。補正が入ってるのかも知れない。嫁にもABにも確認したことはないし。
気がついたら公園で2人で遊んでた。でももう風景がオレンジ色で、嫁が「帰らなきゃ」と言った。
俺はまだ遊んでいたかった。でもこれ以上引き止めると暗くなっちまう。だから「そっか」としか言えなかった。
お別れとお礼を言うためにそばに行くと、嫁が俺を見て「俺、転校なんかしないでよ。あたし、もっと俺と仲良くしたいよ」と言った。
そのとき湧き上がった気持ちは、当時は説明できなかった。苦しくて、すごく衝動的な気持ち。
今なら俺は嫁を抱きしめたかったんだと解る。でも早熟でもなく、女子に対してビビリだった俺はそんな真似できるはずもなく。
なのに口は「俺ももっと嫁と遊びたい」と口走っていた。
嫁は笑って「仕方ないよね」と言うから、俺も「仕方ないな」と返して、そして別れた。
ばいばい、元気でね、と言いながら走り去っていく嫁にばれないように、半泣きになりながら見送った。

これで小学生編は終わり。この後、ABからそれとなく嫁の近況を聞いたりしてたけど、次第にABとも連絡を取らなくなっていった。
最後に聞いたのは中2のとき嫁も引っ越して、嫁の詳細も不明になったことくらい。
続きはこれから書きます。

424:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/09 06:30:21.09
おつ

425:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/09 06:32:24.14
wktkが止まらない

426:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/09 09:22:19.23
続きマダー?

427:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/09 10:42:40.57


428:45
12/10/09 12:48:24.84
思い返したり、記憶を鮮明にしようと調べ物してると、人の記憶の曖昧さにびっくりするな。
ちなみに一気に何というか醜くなるぞ。

~社会人編~

普通に普通の高校に入り、同じく大学を卒業した俺は友人たちと会社を興し、特許をいくつか取ってそこそこ運営していた。
当時はバブル景気真っ最中(年がばれるな)で、俺の取ったけちな特許の製品でも良く売れた。
いわゆる不動産とはあまり関係のない職種だったけど確実に羽振りが良くなって、勿論ロールスロイスに乗ったりしてた。
ワンレンのボディコン女と遊んだりはしたけど、忙しかったからアッシーやメッシーは出来なかった。
非モテだった俺が金目当てとは言えそこそこモテた、色んな意味で変な時代だったな。
仕事が楽しかったから使う暇があんまりなかったのもある。けど、いつも派手な女に囲まれてたから
初恋のことなんてすっかり忘れていた。

やがてバブルも終息、会社を興したときの借金がそれなりにあったせいで手堅い運営をしていたうちの会社は
何とか倒産せずに崩壊の波を乗り切った。
その後もちょこちょこと特許を取ったりして信用が増し、業界の中では中堅クラスになっていた。
20世紀も終わろうかというその頃俺も結婚。今の嫁とは違う女だった。
逆プロポーズされて一緒になったが、今思えばバブルも崩壊して年食った自分の行く先が不安になったんだろうな。
中堅とはいえ儲けも社員も減って俺は忙しく、あんまり家に帰る暇がなかった。
元妻は広くはない賃貸で一人で子供を産み、一人で子育てをし、先に結婚して行った女たちとの生活の差をしょっちゅう愚痴っていた。
その女たちの旦那連もバブルで一緒に倒れたんだがな…。借金がないだけ、仕事があるだけうちのほうがマシだったんだが、聞きゃしなかった。
気がつけば元妻は女たちの旦那と不倫。「あんたなんか大っ嫌いこの不細工。ずっと生理的に受け付けなかったんだ」という暴言と、
署名捺印した緑の紙をおいて、800万入った俺の通帳と子供を連れて消えた。
俺は疲れて再構築の努力もせず追いかけることも探すこともせず、「800万を養育費として領収書を切るなら離婚に同意する」と元妻実家に伝え、
やがて送られてきた領収書と空になった通帳を見て緑の紙を出した。結婚期間は3年。

429:45
12/10/09 12:49:33.64
疲れ切った俺を心配した大学の友人(=会社を一緒に興した奴)が俺に休みをくれた。人を信用する気をなくしてた俺は
3ヶ月の長い休みをくれた友人にまで「会社を乗っ取るつもりだろうな」などと思いながら、それでも休むことにした。

何となく「自分のルーツを探る」みたいな目標を設定して旅に出て、大学時代の友人や恩師、高校時代の友人に会いに行ったりした。
馬鹿やって騒いだ友人たちと呑んだりしてるうちに、俺は少しずつ回復していった。
で、やがて俺は小学校の前に立つことになる。建て替えと改装を繰り返した小学校は記憶の中のものと僅かに違っていて、少子化で寂れている。
正門前の公園のベンチに座ってぼんやり学校を見ていると、後ろから肩を叩かれた。Bだった。
気がつけば夕暮れで、Bは仕事の帰りだった。Bの実家は学校の正面、公園の横だったんだ。本当に忘れてた。
「俺じゃん、ひっさしぶりーどうしたん?」と笑うB。途端に嫁のこと、公園での別れ、Aのことを思い出して失ったものに気付いたような気がして苦しくなった。

Bはそのまま俺を呑みに誘ってくれた。気遣いで聞き上手なBは自分のことを話しながら、口の重い俺の話を聞きだしてくれた。
Bは未婚。体の弱い母と二人暮らし、2つ下の弟は大学で家を出て、そこで結婚して家も買っている。
俺もぽつぽつと小学校の前にいたいきさつを語る。元妻の捨て台詞にBが顔色を変えたのを見て、俺は泣きたくなるほど嬉しくなった。
思えば、大学の友人にも高校の友人にも、離婚のことは言ったけどどういう経緯で、とかは話してなかった。
Bにぶちまけて、酒の力を借りて泣くことで、俺は癒されたんだと思う。
Bは辛抱強く、ただ聞いてくれた。

目が覚めたら知ってる気がする天井だった。Bの家だ。
泣いて泥酔、そのまま寝入ってしまった俺をBは自分の家に運んでくれたんだ。
Bの母は俺を覚えていて、久しぶりねと笑っていた。Bはシフト制の仕事でその日は休みで、
俺のせいで仕事休ませてゴメンと詫びると、休みだから呑みに行ったんだよと言ってくれた。

その日、Bとはたくさん話をした。Aは大学を出た後就職した会社がバブルで倒産、転職して給料はがた落ちしたけど
そこで見つけた気立ての良い嫁さんと仲良く暮らしてる。子供がひとり。

430:45
12/10/09 12:52:07.23
で、嫁。中2の時に転校したって聞いたけど、それは隣の学区だった。細々ながら嫁と連絡の取れてる女子がいて、
その女子とBはまだ付き合いが続いていた。
嫁は大学で看護を学び、卒業と同時に趣味のバイク友達と結婚、働きながら子供を3人産んだが、旦那は早くに死んでしまった。
実家のそばに家を建てていたので実家の力を借りながら、それでも1人で3人を育てているらしい。

それを聞いた俺は、嫁に今すぐにでも会いたいような二度と会いたくないような不思議な気分になった。
複雑な顔をしていた俺を見てBは、「小学校の連中、結構マメに同窓会とかしてるみたい。俺(B)は行ったことないけどw
俺が行く気あるなら、女子に連絡して嫁も呼んでもらうか?」と聞いてきたけど、俺は返事できなかった。
そんな俺を見て電話のダイヤルを回しながらBは「嫁のこと、好きだったんだろ?」と言った。
「女がイヤになってるのは解るよ。でもそれも直るかも知れん。俺(B)は聞いてるだけだけど、嫁ちゃんは嫁ちゃんのままみたいよ?
会うだけ会ってみるのも俺はいいと思う」って。
俺が混乱してどうこう言う前に、電話は件の女子に繋がってしまった。「Bだけど、嫁ちゃんと連絡取れる?じゃーちょっと頼まれてくれない?」と
さくさくと話は進んでいく。電話を切って女子が嫁に連絡してる間、俺はBに詰め寄ったりしたけど、Bは「まーまー」と軽く流して取り合わなかった。
結局その翌々日、4人で食事がてら呑みに行くことになる。
ただひとつ条件がある。嫁は22時には帰る。子供が待ってるからだ。
「嫁ちゃんは嫁ちゃんのまま」というBの言葉の片鱗だった。

ゴメン、何とか書いてきたけどもう出る時間だ。また夜(朝?)来る。

431:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/09 13:42:41.51
45を支援。待ってます。

432:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/09 13:50:58.90


433:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/09 18:37:08.34
支援

434:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/09 20:44:02.73
絶対に続きを書いてくれよ ④

435:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/09 22:08:11.85
やばいドキドキする

436:45
12/10/10 06:24:16.91
当日まで、俺は逃げたくて仕方なかった。
でも結局、逃げることも帰ることも出来なかった。
Bに「俺、逃げんなよ」と予め釘を刺されたことは、多分あまり関係がない。
やっぱり俺は嫁に会いたかったんだ。

当日待ち合わせたのは、嫁に伝えたのよりいくらか早い時間だった。
「あ、マジで俺くんだー!ひっさしぶり!!顔変わったねー言われなきゃ気付かないよ!」と
会うなりまくし立ててきた女子は、小学5年生当時俺もよく遊んだ子。
「嫁ちゃんは今日、仕事帰りなんだよ。食事だけしてお酒はナシで帰るから、飲ませないであげてね」
「子供をすごく大事にしてるから、自分を犠牲にしてるとか我慢してるとか思われたくないんだって」
「子供ちゃんたちもすっごくいい子なんだよ!嫁ちゃん似で可愛い子ばっかし!」
「嫁ちゃん、すっごく色っぽくなったよ!俺くん、イッパツで参っちゃうよ!」
とがんがんまくし立ててきたあと、女子はじっと俺を見てこう言った。
「嫁ちゃん、私とBとご飯いこーって言ったときは断ってきたんだよ。俺くんが帰ってきてるよ、Bが連れてくるって言ってたよ、って教えたら
散々悩んで、でも来るって決めたんだよ」
「俺くん、嫁ちゃんのこと好きだったよね?嫁ちゃん、すっごい苦労してるからちょっとヘン。でも俺くんが好きだったところはそのままだと思う」
俺は女子に言われたことを反芻して考えてみた。その間、Bと女子が色々教えてくれた。

437:45
12/10/10 06:24:47.74
Aは中学に入ったとき、とうとう決心して嫁に告白したそうだ。
ずっと嫁が好きだ、付き合いたいとか解らないけど、手をつないで帰ったりずっと一緒にいたいんだ、って。
嫁はきちんとお礼を言って、ごめんね、好きな人がいるんだ。Aくんは大好きだけど友達なんだ。ってきっぱり断ったらしい。
この時の嫁が言う「好きな人」は俺のことじゃないらしいw でも嫁はさすがに男を見る目があったんだと思う。
嫁の言ってた「好きな人」Hは、解り易いかっこ良さはないけど芯が強くて、誰にでも本当に優しい男だった。必要であれば必要なだけ
人に厳しくもできて、公平な見方と解決法を提示することの出来る、男人気の高い男。
AもHなら仕方ない、と思ったらしいが、結局嫁が転校後も長いこと引きずってたらしい。15歳の人生の半分以上片思いしてたんだから仕方ないけど、
それでもAは自分を奮い立たせて高校入学と同時に「吹っ切った!」と宣言したんだそうだ。
というか、Aが嫁を好きなのは(嫁以外には)周知の事実だったけど、俺が嫁を好きだったのが嫁とA以外みんな知ってたって俺どんだけ…
俺必死にAから隠そうとしてたのはみんなわかってて、協力されてたのに気付かないとか俺本当鈍すぎ。

嫁の来る時間が近づいてきて、俺はそわそわしだした。また逃げたくなってくる。
なのに逃げるためではなく入り口をちらちら見て、入ってくる客に神経を尖らせたりしてBに「さすがに落ち着け」と呆れられたりした。

