14/02/15 21:48:38.63 DztMmkLJ0
かつて、私はネトウヨでした。
2005年か、2006年頃でしょうか。
日韓ワールドカップで初めて、「韓国ってそういや隣なんだなあ」と認識した程度の私は、職場の上司から、ある動画を薦められました。
2ちゃんねる発祥で、韓国人や在日がいかに反日であるかを、手作り感あふれる、どぎつい動画にまとめたものでした。
会議上の雑談中、ノーパソでその動画は再生され、私や同僚は「へええ」と思いました。
「反日」を告発するサイトはまだまだ少なく、まとめサイトでなく、2ちゃんねる自体が、面白いコンテンツだった頃です。
同僚のひとりは、まだ新しい耳慣れない言葉だった「嫌韓厨」で、動画をきっかけに、色々と、韓国と日本の関係について、
韓国人がああしたこうしたというエピソードについて、面白おかしく教えてくれました。
韓国に興味もなければ、接点もなかった私は、「面白ネタ」として、それらを受け止め、よくわからないけど怖い人達が身近にひそんでいるものだなあ、と、ぼんやり受け止めました。
私の記憶では「嫌韓」は、当時のネットユーザーお気に入りの遊びのひとつでした。
まだネット自体が「一般にはメジャーじゃないけれど、進んでる俺達には楽しい遊び場」であり
「なかなかメジャーなメディアには取り上げられない、ニッチで最新の、ディープな情報」が溢れる場所だった時代。
韓国についてネガティブに、しかし面白おかしく語ることは、ネット上での流行だったと、私は思っています。