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池田早大教授「iPSとSTAPは、こう違う」
(更新 2014/2/21 07:00)
早くも「ノーベル賞候補」の呼び声が高い小保方晴子さんの新型万能細胞「STAP細胞」。
早稲田大学国際教養学部の池田清彦教授に、
iPS細胞との違いをご指導いただいた。
理化学研究所の30歳の女性研究者がSTAP細胞を作成して大きな話題になっている。
iPS細胞より有望な万能細胞になることが期待されているようだ。
まずSTAP細胞が、なぜiPS細胞より有望かという原理的な話をしたい。
iPS細胞は分化した細胞の中にES細胞(胚性幹細胞)で発現しているいくつかの遺伝子を導入して、
細胞の初期化(分化した細胞を未分化な細胞に戻すこと)を図ったものだ。
それに対しSTAP細胞は分化した細胞を
外的な環境ストレスに曝し、初期化をもたらしたものだ。
遺伝子導入という面倒な手続きを経ずに、ストレスに曝すだけで万能細胞を作れれば、コストの節約になる。
これは実用化にとって大きな利点だ。
iPS細胞は当初は成功確率0.1%程度で、がん化のリスクも高かったようだ。
現在は成功確率も20%に上昇し、がん化のリスクも大幅に改良されていると聞くが、
STAP細胞は作成当初から成功確率は7%、がん化のリスクも低い。
iPS細胞は、正常細胞に遺伝子を導入しているので、遺伝子組成が微妙に変化している。
これに対し、STAP細胞は正常細胞と遺伝子組成は変わらない。
いわば、より自然に近い細胞なのだ。
(以下略)
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