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>>1の続き
そして「プチ☆コレ」開催当日、楓彩ちゃんと利江さんは朝5時に起床、地元埼玉の美容室でヘアスタイルを整え、万全の体制でショーに挑んだ。
今回が初出演ながら、楓彩ちゃんは観客に手を振りながら堂々とランウェイを歩き、ショーは終了。
イベント後、利江さんから「いままでで一番よかった」と褒められると、初めて子供らしい屈託のない笑顔を浮かべ抱きついていた。
楓彩ちゃんが、突出した努力をしたと言うわけではなく、「プチ☆コレ」会場には「多いときには衣装代は10万円」と語ったり、
娘のヘアメイクのためプロのスタイリングを美容室で学ぶ母親もいる。読者モデル志望者やその母親が、
ここまで「プチ☆コレ」出演に努力をするのは、同イベントがモデルへの登竜門と言われているからだ。
「プチ☆コレ」に出演した会場の子どもたちに番組がインタビューを行ったところ、その多くが将来の夢として「芸能人」「モデル」「女優」を挙げている。
そんな、「プチ☆コレ」出演者たちが「神」とあがめる、4人の小学生が存在するという。
彼女らは「ニコ☆プチ」4月号から登場したカリスマ読者モデルで、美へのこだわりが尋常ではないことから、同誌によって「美JS」と名付けられている。
番組に出演した「美JS」の丸山蘭花(らな)ちゃん、関りおんちゃん、沖本里緒ちゃん、新川夕海(ゆあ)ちゃんは、
4人とも11歳の小学生ながら、普段からコラーゲン鍋や玄米、フルーツにヨーグルトは欠かさないという。
また月一回のヘッドスパ、顔面マッサージ、レモンパックや産毛そりなど、並の読者モデル以上の努力をしていることが紹介された。
スタジオで一連の映像を見ていたテリー伊藤は「お金が家にない子供もいるでしょう?だから、コーディネイトの金額を8000円とかに
限定してやればいい」と意外にも肯定的な意見を述べている。
Twitterでは「私、美JSに美意識完敗だわ」「美JSとかすげー。妹と同い年に見えない」といった声が挙がっており、
あまりに美意識の高い女子小学生に驚いた視聴者が多かったようだ。モデルになるためには、大人も驚くほどの努力が必要なのだろう。
将来この300人や「美JS」の中から、モデルや女優が誕生するかもしれない。