13/01/06 14:56:13.72 HGZl3pqY0
>>30
日本の現状では、医師免許の海外適用は
イギリス・フランス・シンガポールと日本との間でそれぞれに二国間協定が結ばれて
それぞれにごく少人数であるが
自国で得た医師免許をもとにそのまま相手国内で医療に従事できるようになっている。
それらの国から日本へというのもある、もちろんそれもごく少人数。
結局は医師免許を得た人間の質や能力を多国間で客観的にどう検証し確保するかだから、
それを多国間で合意するのにはかなりの手間がかかるだろう。
たとえば日本の医療の現場では歴史的経緯からドイツ語やラテン語を多用するが
では多国間の枠組みの中で、医療現場で使う言語ひとつ取ってみても
それをどのように統一して、統一した医師免許・医師資格とするかは
相当に難しい。
むしろ、TPPで医療がどうなるかといえば
混合診療の自由化、病院経営の株式会社化など大資本化、といったあたり。
TPPで国民健康保険が民営化されるなどというのはデマ。
そもそも民間では儲けにくい商売になりにくいからこそ、
もとから公営になっているわけで。