そして嫁が店に来た。俺は一目でわかった。
その瞬間俺は嫁から目をそらして、そして再び見る。女子を探してるらしい嫁を観察する。
嫁はスタイル的には確かに良くはない。年相応にふっくらしている。だがすらっとした長身とそれに見合う手足、
ぴっと伸ばされた背筋と身のこなしが目を引くいい女だった。
じっと嫁を見る俺に嫁は目を留めると、「本当に俺くんだ!」と遠くから笑った。
その笑顔が3年生のあの日、Bに手を振ったあの時そのままで、俺はまた苦しくなった。

438:45
12/10/10 06:26:20.71
そばに来て女子の横に座った嫁は、多分少し昔の俺が見たら幻滅したかもしれない。
こざっぱりしたシンプルな服、ゆるく上げられた長い髪、薄い化粧。消毒液とキンモクセイの匂い。それらが醸すしっとりとした色気。
小学生にはクセのあった可愛さが軒並み良いほうに転がっている。本人がそれらに気付いてなさそうなのがまたいい。
きらびやかなブランドスーツ、前髪の立ち上がったワンレン、ピンクの口紅とプアゾンの演出するわかりやすいセックスアピールに慣れ切ったままの俺なら
嫁の存在に気付きもしなかっただろうと思う。
なのに「嫁久しぶり」とか月並みなこと言う俺に「俺くんも、久しぶり。元気だった?」とか言って子供の顔で笑うんだぜ?
二十余年の時を経て、俺は再び嫁に出会った。女子の予言どおり、俺はイッパツで嫁に参ってしまった。

食事の間、嫁は聞かれるままに子供のことや仕事のことを話したが、愚痴は一切言わなかった。
特に子供に関しては苦労のかけらさえ見せない。ただ「大変だけど、楽しいよ」って。
話してたのは主に女子で、Bはニヤニヤ俺を見てたと思う。
俺はただぼんやりと、瞬きするときにわかる嫁の長いまつげや、するすると動く薄い唇、笑うと動く頬なんかばっかり見てた。

22時前、俺はぼんやりしすぎて嫁とほとんど話せなかったことに気付いたが、嫁はもう「ごめんね、楽しかったぁ」とか言いながら帰り支度を始めてた。
ちょっと待て、まだ何も話してない。連絡先さえも聞いてない、俺はまた嫁に会いたい。
おろおろしだした俺を察してか、Bが「俺、嫁ちゃん帰るってよ。送ってやりなよ」と助け舟を出してくれた。
「いいよ、これから3人で飲むんでしょ。悪いよ」と遠慮する嫁に、「女の子なんだからwww夜道は危険でしょwwwww」とさらに押して、
俺が送ることを了承させてくれた。

439:45
12/10/10 06:31:48.37
道すがら「こーやって一緒に帰るのってひさしぶりだねぇ」と笑う。可愛い。
「俺くんはいい男になったね。眼鏡はやめたんだね」
「俺がいい男に見えるならお前は目が悪すぎだ」
「えーとね、女子ちゃん結婚まだなんだよ。いい子だよ、可愛かったでしょ?狙うなら今だよ?」
「何?何の話?」
「え、だって俺くん昔は女子ちゃんのこと好きだったでしょ?女子ちゃんも、俺くんが帰ってきたの最初は秘密にするくらいだから
実は俺くんが好きだったのかなって。私とばっかり話してたのも俺くんをまともに見れないからかと」
はああああああああああああ?
脱力。もう脱力だよ。確かに俺は昔女子と仲が良かったよ。
でもよく話したって言っても嫁の次の次くらいで、俺は嫁しか見てなかったってのに、嫁は俺が女子を好きだと思ってたのか。何故。
「俺が好きだったのは嫁、お前だよ」「えっ」
「俺はまた嫁に会いたい。今度は2人で飯食おう。携帯持ってる?番号教えてくれ」
「ご飯はいいけど、2人はダメ。子供も一緒ですよー。ダメならダメ」
子供か…と思ったけど、俺は嫁の子供にあってみたいとも思ったので「おけ、じゃ5人で。いつならいい?」と返すと、
「え?あー、うーんごめん…」と謝り出した。
「どした?5人でもダメなん?」と聞いたら「違う、そうじゃなくて」
「今のは、何ていうか誘ってくる男の人に対する断り文句なんだ。結果的に試しちゃった。そんなつもりなかった、ごめん」って。
旦那が亡くなってから、嫁はよく男に誘われたらしい。さもありなん。
こんないい女が未亡人で近くにいたら誘いたくなって当たり前だと思う。
嫁はそういう遊び半分の男たちに、「自分を誘うなら子供込みで!」と断ってきたらしい。それで8割は冗談で済むから。
「ごめんて思うならまた一緒に飯食って。勿論5人で」と再度押すと、嫁は携帯番号を教えてくれた。
大きい通りに出ると、嫁は頑なに「ここでいいから」と同行を拒否した。家まで送りたいのはやまやまだったけど、嫁があまりにも嫌がるので
俺は素直にBと女子のところに戻った。
またね、と走り去ってく嫁はやっぱり昔のままに見えるのに、きちんと女だった。

440:45
12/10/10 06:33:51.80
今でも、奥手でビビリだった俺があんな風に嫁に押せたことは凄いと思う。
実際、俺は必死だったんだ。俺が嫁を好きだったことを知らないだけならともかく、女子を好きだったと思われてたなら
はっきり言わないと仕方ない。
店に戻ると、Bと女子が興味津々で迎えてくれた。
連絡先教えてもらった、子供たちと一緒に飯の約束もしたっていったら「おーっ」って。
約束はまたも翌々日、休日前の夜だった。

441:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 06:38:05.92
まってたよ!45乙!
再び支援
なんかすげえいい話だな
いいなあ

442:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 07:50:21.73
しえん

443:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 10:12:46.90


444:45
12/10/10 12:45:44.30
今更スレをイチから読んでみたんだが、俺の文章長いな。
もうちょっとあっさり書いたほうがいいだろうか。

445:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 12:51:27.13
>>444
読み応えがあるからそのままでお願い

446:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 13:01:19.10
>>444
俺もそのままに一票!

447:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 13:12:21.31
そのままでヨロシク!

448:45
12/10/10 14:52:10.34
じゃ気持ちあっさり目で。

嫁に次会うまでの日、俺はもう少しうじうじするかと思ってたけど、そうでもなかった。
腹が据わったというか、何でも来い!みたいなクソ度胸。
ただ嫁に関してはそうでも、嫁の子供たちに対する不安はあった。
ろくすっぽ名前も呼ばなかった自分の息子より年上の子供なんて、どう接したらいいのかわからん。
お母さんとお付き合いしたいです、とか俺は子供にとって敵でしかなくないか?

答えは出ないまま、当日夕方、待ち合わせ場所に嫁と子供たちが来た。
長女は中学生。切れ長で涼しげな目元が聡明そうだ。
次女は小学生。大きな明るい目が嫁にそっくり。
長男も小学生。そのままだと長女似だけど、笑った顔が次女と同じだ。
3人とも嫁が「俺さんだよ」と紹介してくれただけで、「こんばんわ」「名前です」と挨拶も自己紹介もしてくれた。
後になって知ったんだけど、これって結構凄いことなんだな。
後々になってこの頃の長男と同じ年になった息子と友達に会ったけど、みな上目遣いで見るばっかりで
初対面のオッサンにきちんと挨拶できた子なんていなかったよ。

食事はおどける次女、突っ込む長男、嗜める長女、笑ってる嫁とそれらを見ている俺って感じで滞りなく進んだ。
これが普段の風景なんだろうなぁ、ってくらい馴染んでて、手に入れもしなかったのに失った感のある団欒を思って呆然としたりした。

食事を終えてデザート待ちのとき、長男が「母さん、トイレの場所が解らんから着いてきて」と嫁に声を掛けた。
嫁が「トイレはあっちだったよ」と指し示すも、「いいから」と嫁を引っ張る。
「でも…」と困ったように俺を見る嫁に、長女が「だから、あたしから俺さんに話があるから。お母さんは席外して」と言った。

449:45
12/10/10 14:54:44.43
嫁のいないテーブルで、長女の賢そうな目と次女の大きな目に晒されて俺はそれまでになく緊張した。
俺はやっぱり敵だったか?中学生女子の罵倒がどんだけキッツイもんか、俺は身をもって知ってる。
ガチガチになる俺をよそに、長女が「俺さんて、お母さんのことが好きなんだよね?」と聞いてきた。
「お母さん、凄いモテるの、知ってる?」「うん」
「不景気に看護婦だもん、強いよね。まだ若いし。でもいっつも私たちに遠慮して断ってるの」「うん」
「どれだけモテてるのか、教えてくれないから知らない。でも会わせてくれたのは俺さんが初めて」「うん」
「私たち、何度も話し合って決めてたんだ。お母さんが再婚したいって思った時反対しないでいようって」「…」
「お母さん、ああいう人だから、私たちに会わせるってことはかなり前向きに考えてると思うの」「…」
「本人はあんまり解ってなさそうだけどw」「そうだね」
「でもお母さん、自分の幸せは私たちも込みだと思ってるから」「うん」
「それでも会わせてくれたってことは、俺さんは私たちも大事にしてくれそうだって思ったんだよ、きっと」「…」
「その辺は、私たちもお母さんを信用してるってのもあるけど」「…努力します」
「だから私たちを幸せに出来ないならお母さんには近づかないで、って言うのはやめとく」「…ハイ」
「でも私たちを幸せに出来ないと思ったら、多分お母さんは誰とも付き合わないよ」

俺は何言ったか覚えてないんだけど、俺の返事に長女がクスクス笑ってたのは覚えてる。(長女は未だに教えてくれない)
長女は次女と顔を見合わせてぽそぽそと相談、「ま、頑張って」と言うと、次女に嫁さんたちを迎えに行かせた。
次女は椅子から降りると「私、俺さん嫌いじゃない」と言ってくれた。(長女は「次女!」と止めてた)
次女が行った後、長女に「滅茶苦茶びっくりした、凄くしっかりしてる」と言ったら、「ほとんど旦那姉ちゃんの受け売りだよ」とバラしてくれた。

450:45
12/10/10 14:56:26.11
その後のデザートは、食事時よりいくらか和んで食べられたと思う。
嫁は自分たちの分は自分が払うと言って聞かなかった。俺は俺が誘ったんだし、勿論出すつもりで店を選んでたから断ったんだけど、
嫁はやっぱり頑なだった。結局俺が譲った。
「次は俺が出すから。お店は決めといて」
「出さなくて良いです!次はファミレスで!」
俺の誘導にあっさり引っかかった嫁と次の約束をして、その日は別れた。

俺は嫁さんにマメに連絡して、仕事の合間の食事(ほとんどランチだったけど)の約束を取り付けた。
嫁さんはコンビニ飯だったりマックだったり弁当だったり色々だったけど、どれでも美味しそうに嬉しそうに食べるんだ。見てて楽しい。
これも後で知ったことだけど、嫁のいた病院にはちゃんと食堂があるんだけど、俺に付き合うためにそこを利用してなかった。

451:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 15:04:38.04
支援

452:45
12/10/10 15:59:43.73
俺と嫁は親しくなっていった。子供たちとも会って、下2人とは色々出掛けたりもした。
でも「好きだ」とか「一緒にいたい」っていう言葉に、嫁の反応は凄く薄いんだ。
手を握れば、最初は驚いて引っ込められても、何度かチャレンジすればそのまま握らせてくれる。
でもキスとか、それ以上の接触は雰囲気すら漂わせてくれなくて、俺は焦っていた。会社に戻る日が近づいていたからだ。
人手の少ない中、友人が何とか捻り出してくれた休暇だった。延長はできない。
でも確約のない遠距離は俺が無理だった。嫁を1人にしたらいつ誰に掻っ攫われるかわからん、という強迫観念があった。
相手は子持ちなんだから、じっくり行ったほうがいいのは解っててもだめだった。
プロポーズのタイミングをうかがっても、嫁さんはスキを見せてくれない。俺は焦れて、途方に暮れていた。
嫁が頑なに自宅を教えてくれないのもこっそりショックだった。

ある時、俺は決心した。スキを見せてくれないなら、作るしかない。
スキを作らせてもくれないなら、タイミングなんて考えずにぶつかるしかない。
昼間なら嫁は比較的油断している。そこを狙うことにした。

嫁の仕事明け、俺は嫁を迎えに行った。一度車(レンタル)で迎えに行ったら滅茶苦茶警戒されたので
(仕事明けに車に乗ると寝てしまうので)徒歩で。これそのものは珍しいことじゃなかった。そのままデート、ランチして嫁を帰すのがいつものパターン。
おれはいつもの公園に嫁をエスコート。広い公園の中、嫁のお気に入りの噴水のベンチに座った。

「嫁、俺もうすぐ会社に戻るんだ」前置きを入れるとかわされるので、俺は座るなり言った。
「会社って、某県?」「そう」「そっか、ざんね」「だから嫁、俺と結婚してくれ」
誤魔化されないように、はっきり大声で言った。回りに聞いてる人がいても構うもんか、と決めていた。
嫁はびっくりして俺を見て、俯いてしまった。ダメか、と思ったと同時に「ごめんなさい」と言われた。
嫁は「今まで、誰にも言えなかったけど」と話す。
嫁は今でも、亡くなった旦那を好きだった。

453:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 16:22:33.23


454:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 16:33:08.67
号泣する準備はできている
会社でデスクワーク中に支援

455:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 16:41:28.95


456:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 16:45:52.83
ドキドキ
支援

>>449の「旦那姉ちゃん」ってのは
亡くなった旦那さんのお姉さんってことかい?

