13/03/18 03:16:37.13 tqcGelzC0
東谷:あの…あえて申し上げますけど(笑)
安倍さんが第1次政権を放り出した直後に、西部先生の勉強会を開いたときに、私も参加させていただいたのですが、
あの方は何を言っても、そうですね、そうですねと非常に生まれの良い方なんですね。ところが私が一度、
竹中平蔵はテクノクラートだから警戒すべきだと思っていますと言ったら、「そうでしょうか?」とこの時だけ全く違いましたね。
あの人の発言をすべて見ていくとですね、“強い日本”と“新自由的なもの”の繋がりはあると思うんですね。
それから、もう1つ水島さんがおっしゃっていたことで、例えばTPPが完全に固まって日本で批准するかしないかの時に
拒否する役割を安倍さんに担わせるにはいかないと思いますね。
水島:うーん…
東谷:それは当たり前で、安倍さんは推進してしまったのだから、2年後なり3年後に新しい政権に、私は民主党は嫌ですけれども、
しっかりとした人にやってもらいたいですね。今の安倍さんの経済政策は支持しますよ、第1の矢、第2の矢とね。
第3の矢だけおかしいんですが、その人にやはりTPPの批准否決を担わせるべきではないし、出来ないと思いますよ。
本人自身が矛盾してしまうわけですから。
水島:いや、だからね(汗)
私が言いたいのはね、参議院選挙の結果によって政権基盤が造られたら、民主党の野田みたいにしぶとくやれるってことなんです。
過半数とってれば相当な権力持てるんです。それともう1つは、安倍さんはTPPが戦後レジームの脱却に違反していることはよく判ってるはずですよ。
私は、彼が自分の辞職と共にTPPの批准否決をすることを期待しているし、かなりやる可能性はありますよ。
井尻:いやぁ…それは過剰期待だと思いますよ。議論のためには過激に言わざるを得ない。
いくらなんでもね、加入するときの総理が脱退の話をするなんて繋げられないんだから、これは歴史的に責任を背負うしかないんですよ。
ここでもし安倍さんが加入したら、その十字架背負って苦しむしかないんですよ。それくらい言わなければ保守の政治家の筋が通らないじゃないか。
水島:いや、だから、私は安倍さんにその筋を通してもらいたくないわけですから…