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都知事選:舛添氏優勢 細川、宇都宮氏追う 本社世論調査
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9日に投開票される東京都知事選について、
毎日新聞は1、2の両日、都内の有権者を対象に電話による世論調査を実施し、
取材結果も加えて終盤情勢を探った。
前回調査(1月23、24日実施)に続いて元厚生労働相の舛添要一氏(65)が依然優勢で、
元首相の細川護熙(もりひろ)氏(76)と前日本弁護士連合会会長の宇都宮健児氏(67)が追い、
元航空幕僚長の田母神(たもがみ)俊雄氏(65)が続く展開となっている。
ただ、約3割の有権者はまだ投票先を決めておらず、情勢はなお流動的だ。
自民、公明から支援を受ける舛添氏が男女を問わず全世代から幅広く支持を得た。
前回調査で比較的支持が少なかった若年層にも浸透。
自民支持層の6割以上、公明支持層の8割近くを固めた。無党派層でも3割近い支持を集める。
細川氏は勢いは出ておらず、特に女性の支持率が低い。
支援する民主、生活、結いの党の支持層でも投票先に細川氏の名前を挙げたのは4割程度で、無党派層への浸透でも舛添氏に後れを取る。
宇都宮氏も、推薦を受ける共産、社民の支持層の5割前後の支持しか固めておらず、
一部は細川氏や舛添氏に流れている。60代以上の支持は比較的高い。
田母神氏は30?40代の男性の支持が目立つ。
応援する石原慎太郎元都知事が共同代表を務める維新の支持層の2割以上が、投票予定先に挙げた。