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<降圧剤データ>慈恵医大も操作認める 論文撤回へ
降圧剤バルサルタン(商品名ディオバン)に血圧を下げる以外の効果もあるとした
臨床試験疑惑で、東京慈恵会医大の調査委員会は30日記者会見し、「データが
人為的に操作されており、論文の撤回(取り消し)を決めた」とする中間報告を発表
した。販売元の製薬会社ノバルティスファーマの社員(5月に退職)が統計解析して
いたと認定し、「本人は否定するが、元社員がデータ操作をしたと強く疑われる」と
指摘した。ノ社は、慈恵医大と既にデータ操作が判明した京都府立医大の論文(既に
撤回)を使って大々的に薬を宣伝してきたが、その科学的な根拠は事実上消滅した。
日本の医薬研究史上、類を見ない不祥事となった。橋本和弘・調査委員長は「論文
から元社員の関与が伏せられ、データ操作もされていた。患者や研究者に迷惑を
かけた」と陳謝した。
バルサルタンの臨床試験は、慈恵医大、府立医大、滋賀医大、千葉大、名古屋大の
5大学が実施した。中でも慈恵医大と府立医大の論文は、試験の規模が大きい上、
バルサルタンに種々の効果があると認める内容で、宣伝に使われた。