13/03/06 16:40:01.28 1RSrl1T+0 BE:1293160853-PLT(12111) ポイント特典
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AMDのFusion APUは優れたGPUコアを有しているが、メモリの帯域が不十分であるためしばしばその性能が制限されてきた。
次世代高性能APUである“Kaveri”では、内蔵されるRadeon HD GPUの性能が秘密兵器―GDDR5対応128-bitメモリコントローラにより引き出されるという。
次世代A series APUとなる“Kaveri”は4-coreまでの“Steamroller”系x86 CPUコアと、Radeon HD 7000径で使われている“Graphics Core Next”GPUを組み合わせたAPUである。
その“Kaveri”であるがメモリコントローラは128-bitインターフェースでDDR3に加えてGDDR5にも対応するものになるという。
GDDR5を用いることができればAll-in-oneやMobileなどでより高い内蔵GPU性能を実現することができる。
Dual-channel DDR3のメモリ帯域はDDR3-1866を使用した場合で29.8GB/sである。昨今のCPUにはこれでも十分であるが、強力なGPUには足りない数字である。
一方、128-bitで850MHz(3400MHz)のGDDR5を接続した場合の帯域は54.4GB/sとなり、DDR3と比較して82%広い帯域を得ることができる。
ハイエンドGPU向けにはこれでも足りないが、$100~130程度の一般的なメインストリーム向けGPUには十分であろう。
しかしGDDR5メモリを使用するには2つほどの課題がある。
1つはGDDR5はPoint-to-point接続であること、もう1つは現在のGDDR5チップの最大容量が2Gb(256MB)であることである。
前者の問題を解決するには“Kaveri”とGDDR5メモリをBGAパッケージにしてマザーボードに半田付けしてしまえばよく、
ノートPCやAll-in-oneではそれほど問題にはならないが、他ではアップグレードパスを奪うことになり。後者の容量に関しては、
GDDR5を使用すると最大容量が4GBとなってしまい、最近のPCには足りない数字である。
これを解決するにはPlayStation4のように32枚のチップを使用するか、あるいは4Gb GDDR5を待つかということになる。
“Kaveri”は2013年末にリリースされる予定である。
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