12/07/30 21:35:07.13
つづき、
予定ではこの後5日ほど回ってフェリーで帰るはずだったのだが、
偶然にも暴風雨が近付いていたのだった。
それでフェリーが出なくなり後期の開始に間に合わなくなると不味いので
早く切り上げる事にした。
それでなんとなく嫁のいる町経由のコースで帰っていると、
かなり雨脚が強くなったので普段はお寺とか神社を探すのだが、
嫁の家の納屋にでも泊めて貰おうと思い立ち寄ることにした。
また来年と言って別れた奴が3日後の夜九時過ぎに顔を出したのだから
嫁実家一同は驚いたと思う。
だが納屋で良いといっても承知しないので泊めて貰う事にした。
この時、俺は嫁と不自然な位に何度も見つめあってしまったのだが、
一言も話さなかった、
ただ嫁を含め全員がどうやら俺が嫁の事を好きらしいと思ったそうだ。
その夜は何もなく客間に寝て翌朝朝食後好青年の挨拶をして別れた、
不思議な事に嫁は朝食時に顔を出さなかった。
恥ずかしかったと後から教えてくれた。
つづく、