13/12/03 02:03:12.03 lFaY64LsP
>>5
実証ではあまりそうなっていないという話
ポール・クルーグマン: あの賃金を引き上げろ
URLリンク(okemos.hatenablog.com)
経済学の全分野の中で、最低賃金はもっとも調べられた対象の一つなのだ。
そしてアメリカの歴史は、ある州が最低賃金を引き上げるのにほかの州が引き上げないといった多くの「自然実験」を提供している。
いつでもそうだが納得していない人たちはいるものの、こういった自然実験からの証拠は圧倒的に最低賃金引き上げの雇用への悪影響はほとんどない事を示している。
なぜそんな事をあるのか?
これはまだ研究中の対象ではあるが、しかしそれについての全ての説明に共通のテーマがある。
労働者は麦でもなければマンハッタンのアパートメントでもなく人間であって、そして雇用と解雇にかかわる人間関係は単なる商品の市場においてよりも必然的によりずっと複雑だというものだ。
そしてこの人間の複雑さの副産物の一つにより、賃金の最も低い人たちの賃金を幾分引上げても雇用は必ずしも減らないようなのだ。