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高校野球甲子園大会が日本の野球をスポイルしている
全国49代表出揃う中
◆「しごき」や「体罰」がまかり通っている
8月8日に開幕する第95回全国高校野球選手権、通称「夏の甲子園」。
31日に愛工大名電(愛知)と仙台育英(宮城)が、いずれも2年連続となる
甲子園への切符を手にしたことで、全国49代表がすべて出揃った。
しかし、そんな甲子園大会こそが、日本の野球をダメにしている元凶じゃないのか。
甲子園大会は地方予選からトーナメント方式で行われている。負けたら終わりの
一戦必勝なので、ミスは決して許されない。指導者も「おまえは守備はヘタだがパワーが
魅力だから試合で打ちまくれ!」とは言わず、「そんな守備で試合に出られると思ってるのか!」
と、負けないための野球に徹する。甲子園常連校と呼ばれる学校は特にその傾向が強く、
チームプレーを徹底させられ、せっかくの個性を潰される者も多い。いまだに高校野球で体罰や
しごきといった旧態依然としたやり方が黙認されているのも、ミスをした選手を矯正するのに必要
と思われているからだろう。「賢いスポーツ少年を育てる」「少年スポーツ ダメな指導者 バカな親」
などの著者でスポーツジャーナリストの永井洋一氏はこう話す。
「暴力で育った選手は、『怒られるのは嫌だ』『指導者が怖い』という恐怖心が
モチベーションになっている。しかし、最後に重要になるのは本人の強い意志。
恐怖で育った選手はここぞという場面で萎縮しがちになる。そうした指導を受けた選手は
世界の舞台でも活躍できない。例えばラグビー日本代表の監督だった平尾誠二さんは、
『選手を怒らない指導』をした。しかし、これまでそうした経験のない選手は逆に平尾さんの
指導を『怒られないから楽』と感じてしまい、すっかり気が緩んでしまった。野球も甲子園を
終着点と見て指導する監督やコーチがいる限り、世界で通用する選手は出にくい」
(>>2以降に続く)
2013年8月1日の日刊ゲンダイ
URLリンク(v.gendai.net)
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