14/02/15 15:13:07.17 XssjQnd90
STAP細胞のことが報道されてから何週間が経ちますが
最近になって他の研究者から「思い通りに再現できない」という声が聞かれるようになりました。
理系院卒で英語で論文も書いた私からすると
再現できない可能性は3つあります。
まず文系の論文を読んだことが無いので文系もそうなのかもしれませんが
理系の論文は「客観的に書くこと」が前提となります。
「私がやったからできました」じゃダメで、「条件が同じなら誰がやっても論文の内容が再現できる」ことにならないと学術的価値はありません。
そのため英語論文は一部を除き、すべて受動態で書きます。
「誰がやった」という部分を消すためですね。
「基板は120度で30分加熱され、その後液体Aを塗布された」
という具合に書きます
今回のSTAP細胞は細胞を酸性の液体につけて、刺激を与えることにより何の細胞であるかの情報がリセットされます。
再現できない可能性として以下が挙げられます
1.酸性の液体、もしくは刺激の条件が具体的に論文に示されていない
これは企業論文がよく使う手法で、具体的な実験数値を明記すると、競合にまねされてしまうので数値を伏せて、高い順に電圧A,B,Cという感じで記号で論文を作成します。
STAPの論文がこの表現方法なら再現できないのも納得できます。
2.研究者も知らないSTAP細胞になる条件Xが隠れている
今回の実験ではA酸性の液体、B刺激がSTAP細胞になる条件とされていますが、実は実験の一連の可能性で行われる別の過程がSTAP細胞になる要因になっている可能性です。
この例えでは可能性が0に近いですが、実験で使う皿が毎回プラスチック製でそれが実はSTAP細胞になる決め手となっており、酸性、刺激は関係ない等です。
発見がコロンブスの卵的なものなので、ありえるかもしれません。
3.論文の捏造
考えたくないですが、論文の内容がすべて嘘という可能性です。
研究者は論文に嘘の情報が含まれていないことを前提にやり取りをしていますので、これは最悪の手段です。
一生研究ができない状態になっても文句は言えません。