457:45
12/10/10 16:53:25.34
長男がおなかにいるとき、旦那のガンが見つかった。
若いだけに進行が早く、2年の闘病で旦那は亡くなったらしい。
その旦那が、今でも忘れられない。
俺のことは好き。プロポーズも、本当は凄く嬉しい。
でも旦那を忘れたくない。
俺を受け入れるのは、旦那を忘れるみたいでできない。
旦那に愛されて大事にされ、幸せだった記憶だけでも自分は生きていける。子供たちもいる。
でも子供のためじゃなく、自分が旦那を忘れたくないから誰とも再婚しない。
もし俺と結婚したりしたら、旦那の残した家を離れなきゃいけない。それもできない。
自分はそういう勝手な女なんだ。俺くんの気持ちも自分のそういうところも知ってて付き合ってた。本当にごめんなさい。

これを言われた俺の気持ちを諸兄は解ってくれるだろうか。嫁は解っていなかった。
そんなことで俺が絶望するとでも思ったのだろうか。俺はもっと深い絶望を、かつての妻からもらったのに。
どういえば良いのか解らないけど、めぞんの五代の気持ちは良く解る。
嫁の旦那を好きな気持ちも忘れられない気持ちもひっくるめて嫁なら、それごと嫁が好きだと思った。
だって嫁、俺への好意を基本にモノを考えてる。俺と再婚することを夢想した、って言ってるんだ。

俺は嫁を抱きしめた。いつかに覚えた衝動のままだった。
昼間の公園でいい年した大人が何やってんだ、と思われただろうがやっぱり構わなかった。
初めて嫁を抱きしめて、俺はぐぅっと苦しさを覚えた。嫁が好きすぎて苦しい。ぎゅうぎゅうと力を入れそうになるのを何とか止める。
嫁は「ちょっと、俺くん?!」と俺の腕を叩いたが、やがて大人しくなった。

(正直に書くと、気持ちも爆発したが下半身も爆発しそうだった…)

「嫁、俺婿に入る」「え」
「こっちに転職する。違う、支店をこっちに作る。お前はここを離れなくていい」「ええ」
「半年待ってくれ。ここに新しい会社を作る準備をする。俺がここに残る」「えええ、それはちょっと違うよ」
「違わない。俺が勝手にすることだからお前は困らなくていい。俺が嫌いなら嫌いって言ってくれていいんだ」
「嫌いなんかじゃない」「じゃ待ってて」

458:45
12/10/10 16:56:19.64
>456
そう。子供にとっての従姉妹さんたちもいる。
嫁も子供も今でも仲良し。嫁義兄(旦那姉のご主人)と俺は呑み友達。

459:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 17:04:42.09
>>439
Bの機転GJだな

460:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 17:06:48.26


死んだ旦那を想ってる女をそれごと受け入れる、か・・・
言葉にするのは簡単だが、かなり難しいことだよなぁ
死人にゃ勝てない

461:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 17:08:41.72
闘わなければいい

462:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 17:48:36.33
これはすごいな




463:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 17:51:24.02
死別した旦那実家のほうもビックリだなw

嫁入りの嫁と、なぜか婿入りの婿

464:45
12/10/10 18:10:11.62
それがな、当時の俺にはあんまり難しいことじやなかったんだよ。
この直前、俺は愛し愛されて結婚したはずの女に、存在を否定されてたんだ。
回復した、癒されたといっても、時折ふっと訪れる哀しみや苦しみ、
虚しさなんかはどうしようもなかった。

そんな時に、死してなおその存在を思い続ける女が現れたんだ。
好きになるしかなかったのかな、と思う。
何かすごい恥ずかしいな。

じゃ、また明日。

465:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 18:16:10.25
>>463
戦死者が出た家には例のある話ではある。。

466:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 18:18:55.74
>>449
長女すごいなー。
お父さん、娘さんを僕にry

467:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 20:05:36.30
支援
娘さん下さい

468:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 22:40:11.30
いい話すぎて泣ける。
明日が待ち遠しい!

469:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 23:21:04.92
じゃあ俺には次女を

470:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 23:23:00.28
じゃあ長男をもらうしかないじゃないか

471:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/10 23:41:56.55
私は従姉妹さんたちを。

472:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/11 02:25:41.77
おい 既婚者どもw

473:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/11 13:05:09.93
今日も待ってるぜ

474:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/11 22:16:35.90
素晴らしいです

475:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/12 15:55:52.63
ここで感動したとか書いてる人たちの中にも
浮気したやつとかいるんだろうな

476:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/12 16:04:05.63
浮体だけだ
気は嫁のもん

477:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/12 17:28:19.40
浮体ワロタ ヤッたらダメじゃんw

478:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/13 01:15:18.92
45を待ってる間に俺も書いてみる。
嫁とは高校で出会った。
嫁は個性的でスゲェおもしろい子だった。
高校時代、直接会話したことはほぼないが
いつも嫁はおもしろい話をしてて話したいなと思っていた。
高2高3と同じクラスで高3の時近くの席になった時いつも会話が聞けていつのまにか好きになった。
勇気を振り絞って提出物返却で嫁のノートを持って嫁に渡した。
俺「嫁さん、これ…」
嫁「あっすみません」
嫁は当時男慣れしてなかったみたいで(物理選択の理系男子クラスにいながら)
目も合わなかった。
ここから俺のアピールが始まった。

479:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/13 01:30:06.87


480:478
12/10/13 01:53:46.43
夏休みの課外は自由席だったのでとにかく嫁の横や前や後ろ(誰かいてもどいてもらって)に座った。
当時は嫁の後ろ姿が一番好きだったなあ。
くるくるパーマ頭でスゲー似合ってんの。
ある日の課外で先に座ってて嫁が教室に入ってきて、こっちにくるかドキドキした。
嫁は反対側の方に向かっていった。
アプローチに気づかれたのは良かったが嫌がられたと思ってショックだった…
それからは嫁の近くに座るのを止めた。
受験に専念して嫁のことは忘れるようにしたが
目の前を嫁が通ったとき友人に「挑戦しろよ」と言われて恥ずかしくなった。
陰ながら嫁のおもしろい会話や発言を聞いていた。
化学や英語の選抜授業が一緒で嬉しかったが
一方で欠席が多くなった嫁が心配になった。

481:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/13 01:57:18.96



482:478
12/10/13 02:08:22.75
あっという間に卒業式。
嫁に想いを伝えようか迷った。
嫁は浪人が決まってたからだ。
廊下で嫁が友達と話してる。
行こうか…
行けない…
もし嫁が一人でいたら行ってたかもしれない。

隣のクラスの嫁の部活仲間に
「嫁ちゃん呼んでくれますか?」
と言われ
俺「嫁さん!」
嫁「はいっ?」
俺「呼んでますよ」
嫁「ありがとうございますっ!」
これが高校最後の交わしで次に嫁と接するのは9年後になる…
俺は大学生活が始まり、だんだん嫁を忘れていった。
俺と嫁は違う市に住んでたし偶然会うことなんてなかった。

483:478
12/10/13 02:36:24.50
大学に入って周りは男で出会いはなし。たまに合コンに行っても引かれるのが怖くて踏み込めなかった。
女性への近付き方が分からなかった。
大学は男子バスケのサークルとバイトに明け暮れた。通いだったのでしんどかったな。
大学四年間、何事もなく卒業。
就職して仕事に忙しい毎日が始まった。
嫁のことなんてもう頭のどこにもなかった。
大学時代、いつも女性のことになると照れて結局何もできなかった俺。友人に呆れられたが、ある飲み会で女性(A)に一目惚れされた。(らしい)
メール交換をするようになり、今までメールしても1回きりだったのにAとはたわいもない事でもメールするようになった。
アプローチされてたのかな?
Aは嫁とは違うタイプで背が高めですらっとしてて長い髪で美人タイプだった。
メールを頻繁にするようになり、会って食事もするようになった。
話は自分たちの昔話で弾んだ。
違う場所で過ごしてたのに不思議だった。
何回めかのデートで車の中で
A「あたし俺くんの事すきなんだぁ。」
俺「うん。」
A「付き合おうよ!俺!」
と付き合うことになった。

484:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/13 02:40:04.85
支援


485:478
12/10/13 02:50:52.89
Aといるとドキドキした。女性の扱い方が分からなくてある日突然Aに押し倒され童貞を失った…w
Aのエスコートで慣れてきて自分からキスしたりラブホに連れ込むようにもなった。
Aはでも俺に不満があったらしく
A「俺くんといてもおもしろくない!」
「あたしに興味あるの?」
と怒る時も増えてきた。
メールも減ってきて俺も残業や休日出勤が増え、自然消滅した。

正月に里帰りしたら机に何枚かある年賀状の中にその前年の残暑見舞いがあるのに気づいた。
嫁からだった。

486:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/13 02:57:39.53

  バン    はよ
バン(∩`・д・) バン  はよ
  / ミつ/ ̄ ̄ ̄/   
 ̄ ̄\/___/



487:478
12/10/13 03:14:13.79
嫁からの残暑見舞いには
「残暑見舞い申し上げます。
お久しぶりです。お元気でしょうか?話したいと思い、手紙を書いてます。さしつかえなければメール下さい」
とメアドが書いてあった。
その時正月、残暑見舞いは8月に届いてた。5か月前に届いてたものだ。
ほぼ会話したことない嫁、突然の謎の残暑見舞い。
ヘタレな俺がメールなど送れるわけもなく、今更とも思ったが嫁の姿が浮かび、懐かしく思った。

その8か月後、(残暑見舞いが来て1年後)高校の同窓会が開かれた。
大学2年の時にも同窓会は開かれてその時は嫁は来ていなかった。
女子たちの会話を聞く限りだと嫁は2浪していたようだった。


>>486
遅筆すまない
携帯からなんでのう(´A`

488:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/13 03:16:56.76
①①①①



489:478
12/10/13 03:35:52.02
9年ぶりに会った嫁は太っていた。くるくるパーマは相変わらずでメルヘン?な格好をしていて可愛かった。懐かしくてやっぱ嫁は可愛いなと思いながらちらちら見ていた。
高校時代の嫁とは違い笑い飛ばす感じではなく大人しく座ってはにかんでいた。
嫁「このクラスで進学できなかったのって私だけだよねー」
と聞こえてきて、嫁、大学諦めたんだと思った。
嫁はいつも選抜授業にいたし部活で部長してたり優等生のイメージがあったので意外だった。
浪人したことも意外に思っていた。
二次会のカラオケ大会。
同窓会の飲み屋と違ってはじけてた嫁。嫁は吹奏楽部だったんだけど文化祭の発表のときもウケ狙い解説してておもしろかった。だから音楽が好きだからカラオケでは元気だったのかな?と思った。
カラオケではみんな盛り上がってて嫁も男子とは関わりがなかったはずなのに一緒になって騒いでた。
トイレから出た時、嫁がいて
嫁「俺君…」
と話しかけてきた。
嫁が初めて俺に話しかけてきた。

