14/02/15 21:59:05.81 DztMmkLJ0
狂乱のまま、当時の麻生内閣での総選挙がありました。
自民党議員の街頭演説があれば聴きに行き、自民党本部に党グッズを買いに行きました。
党員として所属したこともありました。
選挙での自民党の敗退は、ネトウヨの人々を団結させる結果になりました。
数年前はマイナーな存在であったネトウヨは、ネット上の「暇な若者層」を中心に、増えていきました。
そうして……増えていくにつれ、私の中に、違和感が目覚めはじめました。
ちょうど仕事を辞めようと決断した頃だった。だから冷静になれたのかもしれません。
「いつかこうなる」「この裏で、○○が動いてるから、こうなるはずだ」という、自称・事情通の人々の予言は「状況が変わった」ため、外れ続けていました。
ちょっとでも中国韓国に関わったら、テンプレの罵倒を繰り返す姿に、ついてけないなあと感じました。
「すべて日本人のせい」「日本を悪く言うことは『愛国無罪』だから悪くない」そう中国や韓国の人々は語り行動するといわれていた。
ネトウヨが集う場で、まったく同じように「すべて中国や韓国のせい」「あいつらを悪くいうのは『愛国心の現れ』だから悪くない」と、繰り返される罵倒と侮蔑。
はじめて鏡に映った自分を観たように、私は驚き、少しずつ、極東板や愛国ブログから、離れていきました。
親しい知人が、まとまった期間、韓国で働いてきたことも、ネトウヨであることから離れ始めるきっかけになりました。
「反日は国内向けであって、実際のビジネスの場では、そんなことを言ってたら商売にならない」
「ただ、歴史がない国だから、どこかで自分を支えるために、偽りでも歴史を作るしかない。その歪みを、日本を憎むところでもちこたえている部分はある」
「海外までニュースとして伝わるのは、極端な事件が多い」
信頼できる相手からの、生の声として聞いた韓国は、複雑なものを抱えながらも、反日一辺倒の国だとは思えなかった。