12/08/02 05:30:14.70
つづき、
唇を離すと目を開けた嫁が「信じていいんですか?」
俺「大丈夫だよ」
嫁「いつか結ばれると信じて待ってていいの?」
再度嫁を抱き締めた俺「心配しないできっと幸せにしてみせる」
嫁「本当に?」
俺「愛してるよ」と初めて嫁に言った。
頷く嫁を強く抱き締めた。
その後機嫌が良くなった嫁を見送った。
フェリーに乗ってしばらくすると初老のおっさんに、
「さっき駅でチューしてたろ、おにいさん」とからかわれた。
今でもあの時が嫁への俺の愛情が最高値であったと愚痴られる
フェリー行きのバス乗り場近くの駅ビル?の階段の踊り場での初キスは、
客観的にみると涙と鼻水だらけの顔の嫁と
気持ちに余裕がなく落ち着きのない表情だった俺との
あまりキレイでないラブシーンだったとのか思った。
でも嫁の大のお気に入りの思い出だからいいやw
なかなか船の中では寝付けず、友達に自慢する予定だった
嫁の手作りクッキーを全部食べてしまった。
次の定期電話の最後で、
嫁「言いそびれちゃってごめんなさい」
俺「何?」
深呼吸して嫁「私も俺さんの事を愛してます」ガチャ。
きっと真っ赤な顔してるんだろうなと思いほっこりした。
遅筆のせいでスレ占有して他の人に迷惑かけてるから
これで第一部完にします
翌年の夏のタンデムツーリング編
さらに翌年の秋の初体験編
嫁の上京物語編
同棲時代編
は書き溜めてからいつか投下します