13/11/28 21:36:37.62 osPKDgYJ0 BE:438845524-PLT(15151) ポイント特典
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番組で「人種差別的な表現」…NHKに賠償命令
日本の台湾統治を検証したNHKの番組で名誉を傷つけられたとして、出演した台湾人ら42人が損害賠償を求めた訴訟の控訴審で、
東京高裁は28日、原告側の請求を退けた1審判決を取り消し、台湾人の80歳代女性に100万円を支払うようNHKに命じる判決を言い渡した。
須藤典明裁判長は「公正な報道に細心の注意を払うべきなのに、人種差別的な表現で女性を傷つけた」と指摘した。
問題となった番組は、2009年4月放送のNHKスペシャル。日本政府が1910年、ロンドンの日英博覧会で台湾の先住民族を
「人間動物園」と称して見せ物にしたとの内容で、女性は見せ物にされた男性の娘として紹介された。
博覧会への参加は民族の誇りと考えていた女性らは、「都合良く編集され、先住民族が侮辱された」と提訴。控訴審で計710万円を請求した。
昨年12月の1審・東京地裁判決は、「番組の編集はNHKの自律的判断に委ねられている」とNHK側の責任を否定したが、
高裁判決は「取材対象者の名誉に関係する内容を放送する時には、対象者の同意を得るべきだ」と指摘。
「『人間動物園』は深刻な人種差別的表現。番組の趣旨を知っていれば女性が取材に応じたとは考えられない」としてNHKの責任を認めた。
NHKの話「判決内容を検討して今後の対応を決める」
URLリンク(www.yomiuri.co.jp)