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最近はアニメのコンテンツが長寿命化してきており、「ワンクールで嫁が
コロコロ変わる」と言う揶揄とは裏腹に、「リリカルなのは」シリーズ、
「禁書」シリーズ、「咲-saki」シリーズなど数年に渡って愛される作品も
多々出現してますが、その傾向からぽつんと取り残され、いま静かに
終焉を迎えようとしている人気作があります。それが「けいおん!」である。
■とりあえず一区切り
2013年1月15日 秋山澪バースデーをもちましてひと区切りとさせていただきます。
URLリンク(ishop.tbs.co.jp)
TBSではキャラクターのバースデーに合わせたイベントを実施し、好評を博していたが
これを持って「一区切り」ということが告知された瞬間である。
さらに、CD-BOXの発売が告知されるなど「ファンの皆様に最後の感謝」とか
「もう終わり」と言うことを示唆する展開が最近は多くなってきている。ブルーレイBOXが「最後の最後」となるのかもしれない。
■勝ちに不思議の勝ちあり
アニメというのは野球に似ている。なんか不思議な勝ち方をしてしまうことはあるけど、
失敗作には失敗作なりの理由がある。野村克也監督は松浦静山の剣術書『剣談』
から「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という名句を引用し、自らの座右の銘とししている。
不思議の勝ちーーー。まさにこれは3年前のけいおん!が当てはまろう。
09年頃の現状を振り返れば、ヒットの土壌ははぐくまれていた。
地上デジタル放送とブルーレイディスクの普及期にあって圧倒的な映像美を提供し、
さらにニコニコ動画やTwitter、PixivなどのSNSや動画共有サイトの台頭による二次消費の
メジャー化により、さまざまな二次創作が作成されたけいおんはまさに時代の寵児として世に迎え入れられたのだ。
しかし、そう言ってもあまりに売れすぎだったと言わざるを得ない。
まさに、どんなに分析しても心から理解が出来ない「不思議な勝ち方」だった。
URLリンク(d.hatena.ne.jp)