490:478
12/10/13 03:51:54.24
嫁「去年、残暑見舞い出したんだけど届いてたかな?」
俺はパニクって
俺「ああ…正月に見たから…」
嫁「そうなんだ。」
俺「…」
嫁「…」
嫁「勘違いだったら申し訳ないんだけど高校生の時さ、好きだったのかな?あたし避けちゃったけど本当は嬉しかった。それが伝えたくて残暑見舞い書いたんだ。9年越しで今更だけど。」
俺「…好きだったよ。」
嫁「今はもう彼女いるか結婚して子供いたりするよね!」
俺「いやいや…」
嫁「メールしませんか?」
俺「あ、携帯」
嫁のことが懐かしくて可愛くてその時は実感なかったけど好きだったんだと思う。
そっからメールしてまた次の約束をした。

491:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/13 03:57:28.00




492:478
12/10/13 04:19:43.89
嫁は男慣れしてなくて男とはほとんど話さなかったのに同窓会の日はよく話したなと思えた。
まあ俺も女慣れしてなかったわけだがw
お互い変わったのだろうか。

初めてのデート?も然り、毎回嫁はレースやフリルのふわふわした可愛い格好をしてきた。
話した内容は高校時代の話。先生の思い出や自分の話をお互いにした。
何回目かのデートで嫁が衝撃的な事(衝撃というか意外だった)
嫁「あたし病気なんだ。」
唐突で
俺「えっと?」
反応に困った。
嫁「精神科に通ってるの。
と言っても心はそんなに病んでないよ。高3の時に発症したんだ」
うつ病か何かかと思ったがデリケートな部分のため何も言えず話を聞いた。
嫁「反応に困るよね。ごめんね。引くの覚悟だから。」
嫁が薄い冊子のようなものを出す
精神障害者手帳だ。
嫁「病院曰く、がんばりすぎでなっちゃったんだって。うつ病じゃないんだけどね。ストレスで体が思うように動かなくなっちゃった。」
確かに高3時の嫁は遅刻や早退、欠席が多かった。
9年後当時もメールしてて「1日眠ってました」なんてことや「疲れた」とよく来た。

493:478
12/10/13 04:42:40.50
嫁「本当は浪人もしたくなかったし、大学も行きたかった。全部病気のせいにしちゃいけない。あたしの力不足ももちろんあるけど」
嫁は涙をこぼしながら
嫁「支えてくれなんて思ってません。でも俺君が好きだから一緒にいて欲しい。頑張るから。」
俺「何て言ったらいいか分からないけど、話してくれてありがとう。精神科とか理解が足りないかもしれないけど俺も嫁さんのこと好きだ。」
嫁「え?」
俺「病気のこと一人で抱えてたの?」
嫁は病気のことを長年誰にも言えずに、言えても籠もりきりがちだったらしい。
あの明るかった嫁が精神病なんて信じられないが嫁は嫁だし、何より弱ってる嫁を守りたいという気持ちになった。
嫁「キャラじゃないし、甘えと思われるのが嫌で。でも自分の病気も認めなくちゃいけないのは事実で俺君には知って欲しかった」
ヨシヨシしながら
俺「これからは俺がいるから。大丈夫。」
軽くキスをした。
嫁顔を伏せる。
嫁27歳にして初キス!

494:478
12/10/13 05:11:38.04
その後、正直どう接していいか解らなかったが、嫁のことをもっと知ることが大事だと思った。
自殺未遂歴もあると知った時はびっくりしたが。
支えてやるという気持ちでいっぱいだったが俺も嫁に癒されてるということに気づいた。
嫁も治療を頑張って薬が減る度に
嫁「最近元気だよ。俺君のお陰」
と言ってた。
そしてお待ちかねの初セクロスだが(嫁27歳処女)
嫁はマグロ状態だった。俺もエスコートは得意じゃないけど頑張った。
嫁曰く痛いけど幸せだった。胸やディープキス、挿入は感じなかった、らしい(薬の影響もあってか)今はパイズリしてくるエロエロ女だけどw声もエロい。

1年後にプロポーズ
決め手は嫁を守りたい、治療に協力したいから、何よりおもしろい事言って笑う嫁が好きだから。
嫁は「夢みたいで現実味がなんかないけど幸せ」と言いながら受けてくれた。

以上です。

495:478
12/10/13 06:07:46.90
追記

嫁が9年越しで残暑見舞い出した理由が
俺が夢に何度も出てきて気になったかららしいw
夢の俺はある時は既婚子持ちでショックを受けたそうなw

496:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/13 07:32:30.80
パイズリkwsk

9年越しに実る恋か。いいもんだな。

497:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/13 07:48:29.54
良かったぞ!
で?パイズリは?

498:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/13 11:09:04.06
パイズリできるほどの胸があるのか

499:478
12/10/13 11:55:59.92
>>496-498
チンコくわえるのが苦手な嫁。
口小さいし。楽器はくわえるのになw
ちょっとぽっちゃりなこともあり巨乳だから(本人曰く昔は貧乳だったらしいが)
おっぱいでたっぷりしごいてもらってますw
今は胸も感じるらしく立った乳首が分かると興奮するよ。
口でもしてくれるけど、おっぱいのが気持ちいいわw
あとはクリは感じなくて中イキしまくるようになった。

500:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/13 14:01:07.66
手帳貰うってことは糖質か躁鬱かい?
大変だろうけどしっかり支えてやってな

501:478
12/10/13 16:03:17.77
>>500
そのどちらでもないよ。
嫁が自殺して入院した時に手帳がついたみたいで今は持ってない。
うつ状態が慢性化してる感じ。
だるそうにしてる時あるけどね…

502:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/13 16:55:03.20
今は痩せたの?

503:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/13 17:08:28.34
>>499
ありがとう。お幸せに!

504:478
12/10/13 17:36:15.59
>>502
同窓会で会った時代よりは痩せたかな?でも高校時代は痩せてたからその時よりはぽっちゃりしてる。

>>503
こちらこそありがとう!

505:45
12/10/18 08:13:09.99
待たせてスマン。規制&忙しくて来れなかった。

その日はそれから普通に昼飯を食べた。嫁はずっと「アレ?」と首を捻っていた。
「嫁は他人を舐めすぎだ。子供たちも旦那姉さんも、俺のことも甘く見てる」「…」
「もうちょっと周りの人の好意とか、気付いたいいよ」「もう、解らなくなった…」

嫁と別れた後、俺はBに会いに行った。Bは家にいた。
「嫁ちゃんとうまくいってるな?今までで一番いい顔してるぞ」
俺を見るなり、Bはニヤニヤ笑って言った。

支店を作る、っていう話は別に突然じゃないんだ。実は前々からあった。
嫁たちのいたところは俺がもといたところより大きな街なんだ。俺会社との取引もこっち方面が多くて、
会社がそれなりに大きくなってきたし、窓口的な事務所は置いておこうか、という話は以前からしていた。
こっち方面には「俺が小学生まで過ごした」以外に縁がある奴がいなかったのと、
俺の私生活がゴタゴタしたせいで、経営者間でその話が進まなかっただけで。

友人に電話を掛けて、「支店の話進めよう。俺がこっちに残る」と伝えたら、友人は大層びっくりしていた。
「連絡もないなと思ったらいきなりどーした?でもまぁ、お前がそう思うならそれもいい」
「可及的速やかに支店を作りたい」「えええええ」
友人は翌日の昼に時間を取ってくれた。俺はそれから、こっちで取引のできそうな会社にアタリをつけたり
いくらかの見積もりを出したり書類をそろえて、翌朝の新幹線に飛び乗った。
2ヶ月ちょいぶり、約束より早く顔を出した俺に戸惑うでもなく、友人は笑ってくれた。
「別れ際のときを考えたら、今までで一番いい顔してるな。大丈夫そうだ」
Bにも言われたな、と思いながら友人と話した。(この後親にも言われた。よっぽどいい顔してたんだろうな)

506:45
12/10/18 08:14:02.31
待たせておいてすまんけど、これ以降ってあんまり書くことないんだ。
友人は俺の提出した書類をじっくり検討して他の奴らにも相談し、俺の予想より早く嫁のいる街に支店を出してくれた。半年かからなかった。
俺は実は技術屋なので営業とか苦手だったし、友人も心配してくれたが、何とか頑張って支店を支えた。
この辺にはB、Aも凄い協力してくれた。しかしスレ違いなので割愛。

結局嫁と結婚したのはこの3年後。支店の足場固めと嫁の気持ちと身辺整理。
ハラ括れば嫁とも子供ともじっくり関係を育てることができて、必要な期間だった。
プロポーズは半年に一回はしてた。言っとかないと嫁はすぐに諦めそうでさ。口下手だったのにな。
いつもの通り「俺はいつでもいいから、決心できたら結婚して」って言ったら「…はい」って。
それまでなら「えへへ、アリガト。でも無理しないで、私のことは気にしないで」とか言ってかわされてた。

その後俺の息子が来たりしてやっぱりゴタゴタして、今は6人家族として幸せに暮らしてる。
こっちの支店は安定してるから、俺は嫁の出勤に合わせて時間が取れるようになってるよ。

507:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/18 08:39:16.06
支援

508:45
12/10/18 09:44:32.57
ゴメン、終わりです。

長女は結婚が決まったからオマエラにはやれないw来年嫁ぐよ。
次女は今大学生。ある専門職目指して頑張ってる。
長男は受験生。判定はAでひとまず安心。
息子はもう中学生。好きな子がいるらしい。

嫁は職場でそれなりの位置にいるようだ。いっつも忙しくて心配してるけど、
嫁自身はジーンズを穿いたらハラ肉が乗ることのほうが重要な悩みらしい。
ぽよぽよのハラ肉は俺のお気に入りパーツのひとつなんだが、言うと怒るのであんまり言わないようにしてる。

509:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/18 10:19:38.56
>>508
読んだよ。 >>45 氏、よくぞ書いてくれた。
支店を作ってまで結婚を実現するとはすごいもんだ。これからも幸せであるように祈る。

510:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/18 10:19:45.16
良い話だったぜ

511:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/18 11:20:20.93
よかったなー
お互い人生紆余曲折あって、初恋の相手と結婚か
色々あったからこそお互いを大事にできる部分もあるんだろうな

512:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/18 19:14:20.22
45氏、男の戦いを見せてくれて感謝する
やはり男に必要なのは覚悟だな

513:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/18 20:10:18.64
>>506
>その後俺の息子が来たりしてやっぱりゴタゴタして

これ気になるな
元嫁となんかあったのか??

514:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/19 00:04:10.60
7人目の家族の予定はないの?


515:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/19 12:49:39.91
ほんわかした!

516:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/19 22:38:39.62
ぱっぱした!

517:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/22 17:38:42.94
機関車(多分ロクゴーだったと思う)から降りて休憩してるときに、「すいませ~ん、記念撮影したいんですが」って、
鉄道を趣味にしてそうな女の子に尋ねられた。

「うん、じゃあ、そこ立って。」と機関車と女の子を撮影。

出発間際に汽笛一声鳴らしておいたw

それがどうやったら妻になったんだか。

518:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/22 17:49:10.93
どうやったら妻になったんだかだと?
全裸の俺が風邪を引く前に早く詳細を書くんだ!

519:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/22 18:03:43.55
>>517
こっちが知りたいわw

520:517
12/10/22 18:34:29.33
当方には機関車・電車・気動車を動かす技術はあっても女を口説く技術はないもんでして

ましてや高校は工業系。中学卒業してからは男社会で過ごしてきたから女と
あんまり縁がなかった。資格は電気工事士・2級ボイラー技士。
SLの罐焚きなら何とか出来る程度の資格。

んで技術系の採用で運転士に。

どうでもいいがJRでは、運転士と車掌でペアを組んで乗務なんて事は少ない。
運転区と車掌区が同一の機関に集められてる場合はペアになる場合もあるが、
ある程度遠いとろこまで走る列車になると、運転士は途中駅まで乗務、車掌は終点駅まで乗務、なんて事の方が多い。

521:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/22 18:41:03.49
コミュ能力マジでなさそうだな
まるで返事になってない

522:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/22 18:48:00.73
>520
ワロタww

撮影してからどうやって結婚までいけたのかが気になるんだよw

523:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/22 18:52:49.93
>>520
んでんで?

