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日本、隣国との関係は眼中にないのか
ユン・ビョンセ外交部長官が今週予定された日本訪問を取り消した。わが政府の度重なる要請にもかかわらず、
日本の閣僚が靖国神社を相次いで参拝したことに伴う決定だ。
外交部はユン長官の訪日を控え日本閣僚が靖国神社を参拝してはいけないという立場を何回も日本側に伝達したという。
それにもかかわらず、麻生太郎副総理など日本閣僚3人が相次いで靖国を参拝した。こういう雰囲気でユン長官が日本に
行っては生産的な議論が難しいと見て訪日を取り消したというのが外交部側の説明だ。
靖国神社は太平洋戦争A級戦犯14人が合祀されている場所だ。日本政府の閣僚がこうしたところを参拝するのは
過去の日帝侵略で大きな被害にあった韓国や中国など隣国が決して容認出来ないことだ。
こういう事実をよく知っている日本政府の閣僚が靖国を相次いで参拝したのは韓国側の要請などは関係ないという態度だ。
菅義偉官房長官は彼らの参拝が「個人的立場」と言い逃れたが古屋圭司国家公安委員長は「国務委員として参拝した」
とはっきり明らかにした。安倍晋三総理も植木鉢型の神社用供物を'内閣総理大臣'名義で捧げた。
韓国と中国が何と言おうが過去の問題について日本は自分の道を行くという姿勢が見える。
ユン長官の初訪日を控え日本がこのように意地を張った立場を見せたのは韓国新政府との関係改善意志があるのか疑われるほど
大きな問題だ。日本は私たちの新政府スタートを控えた2月、島根県主催「竹島の日」行事に中央政府当局者を初めて送った。
独島や尖閣など領土問題専門担当組織も新設した。また、3月には独島領有権主張を強化した内容の教科書検定結果を発表した。
独島問題から過去の歴史に至るまで日本の”マイウェイ”の歩みが明確になっただけに、わが政府の対応ももう少し冷徹で賢明になるべきだ。
特に韓中日間には北朝鮮問題という緊急な懸案がある。日本の円安政策と各種経済協力方案も論議しなければならない。
”強い日本”を標ぼうする日本政府の一方的歩みのため韓中日3国間の協力にひびが入るならば、
結局、自国にも損害になることを日本は悟らなければならない。
日本、隣国との関係は眼中にないのか(韓国語)
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