13/11/13 22:05:48.45 HbvUke070
東京電力福島第一原子力発電所1号機で、強い放射線の影響でこれまで見ることができなかった
格納容器の状況を調べる調査が13日からロボットを使って始まり、格納容器の下部で2か所、
水漏れが見つかりました。
メルトダウンした1号機から3号機の格納容器で具体的な水漏れ箇所とみられる場所が見つかったのは
初めてで、東京電力は汚染水対策を進めるうえで重要な調査結果とみて、さらに詳しく調べることにしています。
福島第一原発のメルトダウンした1号機から3号機では格納容器が破損して原子炉から汚染水が
漏れ出しているとみられ、有効な汚染水対策を取るうえでも、格納容器を水で満たして溶け落ちた燃料を
取り出す廃炉の作業を進めるうえでも、格納容器の具体的な損傷箇所を特定することが大きな課題に
なっています。
しかし、現場は溶け落ちた燃料を冷やした水が汚染水となってたまっているうえ、放射線量が高いため、
これまで詳しい状況を調べることができず、東京電力は1号機の格納容器の下部をロボットを使って
調べる調査を13日から始めました。
その結果、ロボットに搭載されているカメラの映像から、格納容器の下部の2か所で建屋側に水が流れて
いるのが確認されたということです。
東京電力は流れている水の詳しい量は分からないものの、このうち1か所は、水道の蛇口をひねったような
勢いがあると説明していて、この付近に格納容器の損傷箇所があるとみています。
また、付近の放射線量が1時間当たり0.9シーベルトから1.8シーベルトという極めて高い値であることも
分かりました。
メルトダウンした1号機から3号機の格納容器で、具体的な水漏れ箇所とみられる場所が見つかったのは
初めてで、東京電力は汚染水対策を進めるうえで重要な調査結果とみて、14日以降さらに詳しく調べる
ことにしています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)