524:517
12/10/22 19:00:22.43
まあ余談は置いといて、何ヶ月か経って、彼女と再開した。
但しこの時は普通の電車。出発までホームで待っていると、

「この前は写真撮ってくれてありがとうございます」って彼女が言ったので
「君も鉄道が好きなのかい?」って尋ねたら、彼女が「はい、私、電車が好きです。」ってね。
そこで「??鉄橋には行ったことある?あそこはいい写真が撮れるんだよ。僕も
あそこで写真撮ってる人を見たんで、何回か行って撮ったことあるよ。」と言うと、
「聞いたこともないし、行ったこと無いので、今度連れて行ってもらえませんか。」と。
そこでメモ帳に自分の携帯の番号・メアドを書き、それを彼女に渡した。

後日、その場所へ彼女と行く事に。今思えば、初デートが撮影ポイントって
ロマンチックも何もねぇな。

525:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/22 19:27:50.43
余談かよ!
余談なげーわw

526:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/22 19:34:55.38
>525
おちつけ、騒ぐでないわ!
このあとじっくりたっぷり初デートから結婚までをエロを含めてしっかり書いてくれれば
このくらいの余談なぞ屁でもないわ!!

527:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/22 20:02:36.86
>>517

ねぇねぇ、貨物列車の運転手さんって
途中でウンコしたくなったらどうすんの?

528:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/22 20:04:06.34
嫁との連結のあたりを詳しく

529:517
12/10/22 20:17:26.47
>>517
数年か前まで定期運用の客車列車があって、俺含め旅客の運転士が運転していたんだが・・・

区間にもよるが、旅客の運転士が貨物を運転することはあった。

嫁と連結・・・一発で孕ませたとだけw

530:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/22 20:23:14.30
ほんとに意味のない余談

肝心なところ一行


531:517
12/10/22 20:37:58.72
若い頃は勤務明けで家に帰って早々妻とイチャついたこともあったけどね。

今は家族連れて鉄道旅行する事が増えたよ。
鉄道会社に勤めていると半額や割引になってちょっとお金が余るから
旅先での食事や名所巡りに使えるw

532:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/22 22:19:26.86
お互い当時は何歳くらいだったん?

533:517
12/10/23 00:33:02.76
>>532
恐らく俺は26、妻は19だったかと。

534:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/23 11:59:50.29
裏山犯罪

535:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/23 15:20:03.97
脱線だらけのコイツの電車には乗りたくないな

536:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/23 15:55:52.99
まったくだw

537:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/23 19:05:20.05
嫁から受けた、夜の日勤教育について詳しく教えれ

538:517
12/10/23 19:31:26.24
>>537
普通にすることもあるし、妻とコスプレ着たまますることもあるよ。
今でも週二回、必ず出してます。

ブルマー・スクール水着・競泳水着でした時にはそれぞれ3回も絞られたよ。

539:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/24 08:24:24.07
「絞られたよ」
「絞られたよ」
「絞られたよ」
、、、、嫁くれ

540:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/24 11:42:09.49
>>538

担当区間は妻叫線ですね、わかります

541:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/24 13:17:26.84
よく脱線するのでご注意ください。

542:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/24 23:39:57.40
今は妻恐線かも知らん

543:517
12/10/27 11:36:53.65
妻恐線ってwwそんな事ねえよ

妻の家に迎えに行ったり、妻が俺の家に来るようになり、、お互いの両親に合う機会が増えた。
彼女の両親に、「学費だけはこっちで払うよ。娘をよろしく頼むよ。」と言われる。

ある冬の日、趣味を一切交えないデートを初めてしたんだが、
妻の服装がエロくてエロくて困ってしまった。妻に「そういう服装は結婚後にしてくれよ」って言ったら
「○○さんが私を押し倒したくなるような服装にって事でお母さんに着せられたの///」
って言われたんだがその時はまだ結婚してないので我慢我慢。

結婚式なんかで貸しきり列車運行なんざしたくないので、ベタな結婚式で済ませることにした。
妻の友人が多数いる前で鉄だったことをカミングアウトしてたが、友人全員に鉄であることを気づかれていた事に
その時気付いたらしい。

結婚後のある休みの日に、海辺で海水浴しながら寝台特急などを撮影しようってことで予定を組むことに。
何故だか知らんが、妻が通う大学の名前が入った水着を着てたんだよ。
列車が来るまで、お気に入りの銀塩一眼で綺麗且つエロい妻を撮影してまして。
目的の列車をしっかり撮影した後、妻なんだからと遠慮せずラブホに向かい、水着を着た妻の中に・・・
妻は兄弟が隠し持ってるえちぃビデオや漫画を見たことがあるので、
「えっと///この白いのって///私妊娠しちゃうの!?//////」って。
結果は言わずもがな。

544:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/27 12:23:32.95
///←これ何ですか?

545:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/27 12:27:04.70
>>544
(//ω//)キャッッ

546:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/27 13:46:18.39
>>543
やれば出来るじゃないか。

547:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/27 13:50:18.61
>>544
ば、ばかっ!そんなこと聞かないの!・・・///

548:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/28 01:25:18.22
学生結婚AND出産?

549:517
12/10/29 19:31:28.98
>>548
妻にとっては学生結婚だろうね。

容姿端麗・美乳・美尻なのに、今まで男子と恋をしたことがないって言ってたな。

妻がJK時代の水着を着てしたいって誘われたので、これからもげる予定。

550:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/29 19:46:30.96
なにこの敗北感・・・

551:名無しさん@お腹いっぱい。
12/10/30 00:26:31.04
水着=ドルフィン

552:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/04 00:10:03.56
「ドルフィン」ってスレストさせる呪文?

553:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/05 01:15:09.58
入社時の同じ部署の先輩が嫁。当時は「きれいだなー」と思っただけ。
先輩といっても浪人や院でこっちが3歳ほど上でしたが。

数年後付合い始めてその後結婚。
結構人気あったみたいで社内から大ブーイングを受けたのはいい思い出。

554:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/05 01:47:19.64
付き合うきっかけは?

555:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/05 02:50:56.23
>>554
何度か飲んで、お互いの恋愛話で盛り上がって。
俺は遠距離中。嫁不倫中。

556:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/05 05:15:41.28
不倫中なのにみんな悔しがるのか。
、、、なるほど。

557:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/05 08:04:50.13
不倫してるって告白されたら俺なら距離置くだろうな

558:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/05 08:43:27.41
嫁は今も不倫してるんだろうなぁ

559:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/05 11:12:38.14
不倫するヤツを嫁にもらうとか、どんな罰ゲームだよw マゾ?

560:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/05 14:37:13.34
二股平気なビッチを妻にってw

561:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/05 21:50:08.77
>>556-560
いや~確かに今となっては信じられないけどさ、当時はチャンスだと思ったんだよね。
まぁ二股掛けられてる方だったから悩んでるみたいだったし、モロ好みだったからねー。
もちろん奥さんにバレれば慰謝料対象者だろうけど。
お互い独身だったからそこらの意識が希薄だったんだと思うよ。

結果としては10年経った今でも、我ながらうまい事いったと思ってるよ。

562:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/05 21:53:31.01
本人たちがよければいいんだよ。
外野がとやかくいうことじゃない。
お前はよそ見するなよー。

563:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/05 22:59:15.93
>>561
お幸せに。

564:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/05 23:44:50.38
>>562
お前がパートナーを寝取られても同じセリフが吐けるなら黙っておいてやる。

565:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/06 09:58:15.56
>>564
寝取ってくれたら、有責で、古女房を捨てるチャンス!

これで若い娘と再婚できる。

566:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/06 10:24:55.59
お前のポジティブティンキングにゃ脱帽だ

567:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/06 21:36:17.81
豚切りすみません。アルバムを見たら思い出したので。
20年前、僕が16歳(高二)、彼女は15歳(高一)の時に僕は彼女に惚れて、付き合って下さいと交際を申し込みました。当時の嫁には「私が好きなんですか?」と。勿論、告白をする程好きだったので「〇〇さん(嫁)が好きです。」と答えました。
「ありがとうございます、私も先輩(僕)の事が好きかも知れません。入学式の時、先輩を見たらびびっと来たのです。私で宜しいのなら、お付き合いして下さい。」
今でいう、不思議少女だったと思います。今でも十分に不思議なんですけれどね。
付き合い始めてから数ヶ月経っても、僕らは手すら繋ぎませんでした。それでも半年以上は続き彼女が16、僕が17の時の夏祭りで、はぐれないようにとその時に初めて手を繋ぎました。

568:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/06 21:37:57.11
20歳になるまで、僕らはずっとそんな感じでした。初めてキスをしたのも、彼女が18、僕が19の時。行きたい大学に通う為、一人暮らしを始める前に彼女からしていただきました。
彼女曰く「先輩、ファーストキスはレモン味らしいです。試してみませんか。」後程、レモン味じゃなくてチョコレートの味がしましたと電話で伝えられたのは鮮明に覚えてます。

それから三年は遠距離恋愛でした。彼女は地元から資格が取れる大学に通ってましたので。彼女が21、僕が22の時に彼女のご両親へ挨拶に行きました。結婚を前提にお付き合いをしたい、と願いに。
最初は拒まれたものの、一年後に許可を頂きました。僕の両親は彼女の存在も、結婚を前提に申し込んだ事も知っていたので彼女の両親に同居を薦められた時も特にいざこざも無く同居を始めました。
小さなマンションで同居を始め、些細な喧嘩もありましたが早い事に三年が経過していました。
そして、ある秋祭りの帰りに公園へより月を見ながら話している最中に彼女が突然「月が綺麗ですね。」と言ってきました。僕も同上の言葉を返し「結婚、しませんか。」と伝え、彼女が25、僕が26の時に婚姻届を出しました。
情事も正式に婚姻をしてから初めて行い、翌年に子供を授かり今に至ります。

拙い文章、及びに長文と携帯からの書き込み、失礼しました。

569:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/06 23:05:54.79
戦前の話か?

570:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/06 23:16:56.05
夏目漱石だね。

571:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/07 01:16:44.48
すげぇ古風な感じだなw

572:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/07 02:19:18.73
かなりの田舎だったので、戦前で古風だったと自分でも思います。
地域性か、20年前は学校等でも男女が共同で作業する事は滅多にありませんでしたし、家庭での躾自体が厳しかったので嫁入り前の女性と触れ合うなど頬を張られる勢いでしたね。
お付き合い=結婚を前提が常識で、僕も彼女の事を自分の両親に話した時は殴られました。
何より見合い結婚が多かったので、彼処では僕と彼女は早熟だと言われていたらしいです。

573:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/07 08:30:24.84
同棲の3年間セックスなしというのは信じられん。
どんな生活してたん?


574:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/07 09:20:27.59
>>568
今は50前?だと同世代だが、
にわかに信じがたいくらい古風だな。

確かに、今みたいに性に奔放でなかったし、
性行為=結婚と考えている同級生♀も割といたけど、
そこまで古風とは。

575:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/07 09:34:32.79
え?
20年前に16だから今36じゃね?

クリントンが大統領の頃なんだが…、日本の総理は誰だったかは覚えてない。

576:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/07 09:43:37.04
>>575
あぁ、ごめん。ちゃんと読んでいなかった。
ドラゴンボールの世代?

