13/03/19 14:43:11.85 93+yNw2I0
福島第一停電 冷却停止半日超す 配電盤不具合 異常連鎖か 2013年3月19日 夕刊
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
東京電力福島第一原発の使用済み核燃料プールなどで同時多発した停電事故は十九日、
3、4号機に設置された仮設の配電盤で不具合が起き、そこから各所に連鎖的に異常が
広がった可能性が高まった。ただ、発生から半日以上たった現在も詳しい原因は不明の
ままで、冷却装置が復旧するめども立っていない。
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
プールの水温は最も高い4号機でも約三〇・五度で、水温が上がり危険な状態になる
までには四~二十六日の時間的な余裕があるとされている。
東電によると、十九日午前の段階で止まっているのは、1、3、4号機の使用済み核
燃料プールの冷却装置のほか、共用プールの冷却装置や高濃度汚染水からセシウムを除去
する装置の一部、3号機の格納容器内の気体を調べる装置と広範囲に影響が出ている。
各装置がどこから電源を取っているのかを調べたところ、3、4号機と共用プールの装置のほか、
除染装置も同じ配電盤につながっていることが判明。この配電盤のブレーカーが落ち、
1号機の装置がつながっている別系統の配電盤のブレーカーも落ちていることも確認された。
URLリンク(www.tokyo-np.co.jp)
こうした状況から、東電は3、4号機がつながる配電盤で異常が起き、それが1号機が
つながる配電盤にも波及。各装置が異常を検知し、一斉に停止したとみている。
東電は、3、4号機の配電盤が復旧できれば、すべてのプールの冷却を再開できるとみている。
ただ、うまくいかない場合も想定し、電源を付け替えることも検討している。
東電が今回の停電を公表したのは発生から約三時間後。東電の担当者は「停止した機器の
確認を優先した」と釈明した。