12/08/01 05:48:23.39
つづき
そうこうするうちに年末になる。
俺の方も、好青年を装いながらHなことする気満々だったし、
嫁からも「会いたい電波」を受信した。
実際出していたと証言してくれているので精神異常者じゃないぞw
でも冬の北海道のツーリングなどしたくなくどうすべきか考えた。
そんな時に嫁に会いに行く事が目的の場合は
何もバイクが必要ないことを嫁に教えてもらった。
俺「道凍ってるんだよね」
嫁「ええ寒い日の朝晩は、電車を使えば良いじゃないですか」
盲点だった。
嫁はこの時点でツーリングのついでに逢う立場から
会いに来てもらえる立場に上がったと認識し
なんだ俺さんはいつもはぐらかすけれど、
結局は私の事好きなんじゃない、と思ったという。
で、クリスマスと正月の間に4泊(うち船中2泊)の北海道旅行に行った。
この件は嫁以外には秘密にしようと約束した。
実際嫁は秘密にしてたのだが嫁の母にはばれていた。
結婚後分ったのだが、嫁の母は俺と嫁の事を凄く応援してたらしい。
母は冗談交じりで二十歳で地元の農家に嫁いで苦労した人生を
嫁にはさせたくないと思っていたといってる。
高校を普通科にしたのも、嫁が進学できるよう他の家族を説得したのも
嫁の母だったと後から知った。
話はそれたが、嫁の住んでる隣町の宿をとり、
その駅周辺のお店とか公民館とかをぶらぶらしながら嫁とずっと話した。
逢うまではHなことする気が充分あったのだが、
実際に逢うと逢っているということにだけで気持ちが満足したのと
タクシーを使わなければ行けないラブホテル事情のためやる事はなかった。
第一にキスする機会さえなかった。
再開して直ぐ嫁にはリクエストどおりテレフォンカード10枚をプレゼントした。
こんなに悪いと言って返そうとする手を押し返そうとして握ると、
話の流れと関係なく赤くなった嫁がキスを待っていると思った。
だからずっと狙っていた。
これは苫小牧港で実現することになる。
つづく