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東京電力は18日、がれき撤去作業中の福島第1原発3号機の原子炉建屋5階部分から白い湯気のような煙が漂っていると発表した。
原子炉や周辺の放射線量に変化はなく、東電が原因の確認を急いでいる。
東電によると、煙が漂っているのは、がれき撤去作業が行われている原子炉建屋5階(オペレーションフロア)の中央部付近。
直下には原子炉と機器貯蔵プールがあるが、煙の発生元は不明で、煙はうっすらと漂っている状態という。敷地境界のモニタリングポストの値に変化はない。
同日午前8時20分ごろ、協力会社作業員が作業に取りかかる前に、遠隔操作の無人重機に設置された監視カメラの映像で発見した。
東電は「原因は不明。建屋内に雨水などが入り、原子炉の熱で温められて湯気が出ている可能性が考えられる」と説明している。
3号機原子炉建屋は水素爆発によって5階より上が吹き飛んだ状態で、がれき撤去を行っていた。
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