12/12/22 20:11:40.05 gmjAJCOE0
>>362の続き 浅草キッド、水道橋博士のコラム
「ゴー宣」の語り口はますます激化を増し、肥大化した自我の暴走は、誰も止められない。
問題作「戦争論」を経て、もはや、退路を断った「一人真珠湾攻撃」状態なのである。
連載の中で小林に楯突く者、噛み付く者は、ことごとく血祭りにあげられた。
一刀両断である。
そりゃそうだ。
なにしろ「ゴー宣」は「小林よしのりが主人公の物語」なのである。
傲慢に夜郎自大に自画絶賛するのは、この漫画の基本設定である。
ここを指摘して、ことさらに嫌悪するのは
「プロレスは暴力だから嫌い」などとと言っているようなものである。
当然、登場する多くの論客は、小林を際立たせるための雑魚にしか描かれない。
言い換えれば彼は、リングの上で相手と対峙し、四方の観客に闘いを見せつけながら
自らの独善性を見せる千両役者であり、
エンタテインメントを基調にしたプロレスの天才、猪木そのものであろう。