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あなたの周りに「人が触ったものを触るのが嫌」「何度も手を洗わないと気が済まない」など、潔癖症の人はいませんか?
例えば、こんな症状の自覚がある人は、強迫性障害、あるいはその予備軍かもしれません。
・物が左右対称に並んでないと耐えられない
・4や13という数字を見ると必ず悪いことが起こるような気がしてならない
・何かをしようとすると次々と雑念が浮かんできて動きが止まってしまう
・手がかぶれるまで洗い続ける
・カギをかけたか何度も確認せずにいられない
・集めた物を捨てられない
・行動が完璧に出来ないと最初からやり直す
30歳無職の坂本良助さん(仮名)は、小学生時代の体験が原因で、「不潔恐怖・洗浄強迫」になってしまいました。
5年生の時、同級生の男の子がおもしろ半分に坂本さんの定規を取り上げ、自分のペニスの長さを測ったのです。それ以来、
坂本さんは小学校のことを考えたり、小学校の近くを歩いたり、同級生に会うと自分が汚れた気分になり、その汚れを周囲に
広げてしまう気がして、手を繰り返し洗うようになりました。
その後、症状はエスカレート。小学校に関わるものがたくさんある自分の勉強部屋に入ることができなくなり、母親が小学校
の近くを通るのも許せなくなりました。母親が小学校の方向に行ったとわかったら、玄関で服を脱ぐように命令し、従わないと
家に入れなかったそうです。
そのうち、出かけた方向に関わらず、母親が帰宅すると玄関で服を脱がせるようになった坂本さん。耐えかねた母親が
「いい加減にしなさい!」と服を脱がずに家に入ると、彼女が通った後の玄関や廊下を消毒用アルコールでふき続けます。
もちろん、こんな状態では本人が小学校に行けるはずもなく、家に引きこもるようになった坂本さんは小学校5年以上の
義務教育を受けられませんでした。30歳になった今でも仕事に就けず、日常生活に必要な読み書きや計算も苦手で、
これからどう生きていこうか考えあぐねているといいます。
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