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大阪地方裁判所は1日、ロート製薬に対する強要容疑など3つの容疑で起訴されていた
右派系市民団体「チーム関西」元代表の荒巻靖彦被告（48）に対し、懲役1年6月の実刑判決を言い渡した。
荒巻被告は昨年3月、ロート製薬が韓国人女優キム・テヒをCM起用したことに腹を立て、
右派系市民団体「在日特権を許さない市民の会」（在特会）元京都支部長の西村斉被告（44）らと共謀し、
大阪市内にある同社本社を訪れ、「きっつい右翼紹介したる」「お前ら大概にさらせや」などと発言して
社員を脅迫しながら、竹島の帰属とキム・テヒ起用に関する同社の見解を回答するよう強要した。
荒巻被告は2009年10月頃から昨年5月に当事件で逮捕されるまでの約2年半に渡って
チーム関西のリーダーとしてリベラル・左派勢力や在日韓国・朝鮮人の糾弾活動を主導しており、
2009年12月には朝鮮学校による公園占用に抗議すると主張して学校前で街宣を行ったほか、
2010年4月には徳島県教組の募金詐欺に抗議すると主張して組合事務所内で騒動を起こし、
侮辱罪・威力業務妨害罪・建造物侵入罪などで懲役1年6ヵ月・執行猶予4年の刑を言い渡されていた。
荒巻被告は判決前日に配信したニコニコ生放送で控訴する意思はないことを表明しており、
このまま実刑判決と上記2事件に対する執行猶予の取り消しが確定する可能性が高いと見られる。
生放送には彼を慕うチーム関西のメンバーやネット右翼らが多く訪れ、しばしの別れを惜しんでいた。
判決を受けて在特会の桜井誠会長はTwitterで「志を同じくする友人であり、尊敬すべき運動家を失った」
「出所したらまた在特会で活動したいという彼の言葉を胸に刻み、何時の日か再開できることを信じたい」
と述べ、関西の「行動する保守」界を牽引してきた荒巻の収監を惜しんだ。
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（上：強要事件の犯行当日の様子 中：逮捕時 下：判決前日のニコニコ生放送）
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ロート製薬強要事件 - Wikipedia
URLﾘﾝｸ(ja.wikipedia.org)