ますますあり得ない。

577:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/07 17:10:36.19
>>573
お互いに性的な事にそれ程興味は無く、なにより仕事がそこそこ多忙だったので考えてませんでしたね。休日も話す方が楽しかったですし。

>>574-576
閉鎖的な所で許嫁がいる人も少なくありませんでした。学校は地主やお金持ちの子も同じ所に通っており、交遊関係についてだけは異常に厳しかったです。
有り得ないと言われるのも仕方ないかと。

578: ◆YPp4C1WfPg
12/11/24 17:59:55.65
テスト

579:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/24 23:54:52.51
長文。
2の女叩き見て男を毛嫌いしていた嫁と出会ったのは、女友達と飲み会で合流した時。
終始不機嫌で話し掛けてもそっけない。
理由も知らないから、なんだこいつと思ったが、一目惚れには勝てず、ツテを回って何度か会えることに。
直感でこいつと結婚したいと思うくらい惹かれてた。





しかし付き合って同棲してからケンカが耐えず、本気で別れたいと思うようになる。
原因は価値観や生きてきた環境の違い
嫁は精神的に脆く、それを怒りでカバーしているのだが、俺が煽る発言でヒートアップ

お互い働いているが(互いに正規)、家事は全て嫁
環境が変わり負担がでかくなった嫁は、ストレスで笑顔が消えた

580:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/25 04:47:03.88
文章もひどいが内容もひどい

581:名無しさん@お腹いっぱい。
12/11/29 19:10:35.06
確かに馴れ初めだな。

582:名無しさん@お腹いっぱい。
12/12/21 01:10:34.25
あげ

583:名無しさん@お腹いっぱい。
12/12/21 08:37:37.60
バイクでスーパーから帰ろうって時、
マフラー着たまま原付で走り出した嫁(当時JK)を追いかけて注意したのが馴れ初めです。
こっちは身長180+ツナギ+スモークシールドのフルフェイス+でかいバイクだったので、
無茶苦茶怖がられて大声で叫ばれ警察沙汰になりましたとさ。

584:名無しさん@お腹いっぱい。
12/12/21 09:32:32.84
>>583
??
マフラーが絡みかけてた?

585:名無しさん@お腹いっぱい。
12/12/21 11:40:19.49
普通に考えて巻き込み注意だろw
巻き込まれたら死んどるわ アホカ

586:名無しさん@お腹いっぱい。
12/12/21 11:45:29.44
今はあるかどうかもわからんが
「バイクにまつわる恋愛話」というスレがあってだな・・・・・・
どうなったかな・・・・・

というわけでバイク仲間として。続きをkwsk!

587:名無しさん@お腹いっぱい。
12/12/21 12:17:44.87
>>583
> マフラー着たまま原付で走り出し
駄目なの?毎日やっているけど、まだ死んでいない。

588:名無しさん@お腹いっぱい。
12/12/21 12:31:04.03
URLリンク(response.jp)

589:名無しさん@お腹いっぱい。
12/12/21 12:38:43.33
>>588
おぉ、ありがとう。
2mもの長いマフラーとか、特殊な条件下ので事故みたいなので逆に安心した。
「前代未聞の事故で聞いたことも無い」と警察も言っているようだし。
でも、念のために、マフラーの裾をコートの中に必ず入れるようにするよ。

590:名無しさん@お腹いっぱい。
12/12/21 12:43:27.36
なにも後輪に絡まるとは限らない。
横をすり抜けていった車のサイドミラー、標識の柱、信号でとまったトラックの車輪や車体。
死んでないのは幸運だと思ったほうが良いよ。
原付といえどもバイクだからね、何が起こるかわからない。
体から何かひらひらしたものを出して走るなんてバイク乗りには禁忌、というか論外。
ましてマフラーなんてもろ首だもんね。
許されるのは仮面ライダーぐらいじゃないか?w

591:名無しさん@お腹いっぱい。
12/12/21 18:54:53.17
仮面ライダー・・・
久しぶりにツボったw

592:名無しさん@お腹いっぱい。
12/12/26 00:27:03.38
568見て思い出した。
天文部の同期だった俺と嫁、ある日、一緒に普段はやらない満月の観測に誘われた。
秋の虫が鳴く中、風流だねえなんて言いながら俺はクレーターから伸びる光条を眺めていたら、
隣にいた嫁がこう言った。
「あなたと見る月はとても綺麗ですね」
月明かりに照らされた嫁の顔が、普段と違う艶やかな表情をしていて、
雲が月明かりを淡く隠すまで、しばらく眼を逸らせなかったのを
今でもよく覚えている。
当時漱石は知らなかったので、それが告白の言葉とは知らなかったけど、
恋人同士になるのに時間はかからなかった。

593:名無しさん@お腹いっぱい。
12/12/26 01:01:48.90
>>592はネコである。タチではまだ無い。

594:名無しさん@お腹いっぱい。
12/12/26 10:42:14.36
文豪系ドルフィン
またはドルフィン派の文豪(ドルフィン文学)

595:名無しさん@お腹いっぱい。
12/12/26 13:47:00.56
>>591
けしからん!俺は今から望遠鏡を買ってくるぞ!

596:名無しさん@お腹いっぱい。
12/12/26 20:35:04.28
>>595
おせーよ

597:名無しさん@お腹いっぱい。
12/12/27 23:42:05.03
ノゾキはやめとけ!

598:名無しさん@お腹いっぱい。
12/12/30 01:36:24.86
中学の入学式で一目惚れ。
以来、他の異性を遠ざけるように裏工作開始。
異性に避けられるようになったところで優しくして気持ちゲット。
4月の終わり頃にお付き合いを始める。

これをやったのが嫁でターゲットは俺。
嫁の誤算は、俺がちょっと早い厨二病に罹ってて女に見向きもしなかったことらしい。
出会ってから今年で30年。
末っ子の就職も決まったので記念カキコ。

599:名無しさん@お腹いっぱい。
12/12/30 08:47:31.10
>>598
えっと、計算すると御夫婦とも40代前半とお見受けするが、20歳くらい
で結婚したのか?

600:名無しさん@お腹いっぱい。
12/12/30 11:35:08.64
>>598
今43歳。学習塾経営。
大学3回生前期で卒業と就職がほぼ決まったので、21の秋に形だけのプロポーズ。
大学4回生22歳の春に結婚。
23で嫁が双子出産。
25で末っ子出産。
末っ子は来年海上保安大学に入学予定。
 
ぶっちゃけ末っ子の職種は離婚率高いし殉職するリスクもあったり、更にこういうご時勢だけに大反対した。
が、結局は本人の決めたことだからと嫁と二人で泣く泣く承諾。
将来的には巡視船勤務になるのだろう。
確かに立派な仕事でその職に就いている方々には私自身も感謝している。
だが親としては心配でたまらん。

601:名無しさん@お腹いっぱい。
12/12/30 12:07:20.61
>末っ子
海保の友人から聞いた話だが、呉市内の看護学校の生徒と合コンして、
結ばれる例が多いそうだ・・・。

602:名無しさん@お腹いっぱい。
12/12/30 15:36:30.81
なおさらサレ率やら離婚率が上がるだろ

603:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/01 23:09:44.52
>>600
上司が元海保の船長だったけど、危険な任務もあるけどすごく立派な人だよ。
社内では賛否ある人だけど、一本筋の通った人。
私のお父さんみたいだわw
息子さんもそんな人になって欲しいなー。

604:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/02 04:10:33.67
海保の離婚率は、長く家を空けることによる妻の浮気のせいだろ・・・。

605:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/05 21:09:48.25
俺も家を空ける仕事だけど、
帰ってくるときに、嫁以外の家族に「仕事は今日終わり、明日帰る」と嘘ついてデートしてるぜ。
むしろ家空けてるからか夫婦仲は良い。嫁も実家住まい+子供5人じゃ浮気はできんだろな。
俺はいくらでもチャンスあるがするわけないし。

606:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/06 02:51:24.35
いや、昼の間に出会い系で数時間でさくっと・・・なんてよくあるパターンw

607:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/07 02:01:11.93
初めてした会話のスレで気が向いたらこっちでkwskと言われてたので、
正月休みにkwsk書いてみた。んで、ちょっとお邪魔させてくれ

608:607
13/01/07 02:01:47.16
その頃引越した街には、なかなか広くて設備も新しい図書館があって、
そこはタダで静かで空調も快適だったから、当時なんちゃってミステリ
ファンの大学生だった俺は、金が無い時の暇潰しに良く使っていた。

通い始めて三ヶ月くらいの頃だったか、借りた本に栞が挟みっぱなしに
なってるのを見つけた。レース編みの手作りっぽいかわいい栞は、当時
編み物の知識も興味も全く無かった俺ですら解るくらい手が込んでいて、
そのまま放置するにはもったいないクオリティだった。

これはきっと、俺以前に本を借りた誰かが挟んだまま返却してしまった
物だろうと考えた俺は、できればその誰かに返してあげたいんですがと
司書さんにお願いした。その時が彼女との初対面。
愛想よく「お預かりします」と答えた笑顔がいかにも仕事できます的な
余裕たっぷりで頼もしかったから、この人に預ければきっと大丈夫って、
ちゃんと栞は持ち主の手に戻るって、俺は根拠も無くそう思った。

後で聞いてみれば、彼女がその図書館に勤め始めたのは、俺が引越して
くるずっと前だったそうで。だから、当然既に何度か顔も合わせてた筈
なのに、それ以前は存在が全く印象に残ってなかった。
黙ってるとクールな感じだが、話すと実は物腰が柔らかく表情豊かで、
見た目は清潔感のあるメガネの文系タイプっていう、それこそ思い切り
俺の趣味ど真ん中な人だったんだけどね。

609:607
13/01/07 02:02:59.47
さて、忘れ物を預けたこと自体すっかり忘れた一ヵ月後くらい、久々に
行った図書館で彼女に呼び止められた。
「あの栞、ちゃんとお返ししておきました」
「あー、ありがとうございます」
「いえ、こちらこそ、ありがとうございました」
見た目クールだけど実は表情豊かな人だって事には、この時気づいた。

ニコニコ笑ったその時の笑顔は、愛想笑いでも一ヶ月前に話した時の
いかにも仕事できるっぽい頼もしい笑顔でもなくて、何というか子供が
誕生日プレゼントの包みを開く時の嬉しそうな顔というか、貧弱な俺の
語彙ではちっとも表現できない、とにかくすごく可愛い笑顔だった。

取り敢えずきっかけなんてそんなもんで充分だった。
ゲンキンなもので、今までその存在に気づいてすらいなかったくせに、
今度は彼女が気になって気になってしょうがなくなった。

たまに暇つぶしじゃなくて、調べものとかマジメな用事があって図書館
に行った帰り道だとかに、ちゃんと目的は果たせているのになんとなく
物足りなさを感じていたり、あるいはガッカリしてる自分に気づいて、
そういえば今日はあの司書さんいなかったなーって思ったりしてね。

610:607
13/01/07 02:04:16.65
それからまただいたい一ヶ月の間、仲良くなりたい一心で、暇つぶしが
目的だった筈の図書館にわざわざ時間を作っては通い詰めて、それで
何ができる様になったかといえば、仕事の邪魔にならない程度の本当に
ささやかな世間話だけ。それも貸し出しや返却のついでにカウンターで
という、彼女にしてみればそもそも誰が相手でもある程度会話せざるを
得ない状況の時のみ。まだちゃんと名前すら聞けてない。

別にそれまで女の子と付き合った経験が無かったって訳じゃない。でも、
彼女相手だと何故かとんでもなく緊張してしまい、会話が続かなかった。
自己嫌悪で凹んだね、激しく。それでも諦めなかったけどさ。

で、諦めなかった甲斐があって、そんな状態からでも更に二ヶ月くらい
経つ頃には、もう少し彼女のことを知ることができていた。

本好きが高じて司書になるくらいの読書家だけど、特にミステリとSFが
好きで、アガサ・クリスティとP.D.ジェイムズのファンだということ。

彼女が本好きになるきっかけは、子供の頃、両親の仕事の関係で海外に
住んでいた時に読んだ『いさましいちびのトースター』という本で、
これはお気に入りだったのに、日本に帰ってくる時に引越しのドサクサ
に紛れて無くしてしまっていて、それを今でも残念に思っていること。

あとついでに、これが一番重要なポイント、どうやら今付き合っている
相手はいないらしいということ。
もしかしたら俺にもチャンスがあるのかも知れないって、そう思った。

611:607
13/01/07 02:05:23.64
時間をかけてほんの少しずつ。自分でもちょっと笑えるくらい少しずつ
距離を縮めて、世間話と雑談の他に、小説家の名言や作品の台詞を引用
して元ネタを当てるささやかなゲームなんかができる様になる頃には、
初めて話してからもう半年以上経っていた。

