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派遣社員実態調査 - 約7割が派遣継続を希望、正社員転換は「条件次第」
日本人材派遣協会はこの度、派遣で働いている人と、過去半年間に派遣で働いていたことがある人3,256人を対象に、就業条件や実際の働き方、
満足度など、派遣社員の実態や本音を明らかにする「派遣社員WEBアンケート調査」を実施し速報結果を発表した。調査期間は2013年10月28日~2014年1月15日。
調査を行った派遣社員たちのプロフィールを聞いたところ、88.8%を女性が占め、年齢では30代が最も多く43.4%にのぼった。
全体の平均年齢は37.7歳だった。派遣で働いている理由のトップ3は「働く時期や期間を自分で選べる」「すぐに仕事に就ける」「勤務地を選べる」だった。
一方、今後のキャリア形成については、約7割が当面は「今の派遣先の派遣社員として働く」となった。
数年後に希望する働き方では「正社員」との回答が48.7%と約半数にのぼった。
派遣先の企業から、正社員又は契約・パート・アルバイトのいずれかで「直接雇用を打診されたことがある」人は計37.2%だった。
半数以上が「条件次第では応じる」と回答し、応じるための条件は「賃金など労働条件が良くなること」 がトップだった。フィードバック
キャリア形成に関して派遣会社に求めることで、最も多かったのは、「労働条件の向上に向けた派遣先との交渉」(52.4%)だった。
「派遣先からの働きぶりに関する評価のフィードバック」(41.7%)、「スキルを向上させるための教育訓練機会の提供」(36.3%)、
「キャリア形成につながる派遣先や派遣の仕事の紹介」(36.2%)など、スキルアップやキャリア形成に関することも上位にあげられた。
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