12/03/24 00:04:21.36
55 :名無しさん@お腹いっぱい。:2011/08/22(月) 19:57:35.97
また今日も上の方でどなたかが、うめ氏や巨匠氏とかの人を比較して苦言を呈しておられるが、
そもそもそれは全くの見当違いであって、比較すること自体が間違っている。
なぜならば、うめ氏や巨匠氏の目的は秀逸な作品を書き、読者に称賛されることである。
一方かの人はそんなことはどうでもよく、彼が求めていることはただ一つ。
住人達に理解され、賛同され、そしてこの仮想現実の世界で一緒になって鬼退治をしてもらうことである。
彼の作中の登場人物に共通していることは、汚嫁と間男は狡猾で厚かましく、自分のことしか考えることが出来ない人間。
そして主人公は温厚で、常識的で、ある意味ではどこにでもいるごくごく普通の好人物。
ここらあたりからも色濃く彼の主張が読みとれる。
「こんな普通の自分が、あんな悪いやつらからこんな酷い仕打ちを受けた、みなさん許せませんよね!」
そう、これこそが彼の主張であり、自らの作品の文章としてや、作品としての秀逸性など彼にとってはどうでもいいことである。
だからこそ彼の投稿では、登場人物たちの人間性(個性と言い換えてもいい)は完全に廃除される、結果として。
導入部分や年齢、職業、結婚歴や、子供の有無などに変化があるだけで、基本的にすべて同一の個性で描かれる。
そして人間関係や夫婦関係、経緯や相手に対しての想いなどといった部分は全く描かれないことになる。
描かれることはもっぱら汚嫁と間男が自分にした仕打ち、これを時に託卵であったり、結婚前からの裏切りであったりといった、
些細な部分での違いだけで基本的な温度はすべて同一の所業である。
そして、自分んの悲しい想い、悔しい想いが執拗に描かれる。
自分の口から、そんな奴らは許してはおけない!断固として戦い、叩きのめせとは言わない、それこそが彼が住人達から言って欲しい言葉なのだ。