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9日夜、当選確実でバンザイをする舛添氏の選挙事務所には、自公関係者が多数いた。舛添氏の次に
あいさつをしたのが、都議会公明党の中嶋義雄幹事長だった。「都議会と連携を密にして頑張りましょう」
と蜜月ぶりをアピールした。続いて都議会自民党の吉原修幹事長が「知事と都議会がしっかり連携を
組む形がようやく(できて)正常になった」と発言した。石原、猪瀬両氏も選挙で自公の支援を
受けながらも一定の距離を置き、議員団との緊張関係を続けたことへの批判だ。さらに、「自公を
中心とする組織選挙ができた」と選対本部長を務めた元自民党総務会長の深谷隆司氏があけすけに
内幕を語った。舛添氏の選挙活動は両党の丸抱えだった。
象徴的だったのが選挙終盤の2日、東京・銀座での安倍晋三首相と公明党の山口那津男代表の応援演説だ。
選挙カーは公明党が用意した。山口氏は「一番乗り心地のいいものを選んだ」と、舛添氏を全力で
応援していることを強くアピールした。都政に詳しい中央大の佐々木信夫教授(行政学)は「完全に
都議会主導だった。既成政党がこれだけがっちり(候補者と)組んだ選挙は、30年以上なかった」と
指摘した。自公などが推薦し、1979年に初当選した鈴木俊一氏の選挙以来だという。
ここまで世話になれば、都政運営での自公両党の影響力が気になるところだ。舛添氏は当確後、
数合わせについて否定しながらも、「政策を掲げ、自公の都議会、連合東京の賛成も得た。都議会と
きちんと対話をする」と語った。佐々木氏は「舛添氏は自公に配慮し、公共事業と福祉を進めるだろう。
東京五輪・パラリンピックや高齢者、待機児童対策など名目はある。都議会と知事があうんの呼吸なのは
良いが、水面下の話し合いが増えて予算の構造がゆがむようでは困る」と財政構造を無視した
「ばらまき」が起きないようにクギを刺す。
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