12/10/23 01:23:22.60 xf9z0dXs
アガシの名前がよく上がるのはですね。
彼がそこそこ強くて人気者だったってのがもちろん大きいんですが。
せめてアガシの名前を出しておかないと
90年代の長いサンプラス時代、他にろくなライバルがいなかったから…なんです^^
アガシだって力量不足だったのですけど、他はもっと足りなかったのだから仕方ないのです。
アガシ、サンプラス(70年、71年生まれ)の上の世代の強豪って
ビランデル(64年)、エドバーグ(66年)、ベッカー(67年)などがいますが
彼らはみんな、レンドル(60年)の時代に食い込んだのです。
ビランデルはOP時代全豪の最年少優勝記録を保持、全仏でも当時最年少優勝記録を作りました。
ベッカーはWBで史上最年少優勝です。
エドバーグもジュニアで史上唯一の年間GSを達成し、全豪で非常に若い段階で優勝しました。
彼らはとにかく早熟でしたからね。
サンプラスやアガシだって強かった彼らを倒したとは厳密には言えないのですよ。
レンドルが一番苦労したのです。上にコナーズ(ボルグ)、横にマック、下にベッカーら3人がいましたから。
ニューボールズ特にロデやヒューはフェデラーと得意コートが被りましたから。
そこが一番悲惨だったところでしょう。速めのサーフェスを好んだのです。
速いコートで勝負すればフェデラーに対抗できる選手はサンプラスくらいなのですから。
ナダルらは遅いコートが得意で好んでますからフェデラーに対抗できている。この違いが意外と大きいのです。