13/03/20 19:49:13.52 rfQUoT4s0 BE:2337887096-PLT(12072) ポイント特典
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陰謀論、ネットの普及でサブカルチャーに 情報の「主流」と「亜流」の区別はなくなりつつある
シラキューズ大学の政治学の名誉教授であるマイケル・バーカン氏(Michael Barkun)は
「インターネットの普及で、今まで亜流とみなされていた考え方が、多くの聴衆に伝わるようになりました。
そして、インターネットで伝えられた情報は、他のコミュニケーション手段も交えて拡散していく可能性があります」と述べた。
マニアックな人気を誇るジャンルの文学のように、「陰謀論」は一部のコアなファンによって
支持されている。そして、そのファンは、陰謀論以外の考え方には耳を傾けない。
ユタ大学のゴールドバーグ教授は「マウスをクリックするだけで、陰謀論の世界に入り込む
ことができます。自分の確信している情報だけを取得することが可能なのです。そして、
他の視点の情報をみるようにと助言されることはありません」と指摘する。
同氏は「そして、世界観が固定されるだけでなく、次第に、急進的な発想をするようになって
いきます。一度、世界観を信じると、それに固執します。そして、さらにエスカレートします」と続けた。
専門家は、陰謀論を信じることと神経・精神疾患には関連性がないと指摘する。人口統計にも、
階級にも、民族にも関係がないのである。バーカン教授も「普通の人が陰謀論を信じるのです。
陰謀論を信じる人の突出したデータが私にはわかりません」と述べた。
しかし、陰謀論者にはある共通点が見受けられる。彼らは、自分には隠された真実を見抜く
特別な技術や知識がある、と信じているのである。バーカン氏は、陰謀論者にはエリート意識のある人が多いと指摘する。
バーカン氏は「彼らは『私には真実を見抜く力がある。あなたは洗脳されていて愚かだ。しかし、
私には何が起こっているかわかる』と考えるクセがあります」と述べ、「陰謀論者は、彼らの説に
矛盾する情報があった場合、その情報は人々を欺くために捏造されたものだと考えます。
ですから、陰謀論者が論破されることはありません」と解説した。
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