13/07/15 01:16:49.66 lU1rw85q0
堀江貴文
私は以前NHKの「日本のこれから」という番組に出演しテーマは「格差社会」だったように記憶している。
その時に仙台市のタクシー運転手が出演していた。子供がたしか3人くらいいて奥さんは専業主婦だったように記憶している。
小泉改革でタクシー業の規制緩和がなされ仙台にタクシーが溢れ、生活が物凄く苦しいということだった。
彼らが幸せに暮らせる社会とは何か。世界を見回してみるとどうなっているかといえば、
タクシー運転手などいわゆる付加価値の低い商売に属する人たち、移民の人たちなどの生活の場は、もっと収入の高い人たちの生活空間と基本的に違いがある。
衣食住ともに全く違うライフスタイルを送っているのだ。しかし、日本は総中流社会を目指していた?ためライフスタイルは皆同じだ。
というか同じでなければいけないという空気で覆いつくされている。
これでは歪がでるのは当たり前だ。子供を3人つくるなら、悪いことは言わないがタクシー運転手で奥さん専業主婦だと先行きは暗い。
もっと稼げる付加価値が高い商売に就業しないといけない。それを自己認識することが大切だ。
グローバル的にみて能力の低い人に高い賃金を与えていたら国際競争に負けてしまう。
ある程度は保護するにしても、低賃金労働はやはり移民に担ってもらうのが一番都合が良い。
自国の給与水準に比べたらべらぼうに高いから単純労働でもきつくても働くモチベーションが沸く。
日本人の若者はきつい単純労働にモチベーションが沸くわけない。時給が多少上がろうが、正社員登用しようが大してかわらないだろう。
でも数十年のうちにそういう発展途上国との賃金格差も小さくなる。すると自動化がすすむ。
どちらにしても仕事は減っていく。やっぱり所得がない人にはある一定の生活保障的給付がないと厳しいという結論に達するわけだ