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米国人を鬱から救っていたラジオの司会者が自殺
精神疾患を抱える人たちの悩みや相談を聞く米国のラジオ番組「幸せを求めて」の司会者が自殺した。
「幸せを求めて」の司会を務めていたジョン・リーチングさんとリン・ローゼンさん夫妻は、
ニューヨークの自宅で遺体で発見された。2人はソファーの上で、ゲルの入った袋を頭に被って死亡していたという。
48歳のジョン・リーチングさんが残したと見られる遺書のようなメモには、
「これ以上、妻が苦しむ姿をみることはできない」と記されていた。
警察はメモの内容から、46歳のリン・ローゼンさんが、重い精神疾患を患っていたとみている。
リン・ローゼンさんは、プロの心理カウンセラーで、ラジオWBAI-FMで、ミュージシャンの
夫ジョン・リーチングさんと一緒に、毎回1時間にわたって、リスナーたちに、
問題を前向きにとらえる方法や、抑うつ状態を克服するためのアドバイスなどをしていた。
2人のアドバイスが、自殺を思いとどまらせたこともあったという。
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