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アクリフーズ群馬工場(群馬県大泉町)の農薬混入事件で、
同工場契約社員阿部利樹容疑者(49)(同町古氷)の逮捕から一夜明けた26日、
同社は品質管理体制を強化して信頼回復に全力を挙げる方針を示した。
大泉町も地元に貢献してきた工場を財政支援する方向で検討を進めている。
同社は26日、ホームページで、今回の事件について、
「基本動作を怠ったことが最大の原因」と不備を認め、
「食品安全管理を含めた品質保証体制および危機管理体制を再構築してまいります」とする
田辺裕社長のコメントを発表した。
群馬工場ではこの日も、回収した商品の処理手続きに追われ、
従業員が段ボール箱をフォークリフトで運ぶ姿が見られた。
裏付け捜査を進める県警も捜査員を派遣した。
従業員によると、工場内では木下好夫工場長が事件の概要を説明し、
「今まで通りやっていこう」と呼びかけたという。
同社は群馬工場を存続させる方針だが、先行きを懸念する従業員は少なくない。
商品の回収に伴う費用として35億円の特別損失が計上され、経営に大きな打撃を与えているためだ。
このため、大泉町は産業廃棄物として扱われる回収商品の処理費の一部を支援する方向で検討を始めた。
同工場は「住民の雇用や固定資産税収入などの面で町に多大な貢献をしてきた」(町幹部)からだ。
村山俊明町長は取材に
「事件が収束した後は、回収商品の処理や販売促進のPRといった面で
協力できることをしていきたい」と語った。
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