貸出しを頼めば同じ作家のお勧めについて、返却に行けばちょっとした
感想や印象的な表現について。それから大学で使う資料の相談をすれば、
「何かお役に立てることがありましょうか?フィールディングさん」
「えーっと、それは『女には向かない職業』ですね」
お勧めや感想はともかく、元ネタ当てゲームなんか出し合ったところで、
引き出しの多い彼女と違って俺の正答率なんか二割位で散々だったけど、
そういうちょっとしたやり取りが楽しくて、嬉しかった。

612:607
13/01/07 02:06:36.69
さて、それからまたしばらく経って十二月。
仕事の合間のちょっとしたお喋り程度だったら彼女も楽しそうに見えた。
だから、冷静に、客観的に考えて、取り敢えず嫌われてるって事は無い
のでは?とは思った。鬱陶しがられてもいない筈。
でもその頃に至っても、まだ仕事中以外彼女と会った事もなかったから、
図書館の外に誘える関係になるために、その日はアイテムを用意した。

『いさましいちびのトースター』
オリジナルの原書で初版。きっと彼女が子供の頃読んだのはこれだろう。
ちょっと良い値段したけれど、これをきっかけにもっと仲良くなれれば、
こんなのは安い買い物だ。そう思った。
「たまたま本屋で見つけて、つい買っちゃったんですよ」
とでも言っておけば、クリスマスシーズンだしそんなに引かれるほど
重いプレゼントではない筈だって逃げ道も作った。
我ながらチキンでヘタレだなと今でも思うけど、何故か彼女が相手だと
一歩踏み出すのが怖く怖くて、どうしようも無かった。

613:607
13/01/07 02:07:31.60
書き溜め分終了。てなわけで続きは少々お待ち下さい

614:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/07 06:52:06.27
待ってます

615:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/07 07:33:31.01
おお、あの栞の!
楽しみにしてるよ

616:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/07 10:22:14.24
wktk

617:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/08 01:01:16.99
これはいい話の予感

618:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/08 18:54:44.07
支援

619:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/08 22:40:54.49
続き待ってるよ

620:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/09 10:05:12.82
俺も待ってるよ

621:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/10 07:16:48.00
ワシも待っているよ

622:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/10 17:30:52.89
オラも待ってっぞ!

623:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/10 18:52:16.71
コーホー

624:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/10 22:49:35.39
お前広報なのか。俺は経理だ。

625:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/11 02:55:32.41
私は生理だけどね

626:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/12 01:04:12.05
待っている間に書いてみる。

嫁とは婚活サイトで知り合う。
当時の嫁は母親依存が強かった。
また、×1でそのときのトラウマが強く残ってた。

色々話していくうちに普通に付き合えるようになる。

とある件で嫁が実家との関係を悪くする。
ここで母親依存からほぼ脱出。

当時から1人暮らしだった自分と同棲が始まる。
(結婚を多少なりとも意識していたため、前のアパートの
契約満了を機に、二人で住めるアパートに引越し済みだった)

お互い30過ぎだったので、子供は早目がいいかもと思い入籍。
翌年、子供が産まれたことがきっかけで嫁実家と仲直り。

最近二人目が産まれて、もう少ししたら一軒家に住みたいよね~と話す。

そのあたりを俺の両親に話したところ、俺が戻ってくると思っていたらしく激怒。
超過干渉な親であるため、近距離別居すらしたくないので絶縁も考えている。
嫁実家もニート義弟と義母の過干渉が目立ってきたので、
本気で絶縁すべきか検討中。

俺たちの戦いはこれからだ!←いまここ

627:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/12 09:28:15.78
本気で逃げるのなら可能な限りのことしたほうがいい。
住民票ロック、根回しは言うに及ばず、親戚一同とも本気で付き合いを控える。
たとえものすごく遠くに引っ越してもそこに押しかけられたら終わり。

628:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/12 18:05:42.81
>>627
離婚届の不受理申出もしておくべきかも

629:607
13/01/14 20:23:47.43
大変お待たせいたしました。
仲間うちではてきとーに喋れてる話なんだが、
文章となると難しいね。恥ずかしくってさ。

630:607
13/01/14 20:25:07.31
その日、雪がちらほら降り始めたりしてる寒い平日の午後は、普段以上
に利用者も少なくて、俺にとっては都合が良かった。
(たまたま見つけたから、つい買っちゃったんです)
(別に深い意味は無いんです)
(確か愛読書だって仰ってたなと思って)
サラッと、あくまでも軽い感じでプレゼントしようと決めて、頭の中で
何度も言葉を反芻してたら、どうやって話しかけるか考えるのを忘れた。
彼女はフロアの奥で書架の整理をしてたから、仕事の手を止めてもらわ
なくちゃいけなかったのに、挨拶くらいしか思いつかなかった。
「こんにちは、今日は寒いですね」
「こんにちは、そろそろ(俺が)来る頃かなと思ってました」
仕事の邪魔をするのが申し訳なくて恐る恐る声をかけたのに、いつもと
変わらず笑ってくれたのが嬉しかった。良く考えたらカウンターの外で
話しかけたこと自体、その日が初めてだったんだよね、確か。

631:607
13/01/14 20:26:18.51
「実は、階段上る足音だけで、あの人が来たって解っちゃうんですよ」
「えーっと、それはコレット。『ジジ』しか知りませんけど」
「はい、正解です」
困らせる様なお願いなんてしたことはなかったから、そもそも彼女の
ネガティブな表情なんか知らないけど、そんなに迷惑そうな感じでも
無かったし、元ネタ当てゲームを振る程度の余裕もあるってことで、
これはチャンスなんだと思った。
「本屋でたまたま見つけて、つい買っちゃったんですよ」
「確か愛読書だって仰ってたなと思って」
「?」
”たまたま見つけてつい買っちゃった”ことを強調するために、敢えて
書店の普通の紙袋で包装してもらったプレゼントの中身を覗き込んで、
みるみるうちに彼女の表情が変わった。
「そう、これですよー、この表紙」「大好きだったんですよねー」
「うん”どこのトースターだって、僕より上手くトーストを作れない”」
「これ、本当にいただいちゃって良いんですか?」
ノスタルジーを刺激されたのか、辛うじて声こそ抑えてたけど、いつも
よりはるかに饒舌な口調になって一人で喋る彼女の様子に、俺の方まで
嬉しくなった。苦労して探した甲斐があったって、そう思った。
「どうぞ、貰っちゃって下さい」
「ありがとうございます」

632:607
13/01/14 20:27:06.07
かなり良い感じの雰囲気だった筈なんで、ここでもう一押しできれば、
話は早かったんだが、彼女に対してはそれができないのが当時の俺。
照れ隠しと空気の入れ替えで彼女に話題を切り替えられ、良い雰囲気は
そこで終わってしまった。
「あ、そうだ。連城三紀彦、いかがでした?」
「えっと?」
「『戻り川心中』、今日までですよね」
完全に忘れてた。本当は借りた本の返却に来た事にするつもりだった。
プレゼントの本は、あくまでもそのついでという事にする筈だった。
「それ(プレゼント)に気を取られて忘れました。明日持って来ます」
「はい、お待ちしてます」
プレゼントが効いたのか、彼女はいつもにも増して笑顔だったけど、
俺の方は久しぶりの自己嫌悪だった。家に帰ってうーうー唸るレベル。

633:607
13/01/14 20:27:45.67
彼女の前では見かけより意外としっかりしてる年下でいたかったから、
それまで返却期限をきちんと守って常に前日迄に返却していたのに、
それが台無しになってしまったと思った。
なにより、わざわざプレゼントを贈るためだけに図書館に行ったのが
ばれてしまっては、意味深になってしまう。

結局、その日は、プレゼントを俺が思ってたよりずっと喜んで貰えたのが
嬉しかったことと自己嫌悪の二つで頭の中が一杯になってしまい、他の
事まで気が回らなかった。

元ネタ当てゲームでのシドニー=ガブリエル・コレットの言葉は、あれが
全文じゃないってこと。その頃の彼女の勤務シフトだと、翌日は休日の筈
だってこと。俺がどんな本を借りていて、返却期限がいつなのか覚えてる
なんて、普通に考えてただ仕事熱心ってだけの話じゃないだろってこと。
そういう色々に気づいてみる余裕なんか、これっぽっちも無かった。

634:607
13/01/14 20:28:40.65
てなわけで、良い話かどうかは解らないけど、
もうちょっとだけ続けさせてください

635:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/14 20:44:39.47
いいよいいよー
キュンキュンしながら見てるわw

636:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/14 22:26:10.57
>>635

おまえはUFOかよ

637:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/15 15:02:49.46
おお!607さん来てたのか!
続きまってまーす。

638:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/15 22:35:02.44
607さん,のんびり書いていってね。楽しみー

639:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/26 20:40:43.22
数年前海に釣りをしに海公園に行っていたら
冬の深夜だと言うのに手すりのそばに女の子がいた。
それだけだったら特に何にも思わないんだけど
格好が珍しかった。
彼女白い和服着てて暗い海をじっと見つめてたんだ。
怖いなー、もしかして幽霊?って思っていたけど
そばになぜか自転車があった。
何となくほっとして幽霊だったら自転車なんか
乗らんだろうって事で思い切って声かけた。

それが今の嫁。

640:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/26 20:52:26.58
>>639
何でそんなそんな所にそんな格好でいたのか、すごい気になる。
和服で自転車はもっと気になる。
結局、理由は何だったの?

641:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/27 22:59:42.05
さすがに待たせすぎだろ・・・
そろそろ限界がきそう

642:607
13/01/28 02:01:33.13
遅くなってゴメンです。
嫁さんと代わる代わるインフルエンザ罹って寝込んでた。
インフルをナメちゃいけないね

643:607
13/01/28 02:02:30.00
夜中まで降り続いて、朝になっても道路にしっかり残った前日の雪は、
今考えればそんなに大した量じゃなかった筈だけど、俺にとってはそれが
人生で三度目くらいに見た本物の雪。普段だったら家から一歩も出ない。

それでも返しに来ると言ってしまった以上、出かけない訳にも行かない。
仕方なく家を出て、何度か転びながら苦労して歩いてお昼近く、ようやく
辿り着いた図書館のカウンターに、彼女はいなかった。

”お待ちしてます”とは言われたけれど、もちろん言葉通り俺を待ってて
くれるなんて思ってた訳じゃない。司書には色んな仕事があって、彼女も
いつも忙しそうだったから、姿が見えなくても仕方ないと思った。

当時の俺的にはカウンターにいてくれないと話をする口実が無かったし、
雪道歩くもの結構大変だったし、更にその日は前日カッコ悪かったのを
何とかリカバリしたいと思ってたから、ぜひ会って話がしたかったけど、
忙しいなら仕方ない。すごく残念だけど、でも仕方ない。そう思った。

644:607
13/01/28 02:03:35.84
だから、返却の手続きをしてくれた同僚の司書さんに、彼女は休みだって
ことと、なのに朝からずっと閲覧コーナーにいることを、少し呆れ気味の
苦笑混じりに教えてもらったら、思わず、話かける口実を作るのも忘れて
教えられたパーティションに行ってしまった。
こんな寒い日になんでわざわざ来てるんですかって、聞きたかった。
みんなが仕事をしてるから、図書館の本を自分で借りることはあっても、
休日に閲覧コーナーを使ったりはしないって、以前言ってたからね。

でも、俺としては何か意味深なモノを期待していたその質問の答えは、
えらくあっさりしてた。
「昨日、お待ちしてますって言ってしまったので」
読んでた『トムは真夜中の庭で』にいつか見たレースの栞を挟んで、
いつもの営業スマイル。いちいち可愛いんだこれがまた。

それだけですか?って素で聞き返したら、それだけですって返事された。
プレゼントに舞い上がってしまい、翌日の休みをうっかり忘れてたって。
でも、言ってしまったからにはやっぱり待ってないとって思ったって。

645:607
13/01/28 02:04:53.38
いや、でも待ち合わせとかさ、時間とかちゃんと約束してた訳じゃない。
返却期限なんて一日遅れたら二日も三日も同じでしょ?その上寒いし、
雪積もってて歩きづらいし、返しに来なかったらどうするんですか?
あっさり返ってきた答えに納得できず、そう聞いた俺を彼女は笑った。
そういえば、そうですねってさ。
「でも、いつも期限はちゃんと守ってらっしゃる方ですし」
「今日は予定が無いので、一日ここで本読んでても、それはそれで」
その、恥ずかしいのをごまかす笑い方が新鮮で、思わず誘ってしまった。
「この後予定が無いなら、どこか行きませんか?お茶とか」
これ言うのに、初めて会話してからだいたい九ヶ月。
何度も言おうと思っては言えずにいたのに、その日はあっさり誘えた。
聞きたいことがたくさんあった。話したいこともたくさんあった。

646:607
13/01/28 02:05:43.04
そんなこんなで初めて連れ出して、そこで彼女の方は俺をどう思ってたか
とか、そんな話も聞いたんだけど、そのあたりはもうちょい待って
今度は早めでいきます

647:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/28 07:28:44.16
お茶までに九ヶ月って事は、セクロスまでまだ二年くらいかかるな

648:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/28 12:35:50.12
出て来る本がいちいち好みでつらい

649:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/29 15:49:58.87
>>647
大丈夫、子どもができてしまえば時間は待ってくれなくなるから

650:名無しさん@お腹いっぱい。
13/01/29 23:44:44.99
今日は早く寝ようって言われてるんじゃないのか?

