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セブン―イレブン 坂出、新居浜に工場整備へ
セブン―イレブン・ジャパンは２１日、四国進出にあわせ、香川県坂出市沖の浜と愛媛県新居浜市の２カ所に、弁当や総菜などを製造する専用工場と配送センターを整備
すると発表した。取引先の総菜メーカー２社が四国内のセブン―イレブンで販売するオリジナル商品を製造、各店舗に供給する。着工時期は未定で、１２月の稼働を目指す。
坂出市の工場は、敷地面積約２万２７００平方メートルで、弁当やおにぎり、麺類などを製造。新居浜市の工場は、敷地面積約１万５千平方メートルで、総菜やデザート、
調理パンなどを製造する。工場の規模は現在、検討を進めている。
坂出工場は、セブン―イレブンが土地を取得して建物を整備し、わらべや日洋（東京）の子会社のわらべや関西（大阪）が運営する。投資額は数十億円とみられる。
新居浜工場は、プライムデリカ（神奈川県）が土地、建物を取得、整備し、運営も行う。わらべや日洋とプライムデリカの２社は、既に他地域でセブン―イレブンのオリジナル商品を製造している総菜メーカー。
両工場とも高速道路のインターチェンジ近くに立地。坂出工場は、坂出北インターの北東に位置し、坂出インターへのアクセスもいい。
セブン―イレブンは今春、四国に進出。１２月に工場が稼働するまでの間は、中国、関西地区から商品を配送。２０１９年２月までに四国内で５２０店の出店を目指しており、
出店ペースに合わせ、新たな工場の整備も検討する。
わらべや日洋によると、坂出工場での雇用規模は未定。
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