13/07/17 11:45:02.91 A6gma31t0 BE:23897524-PLT(15072) ポイント特典
sssp://img.2ch.net/ico/u_giko_ebi.gif
日本生まれの韓国人であり、国際金融マンとして、シンガポール、香港、欧州を舞台に活動する著者が、
経済、ビジネス、キャリア、そして、身近な生活ネタを縦横無尽につづる。
■ダウンタウンが面白くなくなった?
なぜ突然こういう展開になったかというと、最近、ふとグーグルで“ダウンタウン 面白くなくなった”と
無意識のうちに検索してしまうことが多くなったからだ。実際に、検索するといかにダウンタウンが
面白くなくなったか、松本さんが面白くないかの書き込みで検索エンジンはもはやパンク寸前である。
私が高校のとき、ダウンタウンは関西の男子高校生の神であり、笑いをとれることがかっこいいと
みなされる間違った関西の文化圏では、どのような不良でも尊敬するくらい、ダウンタウンは人気があった。
語弊を恐れずに言えば、昔はタモリも面白く、さんまも面白く、ビートたけしさんも面白かった。ちなみに
ドリフターズの志村さんとかは、私は幼少期、祖母と一緒によく笑っていたが、
物心つくと全然、面白くなくなり、繰り返される「ダッフンダ」には怒りすら感じた。
笑いというのは感覚的なものであるため、味覚や美的感覚などと同様、変化していく。たとえば、昔、
ファンタのグレープが好きだったのに、いずれハイネッケンのドラフトビールを好きになるのと同様。
笑わせなくても興味を引き付けて視聴率を高め、間に流れる広告のスポンサー企業のブランド認知を
高めるのが目的。
今ではYoutubeで面白いネタが何度も再生されるだけに、同じネタやジョークの賞味期限が短くなっている。
笑いを作り込んでいくタイプの芸人には難しい時代と言えよう。
面白くない人が“長らくテレビに映っているから”という認知度の高さと、周囲の人脈という政治力でテレビの
限られた枠を独占し続けている。それが、今のようにテレビが全然面白くなく、レベルが低下し続けている一因だろう。
レギュラー番組を多数抱える“人気タレント”のレベルの低さが、テレビのレベルの低下、およびそれに
影響される視聴者全般のレベルの低下の元凶のひとつだと思われる。
長くなってしまったので残りは次回に続けたいが、お笑い関係者の方で反論おありの際はこちらまでご
教示願いたい。 ムーギー・キム
URLリンク(toyokeizai.net)