651:607
13/02/04 00:08:42.52
>>648
いちいちってことは連城もかい?桔梗の宿とかイイヨネ

さてラスト数レスいきますよ

652:607
13/02/04 00:09:32.42
雪道歩いて靴は濡れてるし、その上転んだからコートのケツなんかも
汚れててカッコ悪かったけど、そんなのは誘っちゃってから気づいた。
歩きながら足許危なくて、何度か手を引いて助けてもらったりして、
その時初めて手を繋いだんだけど、そんなのも後になって気づいた。
初めて二人で外を歩いたのが嬉しくて、俺なんか一杯一杯だった。
相手が彼女じゃなければ、いつもはもう少し上手くやれたんだけどね。

さて、自分で誘ったくせにどこに行くかも考えてなかった俺を近所の
コーヒー店まで連れていって、自分にも話があったと彼女は切り出した。
「誘っていただけて、ちょうど良かったです」
「昨日のあの本、たまたま見つけたっていうの、嘘ですよね?」
貰った時はただ嬉しくて喜んじゃったけど、冷静になったら解ったって。
八十年代に発行された洋書の初版が、探してもいないのにその辺の本屋で
”たまたま見つかる”事も、”つい買っちゃう”値段が付いてる筈もないって。

653:607
13/02/04 00:10:03.53
結局、俺の小細工も演出も最初から何の意味も無かった。
今考えればすごく恥ずかしい話だけど、そう言われるその瞬間まで、
相手が本を扱う職業に就いてるってこと、すっかり忘れてたんだよね。
精一杯準備したけど、俺の嘘なんてそもそも通じる筈が無かったんだ。
だから俺は全部白状した。
あの本の話を聞いた日からずっと、いつかプレゼントしたいと思って
探してたこと。どう渡せば簡単に貰ってくれるか、一生懸命考えたこと。
そればかり考えてたせいで、借りた本の返却期日を忘れたこと。
と、ここまで喋ってしまえばもう隠す意味も無いし、次はどうせこれが
聞かれるだろうと思って全部ぶちまけた。プレゼントしたかった理由。
本に挟まってた栞の持ち主を探してもらったあの日から、会いたくて、
仲良くなりたくて、話をしたくて図書館に通ってたこと。

一通り話し終わって、そこに至るまでだいたい九ヶ月というのが我ながら
ちょっと粘着質な感じがしたので、最後に、”ストーカーみたいで気持ち
悪かったらごめんなさい”って謝ったら、彼女は笑った。
「じゃあ今度は私の話をします」

654:607
13/02/04 00:10:59.97
あの栞を作ったのは自分で、借りた本に挟んだまま返却してしまったもの。
専用の道具を使うレースの編み方を初めて試して、練習のつもりで作った。
だから、無くしてしまっても特に気にしてなかった。
まさか、そんなものをえらく深刻な顔して”すごくきれいで勿体無い”と、
わざわざ律儀に届け出てくる人がいるとは思わなかった。

気になりはじめるきっかけは、それで充分だった。

栞が挟まってた本と同じ作者の作品を続けて借りている事に気づいたから、
一大決心をして、返却のついでにその作者の話をしてみた。
貸出し期限の前日に返却される場合が多いことに気づいたから、同僚に
お願いしてシフトを調整してもらった。
せっかく会えても、年下の、しかも大学生相手にどう接すれば引かれずに
仲良くなれるか全然解らなくて、好きな本の話くらいしかできなかった。
探りを入れる為に、時々元ネタ当てゲームに意味深な言葉を混ぜてみた。
その前の日のコレットも、じつはそういう意味だった。
「なんか、一人でぐるぐるしてしまいまして」

そんな素振りなんかちらっとも見せなかったのに、実は一杯一杯だったと
恥ずかしそうに笑う彼女を顔を見たら、全身から力が抜けた。
一人でぐるぐるしてたのは俺だけじゃなかったんだって解ったら、なんか
安心してちょっと涙出た。

それからずっと一日中好きな本の話をして、次の休日の約束をして、
そのあたりからようやくまともに付き合える様になりましたとさ。

655:607
13/02/04 00:13:39.28
今までに仲間うちで話して間が持った馴れ初め話というと、
だいたいこのくらいまでな感じですな。
当時俺20歳で嫁さん24歳。

可能な限りkwsk書いたけど、遅くなってゴメンです。
読んでくれた人ありがと

656:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/04 00:32:30.50
>>655
ありがとう、とてもいい話だった。
月曜日の憂鬱が乗り切れそうです。

657:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/04 02:42:14.31
>>655
ほっこりした

658:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/04 08:54:27.34
>>655
いい話だった・
素敵な出会いだな~。

659:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/04 09:18:21.78
>>655
すごく良い馴れ初めを聞かせていただきました
理想的な出会いですな

こんな出会いを夢見ている人って男女問わず沢山いると思う

めちゃめちゃ仲良いと思うけど、これからも末永くお幸せに

660:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/04 11:55:45.19
>>655
月曜からいい気分にさせてもらったよ。
ブラボー!

661:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/04 23:22:41.37
607さん、ありがとう!よかった。

662:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/07 22:24:08.83
じーんときたな。ありがとう。

663:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/08 00:00:32.99
うちのブログに載せさせていただきますmm

664:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/09 10:45:28.95
恋のいいところは、階段を上る足音だけであの人だって分かることだわ byコレット

665:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/09 19:56:21.21
なんというロマンチスト
そのフレーズでぴんと来るのは
俺にはムリ
言われたことないけどw

666:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/11 18:01:57.69
螺旋階段昇る靴音で 愛されてると感じた

667:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/11 20:49:12.30
改行というかスペースの空け具合が素人っぽくないな

668:sage
13/02/12 10:48:23.79
>>655
遅レスだけど素敵な話をありがとう。

語り部が、お嫁ちゃんのバージョンもちょっと期待。
お嫁ちゃんも日本語が上手そうだし。

669:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/12 10:49:30.28
う、上げちまった・・・

670:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/14 06:19:13.31
仕事帰りに人気の無い夜道で、数メートル先を歩いてた女がパスケース落とした。
拾って声かけたらすげー勢いで逃げられて、走って追いかけてたら見回り中の警官に捕まった。
事情説明して解放された後、女に謝られてなりゆきで家まで送って道中ちょっと話した。
鞄につけてたチェーンが切れてパスケースが落ちたとわかったので
ポケットに入ってたリボン(直前に食ったプリンの容器についてた物)をあげた。
数日後帰宅途中にその女に声かけられてデートに誘われた。
鞄とパスケースが俺があげたリボンでしっかり結わいつけられていて、可愛い女だと思った。
それで付き合って、2年後に結婚した。
その時のリボンはもう色褪せてボロボロだが、家族のアルバムの最初のページに大事に挟んである。

671:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/14 07:33:10.28
自分の嫁さんを女呼ばわりはちょっとなあ

672:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/14 10:05:21.26
>>671
>>670ではないが、何で「女」がだめなの?
「女の子」や「女の人」と表現しないと駄目ってこと?

673:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/14 10:29:50.43
「女性」でいいんじゃない?

674:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/14 10:39:15.93
この前たまたま入ったサテンに電車男の漫画が置いてあって読みふけってしまった。
事実かどうかはともかく、二人が結婚すればここのスレタイ通りの話になるわけだな。

あれだけじゃなく、みんな一人一人にドラマがあるんだなあ。

675:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/14 11:24:28.92
だめって訳じゃなくて上から目線に見えて文章がちょっと残念に見える

676:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/14 12:21:25.88
>>675
男女入れ替えてもなお上から目線に感じるならよいが、
そうでなく「女」のときだけ上から目線に感じるなら、
それは、あなた自身の中に内在する女性差別意識の発露に見えるよ。

オレは「女」でも全く上から目線に思えない。小説調に感じるだけ。

677:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/14 12:54:13.43
あの時点では別に嫁でもないし、彼女でもなければ恋愛感情もないし、
ましてや痴漢だと思われてるんだから、ネガティブな呼び方してもおかしくないと思うけおどね。
(と言うか、「女」呼ばわりにネガティブな思考を抱くのってスイーツだけだと思うが。)

せっかく良い話だったのに>>671のせいで台無し。

678:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/14 12:59:13.52
セルフあぼ~んしちゃえ

679:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/15 21:04:56.81
671の人気に嫉妬

680:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/22 19:01:31.50
これも馴れ初め?

引っ越した先のお隣さんの嫁
オレ母「だれか家の息子に居ないかしら?」
嫁婆「うちに丁度いい娘が居るわぁ」

681:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/22 19:45:33.95
>>680
これは当然kwsk

682:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/22 22:00:21.38
>>680
それは俗に言うお見合いってやつ?

683:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/22 23:54:13.13
引っ越した先のお隣さんの嫁

NTRかと思ってびっくりした(´・ω・`)

684:名無しさん@お腹いっぱい。
13/02/23 00:20:12.49
680です、簡潔に

嫁実家の土地を買い2世帯住宅を建てる

で680の会話

会わせて見ようってことで4人でお食事(見合い?)

両親どもがノリノリで2カ月後に結納、2か月後に入籍

1年後に子供が産まれましたwとさ

元々嫁家の庭だったところだから結婚しましたって年賀状の住所が変わらないw

685:名無しさん@お腹いっぱい。
13/03/12 20:47:37.26
ダンサーだった嫁が、路上パフォーマンスでマイケル・ジャクソンのスリラーを踊ってるのを見物していた俺。
振り付けの一種だったのだが、俺に向かって至近距離で手を伸ばしてクイクイと手招きのようなことをされた。

学祭で散々スリラーを踊った俺にとって死角なしと勘違いして飛び入り参加した。
あの時の嫁の驚愕の顔は今でも忘れんわwwwなにしてんのこいつみたいな顔だったしwww

そして新卒社会人の俺は、キレッキレのスリラーを踊り、アンコールを受けて連続で2回も踊った。
背広はポーンと路上に投げ捨てネクタイも取り、スリラーを踊りまくった。
ついでにムーンウォークして調子に乗りまくる俺。

スリラーだけ学祭で散々練習したから踊れる。
ガチダンサーのOBに指導してもらったりしたから本当に完璧と言えるレベルだった。
ただし、スリラーのみ。それ以外のダンスは全く踊れない。

終わったあとに一緒に踊っていた嫁のダンサー仲間に取り囲まれ、飛び入りに関して散々怒られた。
その時に嫁が、盛り上げてくれたからという理由で説得してなんとかしてくれた。

感謝しながら学祭の話とかしてたらいつの間にか嫁と意気投合していて飲みに行こうという話になり、あっという間に付き合うようになった。
その時に嫁が25で俺が23だったけど、結婚まで4年半かかったなぁ。
嫁は今はダンス講師、娘もバレエと一緒に習ってる。
俺も最近メタボって来たのでスリラー踊れって言われる日々です。

ぶっちゃけスリラーはガチで踊ると運動量が結構凄い…orz


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